先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

(一語一会)作家・村山由佳さん アメリカ先住民ナバホ族の男性からの言葉

2016-08-26 | 先住民族関連
朝日新聞 2016年8月25日16時30分
■自由だけは、誰にも明け渡してはいけない
 OLなどを経て、結婚後に家庭に入るが、「社会の接点を失ったように感じて」小説を書き始めた。予備校生と女性医師のピュアな恋愛を描いた「天使の卵」でデビュー。若者の支持を得た。だが「ダブル・ファンタジー」では一変。官能的な性愛を描いて反響を呼んだ。
 「私にとって性は自分を縛る一番のタブー。性を書くのはその鎖を解き、何者かから自由になろうともがいているところがあります」
 1996年夏、小説の取材で米・アリゾナの国定公園にある先住民ナバホ族の居留地を訪れた。レンジャーの初老の男性と夜を明かして話をした時、彼が言った。「自分の持っているものを他人に与えるのは素晴らしいことだが、自由だけは、誰にも明け渡してはいけない」(続きは無料登録)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12528324.html

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コブラ氏の壁画ギネスに=五大陸の先住民の顔描く=五輪で生まれた文化作品

2016-08-26 | 先住民族関連
ニッケイ新聞2016年8月25日

 リオ五輪に伴って企画された文化活動の一つであるボウレヴァルド・オリンピコで、エドゥアルド・コブラ氏が描いた先住民の顔の壁画が、ギネスブックに載る事が決まったと24日付G1サイトが報じた。
 ガンボア地区にあるコブラ氏の壁画が世界最大である事が認定されたのは22日だ。高さ15メートル、幅170メートルの壁には先住民の顔が五つ描かれている。
 五つの顔は各々、パプア・ニューギニア(オセアニア)のフリ族と、エチオピア(アフリカ)のムルシ族、タイ(アジア)のカレン族、欧州のスピ族、米州大陸のタパジョー族を表している。
 コブラ氏は、五輪のシンボルである五つの輪からインスピレーションを受け、五大陸を代表する先住民5部族の顔を描く事で、五輪の精神である平和と民族の一致を表わそうとしたという。コブラ氏達は、アクリルペンキ180缶とスプレー2800缶、7台の昇降機を使い、70日かけてこの壁画を描いた。
 コブラ氏は壁画がギネスブックに載ると知り、「この作品は芸術を用いた戦いの歴史の一部だ。芸術家にとって、ギネス認定は単なる大きさの問題ではなく、各民族間の平和のための最大の絵画としての意味がある」と述べた。
 コブラ氏の壁画があるガンボア地区には、やはりリオ五輪にまつわる芸術作品として作られたインサイド・アウトもある。フランス人のJR氏の手になる企画は、様々な国から来た人々の顔写真を大きく引き伸ばしてビルや道路に貼るというもので、自分の顔がリオの景観の一部となった事を喜ぶ人々の様子はテレビでも報道された。
 リオ市内ではその他にも、コパカバーナにあるホテルの屋上に、ホテルの幅を最大限に使い、走り高跳びの選手がバーを越える様子を模した作品が飾られ、同地区のビルの壁全面に描かれた水泳のプールでは、各コースを泳ぐ選手達の姿を立体感をもって描いた作品が登場。ボタフォゴ海岸には何メートルもの幅のあるバタフライの選手像、ラッパ地区のビルの壁にはアイルトン・セナの画など、スポーツにまつわる作品が登場し、新たな名所を生み出している。
http://www.nikkeyshimbun.jp/2016/160825-22brasil.html

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政府、新経済対策の補正予算案を閣議決定、訪日インフラ拡充へ

