先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

スポーツビジネスから観光産業へ! 注目浴びるトライアスロン

2012-07-21 | 先住民族関連
日経トレンディネット 2012年07月20日
 7月27日から始まるロンドンオリンピックで、日本人初のメダルが期待されているトライアスロン。
 “過酷な競技”というイメージとは裏腹に、最近は一般の人たちの間でも「マラソンの次に来るもの」として人気が高まっており、国内の競技人口や大会数は年々増えている。こうした傾向は日本に限ったものではなく、世界的にも同様だ。
 その頂点に立つのが“トライアスロンの聖地”といわれるハワイ島のコナで毎年10月に開催されるアイアンマンレース(スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195km)だ。2012年は10月13日に開催される予定となっている。
アイアンマン70.3の登場でトライアスロンが一大スポーツビジネスに発展
 多くのトライアスリートが出場を夢見るコナのレースは、今やワールドチャンピオンシップ大会(「IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP」)との位置づけになり、世界20数カ国で開催される“予選”に参加して必要なポイントを稼がないと出場できない。年齢や性別でカテゴリー分けされる一般(エイジ)クラスの選手はともかく、エリートと呼ばれるプロの選手たちは、1レースで優勝しただけでは出場資格が得られないのが実情。
 しかし、競技時間が8時間を超える過酷なレースを転戦して戦うのは、プロといえども至難の業。そこで登場したのが、アイアンマン70.3(ハーフアイアンマン)だ。
 アイアンマン70.3は、通常のアイアンマンの半分の距離で競う。よって選手はレースによる消耗が抑えられる。シリーズポイントも獲得できるので、自分の体調と相談しながら今回はフル、次回はハーフといった参戦が可能になったわけだ。
 また、アイアンマンシリーズの管理を行うWTC(World Triathlon Corporation)では、大会数を増やしてより多くの参加者を集められるようになった。
 今シーズンはアイアンマンが31レース、アイアンマン70.3が60レース、合計91レースが世界各地で行われる予定だ。日本でも6月24日に愛知県常滑市で「IRONMAN70.3セントレア常滑ジャパン」が行われ、その公式ホームページにも「ワールドチャンピオンシップ出場権を手にしよう!」とあり、コナの出場権獲得を目的とした参加者が多いこともうかがえる。同時に、ホームページでは開催地の紹介もされており、アイアンマンレースをきっかけに、街そのものへの関心も高めたいという気概も感じる。
 さらに「アイアンマン」の名がついた大会を開催するための権利料はかなりの高額といわれる。今や「アイアンマンレース」は一大スポーツビジネスになっているのだ。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20120718/1041995/?ST=life&P=1

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自然を糧にした先住民…デルス・ウザーラ(1849?~1908)ロシア沿海地方