2016-08-26 | アイヌ民族関連
トラベルビジョン-2016年8月25日(木)
 政府は8月24日、2日に発表した新たな経済対策の実施に向けた、一般会計総額3兆2869億円に上る2016年度第2次補正予算案を閣議決定した。「21世紀型のインフラ整備」や「一億総活躍社会の実現の加速」、地方への支援、震災からの復興などを柱とするもの。このうち国土交通省の予算は1兆2257億円で、観光関連ではクルーズ船の受入環境整備など「外国人観光客4000万人時代に向けたインフラ整備」に608億円を計上した。政府は今回の補正予算案を秋の臨時国会に提出し、早期成立をめざす考え。
 「外国人観光客4000万人時代に向けたインフラ整備」では、主な政策として「大型クルーズ船の受入環境改善」に165億9500万円を充てる。訪日客の急増に伴う大型クルーズ船の寄港増などに対応するため、港湾の岸壁の改良などを実施する。
 その他の交通インフラ関連では「羽田空港等の機能強化」に101億3900万円を割き、2020年に向けて空港処理能力を拡大。空港などにおける混雑解消に向けた「CIQ施設の拡張」には3億1300万円を、航空大学校の施設整備などのための「操縦士の戦略的確保・育成事業」には3億4600万円を充当する。
 鉄道関連では、訪日客などが安全で快適に移動できるよう、鉄道駅のバリアフリー化や地下鉄の新線建設などに53億円を計上。そのほか、訪日客のバス旅行でフェリーを活用するための実証調査に7800万円を充てる。
 受入環境の整備については、観光案内所や無料WiFi環境の整備など「訪日外国人旅行者受入基盤整備・加速化事業」に155億円、案内板の多言語化など「国営公園等のインバウンド対応」に50億900万円を充当。そのほか河川敷などの水辺空間の整備に21億6800万円を、アイヌ文化の復興に向けて北海道白老町に設けている国立民族共生公園などの整備に8億3400万円を充てる。
 プロモーション関連では、欧米豪や東アジアなどの市場に向けた「地方誘客のための緊急訪日プロモーション」に45億円を割く。旅行博への出展や、関係者の招請などの活動を強化する。
 「外国人観光客4000万人時代に向けたインフラ整備」以外の観光関連予算としては、自動車安全特別会計から2億4800万円を「軽井沢スキーバス事故を踏まえた安全対策」として計上。貸切バス事業者の安全情報管理システムの整備などを進める。また、東日本大震災復興特別会計から8億円を使用して訪日客の東北への送客増をはかる。
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=74050

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書の世界 第2回日本書道院小品展 自由に楽しく

2016-08-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年8月25日 東京夕刊
 第2回日本書道院小品展(28日まで、東京・銀座の鳩居堂画廊3、4階)は、小品による「楽しく書く」ことへの誘いとなっている。
 「日本書道院の書風が、少し真面目過ぎるようにも思えたのです。もう少し、自由で楽しい作品を募るなら小品展をやるのがいい、と考えました」と会長の中村雲龍さんが小品展の狙いを解説する。今年4月の日本書道院展で最高賞を受賞した審査会員、同人と幹部役員、毎日書道展審査会員らが小品に挑んでいる。 「肩の力を抜き力まないで……」と雲龍さんは自ら「一茶忌やまぢめになっちゃあおしめえよ……」<右>=と範を示した。言葉は「真面目だけに凝り固まらなかった一茶なんともいいすきだなあ」と続いている。空色の紙に筆を滑らかに走らせている。
 高橋静豪さん「朝辭白帝彩雲ケン 千里江陵一日還……」(李白)は金色の紙に細線が走る。技巧を凝らした運筆がさえる。
 三宅相舟さん「ありがたし今日の一日もわが命……」(佐佐木信綱)。墨量の変化と文字のとうとうとした流れ。多彩な書線を繰り出している。
 成田寿苑さん「千萬の宝はむなし貴きは……」(九条武子)<左>。大胆な構成力を発揮した。強じんな書線の魅力的なこと。
 小品に取り組む中で紙や表具に工夫を凝らしているのも楽しい。
 一方、第35回記念書究院展(28日まで、札幌市民ギャラリー)は、節目の年に幹部書人が大作に挑んでいる。
 書究文化書芸院は1978年、現院長の山田太虚さんが札幌で創設した。古典のしっかりとした学習により自分の書を作るという目標を掲げている。35回展記念企画として幹部書人7人による大作展を併催している。
 太虚さんは「飛翔」(350センチ×175センチ)<右>。書究院のさらなる発展を祈るかのように、大きな構え。線の流れに大字らしい気が配られている。
 理事長の山田起雲さんは「梟の神の自ら歌った謡」(350センチ×140センチ)<左>。『アイヌ神謡集』の言葉を採り上げている。神話的な世界への正統的なアプローチが光る。迫力のある端正な文字の数々。
 ほか、山内太鶴さん「月山」▽出村太幹さん「孟母断機」▽本間太洲さん「萬物之奥」など、堂々と力の入った大作ならではの悠然とした魅力が放射している。
 太虚さんは「書の大衆化に対応して、やさしい学び方や楽しみ方を訴え掛けていきたい」と話している。【桐山正寿】
http://mainichi.jp/articles/20160825/dde/014/040/030000c

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歌支えに度重なる病克服 旭川・児玉さん 亡き恩師の曲歌いCDに

2016-08-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞08/24 16:00、08/24 21:18 更新

3作目となるCD「銀の滴・金の滴」を発売した児玉たけ子さん
 【旭川】度重なる病を乗り越え、歌手になった旭川市の飲食店経営児玉たけ子さん(67)が今月、CDデビュー5周年を迎えた。「この間、入院せずに活動を続けて来られたのは歌のおかげ」と亡き恩師への感謝を込め、シングル3作目として、恩師が生前に作曲した「銀の滴・金の滴」をリリースした。
 児玉さんは30年前に心筋梗塞で倒れて以来、脳梗塞や子宮筋腫、肺炎と、何度も生死の境をさまよった。生きがいを求め、二十数年前から体調の良いときに市内のカラオケ教室に通い、2012年に徳間ジャパンコミュニケーションズ(東京)からCDを発売。現在も後遺症に苦しみながら、年間30回ほど地元の祭りなどのステージに立っている。
 「銀の滴―」はアイヌ民族の叙事詩ユーカラをアイヌ民族として初めて本格的に日本語に訳した知里幸恵の心情を歌った歌謡曲。優しいメロディーが印象的だ。作曲者はカラオケ教室の講師、境田寛さんで、生徒によく指導していた。
 境田さんは児玉さんのデビュー翌年、69歳で亡くなった。歌を気に入っていた児玉さんは「私が歌わなければ、歌が眠ってしまう」と、境田さんが亡くなる3カ月前に歌わせてほしいと頼み込んだという。
 「レコーディングの際は先生を思い出して涙が止まらなかった」と児玉さん。亡き恩師に力をもらいながら、「歌を通じて、多くの人に癒やしや喜びを与えたい」と話している。CDは味の鈴乃屋(旭川市春光2の9)などで購入できる。(高田かすみ)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0308142.html

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北海道開発予算6000億円超要求 国交省、3年連続

2016-08-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞08/24 05:00、08/24 07:36 更新
 国土交通省は23日、2017年度の北海道開発予算の 概算要求 額を、3年連続で6千億円超とする方針を固めた。16年度当初予算(5417億円)を15%前後上回る見込み。使い道の自由度が高い裁量的経費を1割減らす一方、安倍晋三政権の成長戦略を具体化するための特別枠を活用し、農業の基盤整備や世界水準の観光地づくり、道路整備などの事業で増額を目指す。
 政府は17年度の予算要求について各省に歳出削減の徹底を求めつつ、前年度と同様、日本経済を底上げする政策に予算を重点配分する特別枠「新しい日本のための優先課題推進枠」を設けた。同枠の規模は16年度予算と同じ4兆円。
 国交省は今年3月に 閣議決定 した第8期北海道総合開発計画を踏まえ、道内の食と観光を「世界の市場に対して強みを発揮できる分野」として重視。20年までに訪日外国人客を15年の2倍強となる4千万人にする政府目標の実現に向け、観光資源の情報発信強化や外国人客の受け入れ環境の整備などを盛り込む。
 国が20年に胆振管内白老町に設立するアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」に関しては、慰霊施設の設計や公園部分となる「国立民族共生公園」の整備に向けた敷地造成工事を要求する。農業基盤整備では農地の大区画化やかんがい排水事業などで増額を要求。食や観光などの産業を支える道路や港湾、空港の整備事業も前年度を上回る水準の確保を目指す。
 概算要求の締め切りは8月末。北海道開発予算は1997年度の1兆59億円をピークに減少傾向となり、旧民主党政権下の12年度には4305億円まで下がった。13年度以降は4年連続で前年度を上回っている。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0308086.html