2012-07-21 | 先住民族関連
(2012年7月20日 読売新聞)
 ロシア極東・沿海地方の大地を覆い、どこまでも広がるタイガ(針葉樹林)。巨匠・黒沢明監督の映画作品でその名を知られるようになったデルス・ウザーラは、シカやイノシシ、クマなど野生動物の楽園を自在に駆け巡り、大自然の豊かな恵みを糧として生きた先住民の一人だ。
 今から100年あまり前、帝政ロシアの命を受けた若き陸軍士官ウラジーミル・アルセニエフは、辺境の地だった沿海地方の地図作製のため広大な山野を探検した。地図上の空白地帯で一行の進路を案内したのがデルスだった。
 アルセニエフが書き残した記録を、黒沢明監督が1975年、ソ連との合作「デルス・ウザーラ」で映画化した。
 天涯孤独の射撃の名手。風が運ぶかすかなにおいを手がかりに遠くからでも獲物を見つけ、空や雲の色から気象の変化を読み取る研ぎ澄まされた五感。大自然を相手に生き抜くための「おきて」をたどたどしいロシア語で説くデルスに心から信頼を寄せるアルセニエフ。そして悲劇的な結末――。
 作品は米アカデミー賞の外国語映画賞に輝いた。映画でアルセニエフを演じたロシアの名優ユーリー・ソローミンさん(77)に「デルスの世界に触れたいのならぜひ見て来なさい」と勧められ、6月末、撮影地アルセニエフを訪ねた。地名は、陸軍士官の名からつけられたものだ。
 沿海地方の中心都市ウラジオストクからバスに約4時間揺られて着いた小さな町には、今も中心部に共産主義の祖、マルクスとロシア革命の父、レーニンの像が残っていた。デルスとアルセニエフはこの町の近くの森で初めて出会ったとされる。
 スギやカシなどがうっそうと茂る静かな森の中。水辺で10羽近いカルガモ一家が身を寄せていた。シラカバの葉がざわめいた。枝の上で黒い小さな影が素早く動いてどこかへ消えた。リスだろうか。足元には、豊富な野イチゴ。
 撮影時、映画に出てくるアムール・トラを調教した猟師レオニード・ダニレビチさん(74)は「私も森の中でイノシシやクロテンなどをたくさん捕った。昔は町からそう遠くない森に先住民が住んでいたが、今は遠くまで行かないと会えなくなった」と話した。
新婚カップルが誓い
 町を見下ろす高台の公園に行くと、デルスとアルセニエフの石像が立っていた。高さ3メートルほどの像の前でアレクサンドルさん(24)とナタリアさん(24)の新婚カップルが、シャンパンで乾杯を重ねる家族や友人らの祝福を受けていた。
 「デルスは町の誇り。結婚の日にカップルがこの公園を訪れ、誓いを立てるのが町の伝統なんです」とナタリアさん。
 「カピターン(隊長)」。「デルス!」。映画の中のデルスとアルセニエフが互いを呼び合う声が、町を取り囲む森のかなたから響いてくるような気がした。(文と写真 緒方賢一)
デルス・ウザーラ
 ロシア極東の先住民ゴリド(ナナイ)の猟師。1906~07年、アルセニエフの探検に同行。その後、アルセニエフ一家と極東の街ハバロフスクで暮らすが、都市生活が息苦しくなり故郷の森へ帰ることを決意。旅立ちの直後、何者かに殺された。映画の原作の邦訳は平凡社・東洋文庫から出版されている。
http://www.yomiuri.co.jp/otona/trip/earth/20120713-OYT8T00900.htm?from=os4

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蠣崎波響が描いたアイヌ民族の肖像画 「夷酋列像」松前で23日公開

2012-07-21 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 07/20 16:00)
 約220年前、松前藩家老の蠣崎波響(かきざきはきょう)がアイヌ民族の指導者たちを描いた肖像画「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」が23日、収蔵するフランス・ブザンソン市の美術館から松前町に初めて「里帰り」する。25日からは道立函館美術館でも公開されるほか、研究者によるシンポジウムも開催。多くの謎が残る制作背景や海外流出の真相解明に注目が集まる。
 夷酋列像は、1789年(寛政元年)に起きたアイヌ民族最後の武力蜂起「クナシリ・メナシの戦い」で、戦いの収束に協力した長老ら12人を描いた連作肖像画。松前藩ナンバー2の家老で画家でもある波響が、1年以上かけて制作した。
 毛の一本一本まで細密に描かれた異民族の肖像は話題を呼び、当時の天皇も鑑賞したという。原画は少なくとも2組制作されたが、国内に残るのは函館市中央図書館の2枚のみ。全体像は全国に出回る写本でしか知ることができず、「幻の名作」と呼ばれてきた。
 ところが1984年、2組目の原画のうち11枚が意外な場所で発見された。フランス東部・ブザンソン市の美術考古学博物館だ。このニュースは新聞やテレビで盛んに報道され、88年と91年の2回、函館市内のデパートや美術館で公開された。函館での公開はこの時以来、21年ぶりとなる。
 松前城で23日行われる1日限りの特別公開は、天守閣の1階展示室でブザンソンの原画11枚が展示される。入場無料。天守閣前の屋外で行われるオープニングの式典にはブザンソンのジャンルイ・フスレ市長も参加するほか、公開開始に合わせて道アイヌ協会函館支部がアイヌ民族と和人の先祖を慰霊する「カムイノミ」の儀式を行う。
 25日に始まる函館美術館の特別展示では、ブザンソンの11枚に加えて、函館に残る2枚も同時に展示される。同日、市芸術ホールで開かれるシンポジウムでは、ブザンソン美術考古学博物館のエマニュエル・ギゴン館長が講演し、列像の研究者4人が最新の研究成果を報告する。(大城道雄)
 展示やシンポジウムの日程は次の通り。
 ◇23日▽午前9時20分 オープンセレモニー(松前城)▽同10時 カムイノミ(同)▽同10時~午後3時 夷酋列像公開(同)▽午後6時 歓迎祝賀会(函館・五島軒)
 ◇25日▽午前9時30分~午後5時 「夷酋列像」特別展示(道立函館美術館、9月9日まで)▽午後1時30分~午後5時 夷酋列像再発見シンポジウム(函館市芸術ホール)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/389102.html