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『ゴールデンカムイ』の狩猟料理を食べてきた! ジビエの名店が再現

2016-08-24 | アイヌ民族関連
KAI-YOU 2016.08.23 20:40
本作は明治末期の北海道を舞台に、元陸軍兵とアイヌ民族の少女が伝説の埋蔵金をめぐって、陸軍第7師団や新選組の生き残りである土方歳三らとの争奪戦を繰り広げる冒険活劇漫画だ。
手に汗握る攻防のほか、アイヌ文化や当時の営みなどが細かく描写され、若年層から大人まで幅広い層から人気を得ている。
来る9月22日、『ゴールデンカムイ』に登場する料理を実際に再現し、完全無料で提供する1日限定のイベント『渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒 supported by 渋谷百軒店ノ小屋』が開催される。
というのも、『ゴールデンカムイ』では、その食事シーンも魅力のひとつなのである。
サバイバルの中で、ウサギやシカといった動物などをアイヌ流に食したりするのだが、食欲をそそる料理の見た目に加え、口にした登場人物たちの多幸感あふれる(ときになんとも言えない)リアクションが見るもの胃を刺激するとして、“異色のグルメ漫画”とも言われているとか…!?
そんな『渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒 supported by 渋谷百軒店ノ小屋』のプレス向け試食会が、8月22日に行われた。
当日は『仮面ライダードライブ』のヒロイン・詩島霧子役や、現在ドラマ『侠飯〜おとこめし〜』のヒロイン・結城春菜役などで人気を博す女優・内田理央も登場。今回は、その模様をお伝えしよう。
取材・文/須賀原みち 編集・吉田雄弥
ジビエの名店が手掛けるウサギ、エゾシカ、クマ料理
渋谷の道玄坂を上ったところにある「渋谷百軒店ノ小屋」に着くと、まず入り口には「ゴールデンカムイ軒」ののれんがかかり、来客を出迎えてくれる。「渋谷百軒店ノ小屋」は、もともとシカやカモ、イノシシやクマといったジビエ料理や国産銘柄牛を提供する名店だ。
内田理央は、『ゴールデンカムイ』でもおなじみの軍服を着て登場。元々アニメや漫画好きだという彼女、原作もしっかり読み込んできたという。イベント司会者に『ゴールデンカムイ』の魅力について聞かれると、「1巻を読んだ時、鳥肌が立つくらい面白かったです! 冒険、グルメ、歴史、ギャグ、サバイバル…って、楽しい要素が全部盛りってところが魅力だと思います!」と語る。
また、今回漫画の中の料理を再現することについては、「普段見たことないお料理が出てきて、それをみんな※1『ヒンナヒンナ』って美味しそうに食べてるので、食べたいなって思ってました。味は想像できないけど、美味しそうな顔をして食べてるので」(内田)。
ちょうど放送中のドラマ『侠飯〜おとこめし〜』に出演中ということもあって、ドラマに登場する料理は毎回自分でつくるというほど料理好きな内田。彼女のコメントと共に、今回提供される料理をご紹介していこう。

ウサギのチタタプのスープ
エゾシカの塩焼き
子持ち昆布の串揚げ
松前漬け
ユクオハウ(鹿肉の鍋)
カエデの氷柱(ツララ)
※1 ヒンナヒンナ:アイヌの言葉で、食事に感謝する言葉
ウサギのチタタプのスープ(第2巻8話)
まず最初は、ウサギのチタタプの汁物。ウサギ肉のつみれとシメジ、にんにく、行者にんにくのスープである。
一緒にコショウも添えられている。そもそもチタタプとは、アイヌの言葉で「我々が刻むもの」という意味で、原作でもリスやウサギを交代しながら叩いて、つみれにしている。
「みんなで叩いてるのも楽しそうだし、こうやって見ると見た目も美味しそうですね!」と早々にテンションが上がる内田。一口食べると「香りはニンニクのいい匂いがして、臭みは感じないです。今まで食べたことがない肉ですけど、めちゃめちゃ美味しいです! あと、コショウを入れると、なんか今風の味になりますね」と、コメントしていた。
実際に食べてみても、キノコの出汁が効いているのか、優しい味付けで非常に食べやすい。ウサギ肉のつみれも少し歯ごたえを感じつつも柔らかく、ついつい箸が進む。食べるとほっこり感がすごいので、原作のようについ「ハフハフ」言ってしまう一品だ。
エゾシカの塩焼き(原作第3巻25話)
次はプレートに並んで、一気に4品が登場。
エゾシカの塩焼きは、エゾシカの部位の中で最も美味とされる背中の肉を贅沢に使った、野性味のある味わいの一品だ。特筆すべきはその分厚さで、あえて一口サイズに切らずに“肉!”という感じを押し出したのだとか。
「クセがなくて、柔らかいです。これが一番食べやすくて、初心者(向け)かもしれない! ちょっと牛肉のステーキとかに近いんですかね」と太鼓判。
箸で持ち上げると、プレートに少し血が垂れているのも新鮮な証拠。分厚いので噛み切るには頑張る必要があるが、柔らかく肉感が口の中いっぱいに広がってくる。原作にもある通り、お酒にも合いそう。
子持ち昆布の串揚げ(原作第5巻42話)
こちらは原作同様、子持ち昆布に片栗粉をまぶし、シャチの脂肪を使った油で揚げた串焼き。シャチの脂肪が料理に使われるというのは、料理長も知らなかったという。
「塩味が効いてて、美味しい! すごいプチプチしてます。こんな子持ちがびっしりついてるのは初めて見ました」(内田)
一口食べると、外はサクサク中はプチプチと、初体験の食感! 自然な塩味なので、何本でもいけちゃいそう。子持ち昆布から溢れるジューシーな汁もたまらない! シャチの油を入手するのは難しいだろうが、お家でもぜひ作ってみたい美味しさである。
松前漬け(原作第6巻56話)
北海道の郷土料理である松前漬けだが、今回は一般的なものでなく、ニシンの卵であるカズノコに、昆布と細切りにしたスルメイカを醤油漬けにしたもの。お肉が多い今回のラインナップの中で、箸休め的な存在になっている。
内田は「たまにお酒を飲むんですけど、(お酒に)超ピッタリですね。大人の人が好きな味だ」と絶賛。
原作では、松前藩と仇敵であった土方歳三も褒めるほどの美味しさ。昆布のとろみと、醤油漬けの濃厚すぎない甘さで、思わずご飯が食べたくなってしまう。ぜいたくを言えば、原作よろしく、たくあんを細かく刻んだお茶漬けがあれば、まさに最高といえる料理だろう。
クマの炙り焼き(『渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒』特別メニュー)
今回の特別メニューとして提供されたクマの炙り焼き。じっくりと炭で炙って、醤油のタレで味付けがされた一品だ。
「怖いものランキング1位がクマ」だという内田も「一番怖いものを食べるってことで、(クマへの恐怖を)克服できそうです! 香りはお肉のいい匂い。すごい弾力で、クマの強さを感じますね。独特の匂いはありますけど、美味しいです!!」とのこと。
シカよりも味や噛み心地にクセはあるものの、食べにくさはほとんど感じることはない。ゴリゴリ、シャクシャクと噛む食感はやみつきになりそう。なかなか食べる機会のないクマの肉は、ぜひ一度チャレンジしてみたいところ。