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アイヌ副読本 混乱招いた定見のなさ(社説)

2012-07-20 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 7月19日) 
財団法人「アイヌ文化振興・研究推進機構」の定見のなさには驚かされた。
自ら発行する小中学校向け副読本の記述が政治家から疑問視されると中身を書き換え、執筆した編集委員から「歴史の改ざんだ」と反発されれば、再び元に戻す。風見鶏のような対応と批判されても仕方ない。
財団はアイヌ文化振興法に基づく全国唯一の指定法人だ。独立の立場を貫かなければ、存在意義を発揮できない。こう肝に銘じるべきだ。
問題の副読本は「アイヌ民族 歴史と現在」と題し、2001年度から毎年、全国に配布してきた。
ところが、昨年来、国会や道議会で一部議員から内容に疑問を呈され、編集委員会に諮らずに内部で書き換えを行っていた。
たとえば「政府は蝦夷地(えぞち)を北海道と改称し、一方的に日本の一部として本格的な統治と開拓に乗り出した」という記述から「一方的に日本の一部として」を削除した。
こうした書き換えは小学生用、中学生用合わせて11カ所にも及ぶ。
さらに、今春は副読本を配らず、書き換え部分を列挙した「修整表」を各校に通知しただけだった。
歴史や文化をまとめるためには深い知識と確かな認識が不可欠だ。アイヌ民族の主立った人たちや歴史の専門家、教師を集めて編集委員会をつくり、時間をかけてまとめあげたのも、そうした理由からだ。
初版からすでに11年、改訂からも4年がたつというのに、いまさら中身を独断で変えるとは、委員会軽視もはなはだしい。反発を踏まえて従来の表現に戻すことにしたのは、当然の措置である。
教育現場は、修整表が届きながら、その直後にそれが撤回されるなど振り回されている。財団の無責任な対応によるのは明らかだ。副読本の配布は2学期になるというが、確実な履行を強く求めたい。
副読本をめぐる混乱はなお、収束していない。
財団が、近く新たな編集委員を選任して全面見直しを行う方針を示したことに対し、現委員が強硬に反発しているからだ。
全面的に見直すには、今の副読本のどこが問題なのか、明確に示さねばならない。なぜ新たな編集委員会をつくる必要があるのか。これについても丁寧な説明が欠かせない。
「アイヌ民族の歴史」を著した東北学院大の榎森進教授は「今の副読本は内容が的確で、分かりやすくできている」と評価している。
副読本を通じて同化や差別の歴史、共生社会の大切さを初めて知る子供も多い。その機会を確実に与えることが財団の本来の役割である。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/388697.html

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北海道キャンプインフェス『TOBIU CAMP 2012』第一弾で後藤 正文、マレウレウ、FREE KICKら10組

2012-07-19 | アイヌ民族関連
リッスンジャパン - (2012/07/18)
2012年9月15日(土)・16日(日)に北海道白老郡白老町字竹浦・飛生アートコミュニティーで開催されるキャンプインフェスティバル『TOBIU CAMP 2012』が出演者第一弾を発表した。
アイヌ民族の重要な聖地のひとつとされる北海道白老町の中、人口50名に満たない飛生(とびう)地区で開催されるミュージック&アートのキャンプインフェスティバル『TOBIU CAMP』。
2007年より『マジカル・キャンプ』と題して札幌市内の手稲ハイランドスキー場山頂でスタートした同イベントだが、2011年に会場を現在の白老町・飛生アートコミュニティーに移しイベントタイトルを『TOBIU CAMP』として新たにスタート。「飛生の立地環境と時空間でしか成し得られない、地元密着型の独創的な創作舞台を作ること」をコンセプトに、この土地でしか成し得ない、音楽とアート、多様な表現がキャスティングされた独創的なCAMPを体験できるイベントとして、地元の人はもちろん県外からも多数の音楽ファン&キャンプスが足を運ぶ人気フェスが“森のCAST”(出演アーティスト)第一弾を発表。
今回アナウンスされたラインナップは以下の通り。
B.I.G. JOE(音楽)/CHUVA CHUVA(音楽)/後藤 正文[ASIAN KUNG-FU GENERATION] (音楽)/FREE KICK(音楽)/MAREWREW(音楽・踊り)/宮内 優里(音楽)/Moskitoo(音楽)/Olololop(音楽)/SUGAI KEN(音楽)/Tremolos(音楽)
また、会場である「飛生アートコミュニティー」は、25年前に廃校になった旧校舎と森を使用したアトリエとして今尚、若い彫刻家達が住みながら創作活動を続けており、イベント当日はTOBIUの美術アーティスト達が主催する『飛生芸術祭』も同時開催されるため、会場内にはアート作品が多数展開される予定だ。
出演者は今後も追加される予定でチケットは7月27日(金)よりTOBIU CAMP web チケット予約&チケット取扱店にて発売がスタート。web 予約及びチケット取扱店については公式HP(www.magicalcamp.com/2012/index.html)をご覧ください。
【イベント情報】
『TOBIU CAMP 2012』(トビウ・キャンプ 2012)
開催日:2012年9月15日(土)~16日(日) オールナイト / キャンプ・イン
開場/開演:9月15日(土)開場12:00 開演13:00~9月16日(日) 閉場 14:00(予定)
会場:飛生アートコミュニティー(北海道白老郡白老町字竹浦)
オフィシャルWEBサイト:(www.magicalcamp.com)
入場チケット:
前売券 2500円(限定枚数) / 当日券3500円
しらおい割前売券 2000円(白老観光協会のみで販売:限定100枚)
(中学生以下 当日無料)*駐車場有り(無料)
チケット発売日:7月27日(金)
※TOBIU CAMP web チケット予約&下記チケット取扱店にて発売開始
[森のCAST]
B.I.G. JOE(音楽)/CHUVA CHUVA(音楽)/後藤 正文[ASIAN KUNG-FU GENERATION] (音楽)/FREE KICK(音楽)/MAREWREW(音楽・踊り)/宮内 優里(音楽)/Moskitoo(音楽)/Olololop(音楽)/SUGAI KEN(音楽)/Tremolos(音楽)/and more…
http://listen.jp/store/musicnews_40051_all.htm

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修整の主要部分、元に アイヌ民族副読本

2012-07-18 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2012年07月17日
■アイヌ民族副読本 編集委で合意
 アイヌ民族の歴史や文化を扱った副読本の「修整」問題は、16日開かれた編集委員会で、発行元の財団法人「アイヌ文化振興・研究推進機構」(札幌市)による修整箇所を再検討した結果、主要部分は修整前の表現に戻すことなどで、編集委と財団側が合意した。財団は、遅れている今年度版を9月上旬をめどに発行し、小中学校に配布する。
 財団が道内外の教育委員会などに通知した修整は小4用6カ所、中2用5カ所。修整では、明治政府が北海道を「(アイヌ民族に)ことわりなく、一方的に日本の一部とした」との表現が削除されたが、復活が決まった。「歴史の改ざん」と編集委員らの反発が強かった。
 この部分を含めて4カ所は元の表現に戻し、7カ所は補足したり表現を改めたりすることになった。
 16日の編集委後、記者会見した財団の西田俊夫・事務局長は、修整の際に編集委を開催せず反発や混乱を招いたことを「おわびする」と謝罪。8月2日に開く臨時理事会で、編集委の結果を報告し、了承を得るとした。
 編集委員長の阿部一司・北海道アイヌ協会副理事長は「基本的に修整を元に戻す形となり、子どもたちの学習する権利も確保できた」と一定の評価をした。
 ただ、来年度版以降の副読本は財団側が新たな編集委員による作成を決めている。阿部氏は「(副読本の内容と編集委員を)変える必要はない。アンケートでも今の副読本は活用しやすいという回答が7割を超えている」と指摘した。次の理事会では、この点も協議される。(泉賢司)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001207170002

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書き換え部分を復活へ アイヌ民族副読本 推進機構が陳謝 

2012-07-18 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 07/17 06:57)
 小中学生向けのアイヌ民族に関する副読本を不当に書き換えられたとして、執筆者側が撤回を求めていた問題で、発行元の財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)は16日、札幌市内で編集委員会を開き、執筆者と協議した。機構側は書き換えについて「十分な検討をせず、認識が甘かった」と陳謝し、執筆者側の要望を受け入れ、元の表現を復活させることを正式に決めた。
 同機構は今年3月、道内の小学4年と中学2年を対象に2008年3月から配布している副読本について、執筆者12人には無断で一部修正するとした通知文書を道内の市町村教委に送付。これに対し、アイヌ民族や研究者ら執筆者側が「修正は和人が先住民のアイヌ民族から北海道を奪った歴史事実をゆがめるもので不当だ」と反論していた。<北海道新聞7月17日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/388076.html

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小沢一郎氏「北海道は頼む」と鈴木宗男氏に選挙協力を求めていた

2012-07-17 | アイヌ民族関連
週刊朝日 7月16日(月)11時47分配信
 小沢陣営と12日に統一会派を組んだのは、内山晃氏(58)が代表を務める「新党きづな」。一方で、小沢新党と微妙な距離感を保っているのが、鈴木宗男氏(64)が率いる新党大地・真民主だ。今後、どう付き合うのか。鈴木代表が語った。
*  *  *
 6月に小沢さんと会って選挙の話をし、「北海道は頼む」と言われました。「俺は俺で束ねる。愛知県の大村秀章知事(52)や名古屋の河村たかし市長(63)とも連携しよう。大阪の橋下市長ともまた相談したいもんだ」と話してましたね。さらに「この選挙区にはこれを出したほうがいいんじゃないか」と具体的な選挙区名を挙げて協力の話があり、「おいおい相談しましょう」と申し上げました。
 連携できるところは連携すればいいけど、統一会派を組む必要はまだない。きづなと違い、うちは7年前に地域政党として誕生し、北方領土問題やアイヌ民族の権利確立などを旗印にしてきましたから。
 7月3日に小沢さんと会談したとき、「まだ新党もできていないし、理念や綱領もない。(いま組むと)国民から野合と言われる」と申し上げたら、「あなたのほうに理がある。何かにつけて相談してやっていこう」と言われました。官邸サイドは、私が小沢さんと統一会派を組むのではと思っていたようですが、「新党大地は独自路線でやって参ります」と伝えてあります。
 提出しても通らない内閣不信任案はただの嫌がらせだし、通って選挙になっても自民・公明は勝てない。「自分たちの身も削らずによく増税に賛成したね」と必ず言われる。国民は甘くありません。野田首相は、衆議院の任期満了まで解散を引っ張ると思いますよ。
※週刊朝日 2012年7月27日号
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120716-00000001-sasahi-pol

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アイヌ文化体験:小5と小6対象、参加者募集 来月7日から阿寒湖畔 /北海道

2012-07-17 | アイヌ民族関連
毎日新聞 7月15日(日)11時58分配信
 小学5、6年生を対象にしたアイヌ文化体験ツアーが8月7日から2泊3日の日程で、釧路市の阿寒湖畔で行われる。参加者を募集している。
 ツアーはJR札幌駅北口を7日午前9時に出発し、バスで移動。4月末にオープンしたアイヌシアター「イコロ」でのアイヌ神話の人形劇「ふんだりけったりクマ神さま」鑑賞のほか、アイヌ古式舞踊や食事体験もする。このほか樹齢800年といわれる阿寒湖周辺の森の探索や阿寒湖遊覧船に乗船してマリモ見物もする。札幌大のアイヌ奨学生、ウレシパクラブの学生がツアーに同行する。
 参加費はホテル代や交通費など込みで1万8000円で、募集人員は36人。締め切りは今月20日。申し込み・問い合わせは日本旅行札幌支店(011・208・0170)。【千々部一好】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120715-00000060-mailo-hok

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韓国も日本に次ぎ、調査捕鯨の開始表明 水域は日本海?、新たな火種に

2012-07-17 | 先住民族関連
J-CASTニュース 2012/7/15 10:06
国際捕鯨委員会(IWC)の年次会合が2012年7月2~6日、パナマで開かれ、日本は日本沿岸のミンククジラの捕獲枠設定を求めたが、今回も反捕鯨国の反対で見送りとなった。
今年は米国、ロシア、グリーンランド、セントビンセント・グレナディーンの先住民に認められた「先住民生存捕鯨」と呼ばれる捕鯨枠が5年に一度の更新を迎え、増枠を求めたグリーンランドを除く3カ国の延長が決まった。捕鯨国と反捕鯨国の対立が続く同会合は、次回から隔年開催となることも決まった。
小型の鯨類は管理対象外で捕鯨を認めている
IWCは世界で83種ある鯨類のうち、絶滅が懸念されるシロナガスクジラなど13種の大型鯨類で商業捕鯨を禁止しているが、小型の鯨類は管理対象外で捕鯨を認めている。IWCは例外として、米国アラスカのイヌイットなどの先住民族が伝統的に行っている小規模な捕鯨(先住民生存捕鯨)に限り、大型鯨類の捕獲を認めている。
日本は北海道・網走、宮城県・鮎川、千葉県・和田、和歌山県・太地で、IWC管理外の小型のクジラを捕獲。これは「沿岸小型捕鯨」と呼ばれている。商業捕鯨の再開を目指す日本は「我が国の地域に根ざした沿岸小型捕鯨は先住民生存捕鯨と同様の性格だ」(水産庁)と主張。かつて捕獲していた大型のミンククジラの捕獲枠を求めていた。
一方、韓国は2013年以降、自国の水域で調査捕鯨を開始する計画があると、今回のIWC年次会合で表明した。1982年に商業捕鯨が禁止となった後、日本は国際捕鯨取締条約に基づき、資源調査を目的とする調査捕鯨を行っている。韓国の調査捕鯨が実現すると、日本に次いで2カ国目となる。
(続く)
http://www.j-cast.com/2012/07/15139125.html

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土曜講座:「3・11以後に見えてきたもの」 和歌山大・内田准教授、原発による地域汚染指摘 /和歌山

2012-07-14 | 先住民族関連
毎日新聞 2012年07月13日 地方版
 ◇「原子力利用問い直して」
 災害をテーマとした第4回土曜講座「3・11以後に見えてきたもの/隠されていくもの」が、和歌山大学松下会館(和歌山市西高松1)で開かれた。教育学部の内田みどり准教授が講師を務め、高校生や近くの住民ら約80人が熱心に耳を傾けた。
 内田准教授は「交付金を出して貧しい地域に産業をもたらし、住民に安全と信じ込ませる原発の地域開発には無理がある」と説明。また、ウランの産地はオーストラリアの先住民の土地やアフリカの貧しい国で、放射能により土壌などが汚染されていると指摘した。「事故を起こした日本は、採掘現場の負担にも目を向けるべき」と述べた。
 その後、参加者は数人のグループに分かれ、「なぜ被爆国の日本が、平和利用ならば原子力を使っても良いと認識してきたのか」をテーマに話し合った。「原爆は悪いと小学校の先生に教えられてきた(兵器として使わなければ良いと考えた)からでは」と話した男性に対し、内田准教授は「科学者たちも平和利用なら良いと考えてきた。なぜ分離して考えられたのかを立ち止まって問い直してください」と訴えた。【川畑展之】
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20120713ddlk30040388000c.html

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【白老】新銘菓「米老菓」「福来のゆりかご完成」 22日デビュー

2012-07-14 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 7/13)
 スイーツでまちおこしをテーマに、白老町商工会の有志が開発を進めていた2種類の焼き菓子が完成した。クッキーの間にビターチョコレートを挟んだ「米老菓(まいろうか)」と、焦がしバター風味で外はサクサク、中はもちもち食感が特徴の「福来(ふくろう)のゆりかご」。地元の食材やアイヌ文化を取り入れた独創性が売りで、デビューは今月22日。
 米老菓はパンや菓子の製造・販売を行う「ななかまど」(大町)が開発。白老産鶏卵、道産米粉などをベースにバター、バニラ、塩などで味付けした。見た目はポロト湖をイメージした丸型で、表面に散りばめたアーモンドは湖に浮かぶチプ(アイヌ民族の丸木舟)を表現。ネーミングには「これを食べて〝また白老に参ろうか〟という気分になってほしい」と願いを込めた。価格は4枚入り1箱500円、10枚入り1箱1000円。
 福来のゆりかごは障害者授産施設「フロンティア」(萩野)が開発。アイヌ民族の保存食として伝承されているオオウバユリを町内で収穫し、粉末状にして混ぜたもので、これにより「普通のお菓子より生地のプリプリ感が増した」と言う。卵も自家製の物を使用しており、地産地消にもこだわった。ネーミングにはアイヌ語で「村の守り神」を意味するフクロウと、「食べた人に福が来るように」と二つの意味を持たせている。価格は1個130円、3個入り1箱450円、5個入り1箱700円。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12071301.html

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【白老】アイヌ民族博物館の「ポロトコタンの夜」27日開幕

2012-07-14 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 7/13)
 白老町・アイヌ民族博物館の夜間開館プログラム「ポロトコタンの夜」が27日から始まる。幻想的にライトアップされた湖畔で、伝統舞踊などのアイヌ文化に触れるイベント。今年はビアガーデンも初登場する。
 開催日は27日、28日、8月3日、4日、5日、11日、12日の合計7日間。通常閉館から1時間後の午後6時に再び開館し、かがり火や照明をたいたコタン(集落)を散策してもらったり、学芸員による展示解説ツアー、伝統家屋チセの中でのアイヌ古式舞踊公演などを午後8時すぎまで繰り広げる。
 古式舞踊公演では火を使った祈りの儀式「カムイノミ」や、来館者と踊り手がステージで一緒に盛り上がったりと、日中では体験できないプログラムを企画。ビアガーデンは「ポロトコタンの夜」開催日の正午~午後6時まで営業。ポロト湖が一望できる場所に座席を設け、ビールや地場の海産物、焼き鳥などを振る舞う。3杯1000円のお得なビールチケットも用意した。
 チケットは2種類あり、館内見学と古式舞踊公演がセットの「ポロトプラン」が2000円(中学生以下1000円)、これに町内白老牛レストランでの夕食が付いた「ピリカプラン」が4000円(同3000円)。いずれも未就学児は無料(保護者同伴が条件)。各コンビニエンスストアで販売しており、「ローソン」のチケット販売機Loppi(ロッピー)では事前購入で500円引きとなる。問い合わせは同館 電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12071302.html

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白老・アイヌ民族博物館でイヌイット企画展開催

2012-07-14 | アイヌ民族関連
【苫小牧民報 2012年7月13日(金)朝刊】
 カナダの少数民族・イヌイットによる壁掛けなど約30点を一堂にした企画展が、白老町若草町のアイヌ民族博物館で開かれており、柔らかなフェルト素材に生活や動物、自然との調和などを描いており、デフォルメされた描写は“絵本の世界”を連想させる。9月17日までのロングラン企画。
 温泉誕生100年を記念し、洞爺湖1周(約36キロ)のギネス認定を目指しているマイムマイムは、午後2時半集合、同3時にスタート。参加費300円で、記念品としてフェスタ当日の日帰り入浴が無料になる日本手ぬぐいを進呈する。温泉街のホテル、旅館6施設が対象。
 ステージイベントは、地元の中学生や太鼓グループ4組が出演するほか、子どもに大人気の仮面ライダーショーを2回公演する。昨年始まったビアガーデンは今年も開催決定。1杯目はジョッキ代含め600円で、2杯目以降は400円で販売し、各種屋台が並ぶ。
 このほか、会場で実施するフリーマーケットの出店者を募集している。問い合わせは洞爺湖温泉観光協会(電話0142・75局2446番)へ。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2012/07/13/20120713m_08.html

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モンパチ、紫出演!ピースフルラブ・ロックフェスティバル大盛況

2012-07-13 | 先住民族関連
(サーチナ)2012年7月11日 12:28
 第30回を迎えた沖縄最大級の野外音楽イベント「ピースフルラブ・ロックフェスティバル」が、7月7〜8日の2日間、沖縄市野外ステージで開催された。
 沖縄出身のアーティストを中心に、人気・実力を備えた計21組の出演者が登場。初日の7日はD−51、DIAMANTES、喜納昌吉&チャンプルーズらが観客を沸かせ、“全員男のガールズバンド”美女♂men VLOSSOMの華麗なステージが注目を浴びた。
 2日目の8日は「憂歌団」の木村充揮&内田勘太郎がブルースで酔わせ、JET、THE 冠がヘビーな演奏とボーカルで観客を魅了。また台湾・韓国アーティストも登場し、アジアの風をステージに運んだ。台湾の先住民・阿美(アミ)族のシンガーソングライター・Suming(スミン)は、色鮮やかな民族衣装をまとい、伸びやかな歌声と自然体のパフォーマンスや演奏で、美しい台東の景色を思い起こさせた。韓国のインディーズ・シーンで絶大な人気を誇るパンクバンド・CRYING NUTは、平和へのメッセージを込めた楽曲ほか、パワフルなボーカルと演奏で歓声を浴びた。ゴーヤーや海ぶどうなどの沖縄名産や、「愛してる沖縄!」といった絶叫がメンバーの口から飛び出し、沖縄の大型フェスに参加できた喜びが伝わってきた。
 若い観客の一番の目当てだったと思われる、MONGOL800が姿を見せると、会場はより沸いた。代表曲「あなたに」「小さな恋のうた」を始め、最新曲「Rise&Shine」など約1時間のステージ。モンパチの熱くてパンクなナンバーに指笛と大歓声が巻き起こり、圧倒的な存在感と出演歴10回を超える貫禄を見せつけた。ベースのキヨサクは「2000年から10年連続でこのコンサートに出ましたが、もっと若いバンドが出た方がいいと思い休みました。そして2年ぶりにまた帰ってきた」と、出演復活の理由を説明。ギターのタカシは「紫さんたちの世代があったから、今日があるんだよ」とファンにメッセージを残し、ステージを去った。
 ラストを飾ったのは、1970年代の日本の音楽界に影響を与え、本コンサートの第1回目に出演した沖縄ロックのパイオニア・紫。重みと迫力を奏でる完璧なステージに、会場はヒートアップ。アンコールにも応え、ステージと観客が一体になり大盛り上がり。伝説のバンド・紫に新たな伝説が生まれた。
 今年は開催30周年ということで、各アーティストがそれぞれ祝福のメッセージを述べる場面も。沖縄の夏の祭典として県内外の多くの人々を楽しませてきた、この「ピースフルラブ・ロックフェスティバル」。どんなミュージシャンがステージに立ち、歴史を刻んでいくのか……来年以降も開催が楽しみだ。(取材・文責:饒波貴子)
http://topics.jp.msn.com/entertainment/china/article.aspx?articleid=1188739

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