ユクオハウ(鹿肉の鍋)(原作第4巻30話)
エゾシカのさまざまな部位の肉と、空芯菜、三つ葉、行者ニンニクを煮込んだ鍋料理。アイヌ伝統の料理で、本来はプクサキナ(ニリンソウ)を使うのだが、ニリンソウには毒があることもあるので、今回は空芯菜と三つ葉で代用しているという。味付けは塩で、お好みで味噌を入れて食す。
「味噌」と聞いて、内田は「これ、大丈夫ですか? …お味噌ですか(笑)?」と警戒心を露わに。
というのも、原作において、味噌を食べる習慣のないアイヌ民族の少女・アシリパは、最初、味噌を「オソマ(ウンコ)」と言って敬遠する(その後、「オソマ」と連呼しながらも美味しく食べる)。原作でも印象深い(?)エピソードである。
ちゃんと味噌ということで、安心して口に入れた内田は「(鍋のほうが)シカの香りや独特のクセがスープに染み込んでいて、シカを楽しめる気がします。お味噌を入れるとクセが和らいで、私たちが普段食べてるものに近くなるというか、食べやすくなりますね」と舌鼓を打つ。
煮こまれた鹿肉は弾力がありながらも噛み切ることができ、さっぱりとした味わい。白と赤を調合した味噌を入れると、甘い味わいが広がり、体の芯から温まる感じがする。アシリパのように「オソマおいしい!」と叫んでしまいそう(注:ウンコじゃありません)。
カエデの氷柱(ツララ)(原作第3巻21話)
最後はデザートとして、カエデの樹液が染みだしてできたツララをイメージしたアイス。メープルシロップと水をちょうどいいバランスで凍らせている。手づかみで食べるのだが、一口舐めると…「ヤバイ! ずっと舐めてられる!! 美味しい! これ、最高に美味しいです。お家で作ろうと思います」(内田)。
氷が重なっているような食感で、シャクシャク噛むとメープルシロップのほのかな甘味と氷の冷たさがクセになる味。さっぱりとしていて、夏にぴったりのデザートとなっていた。
以上が、『渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒 supported by 渋谷百軒店ノ小屋』で提供される全料理だ。
最後に、内田は「食べてみると全部美味しくて…現代の人でも美味しいと思えて、お料理で(漫画と)つながれて、嬉しいです!! 『ゴールデンカムイ』のファンの方だったらもちろん絶対楽しめますし、普段から料理が好きな方も、ただジビエ料理に興味がある人も良いきっかけになると思います。みなさんぜひ応募、お願いします!」と締めくくっていた。
普段食べることが少ない、ウサギやシカの肉を楽しめて、『ゴールデンカムイ』の世界にもひたれる『渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒 supported by 渋谷百軒店ノ小屋』の参加は、現在特設サイトにて応募受付中。いずれも本当に美味しい料理ばかりなので、食べてみたい方はぜひ応募してみよう。
一口食べれば、「ヒンナヒンナ」と言ってしまうこと、間違いなしだ!
渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒OPEN!
全品無料&完全予約制1日限りの再現料理店! 渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒OPEN! 70名140名様をご招待!
youngjump.jp
※チタタプのプは小文字表記
※ユクオハウ(鹿肉の鍋)のクは小文字表記
http://kai-you.net/article/32399

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漫画『ゴールデンカムイ』の狩猟料理が再現されたらどれだけウマイのか確かめてきた / 渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒

2016-08-24 | アイヌ民族関連
BIGLOBEニュース-ロケットニュース24 8月23日(火)15時0分
2014年から週刊ヤングジャンプにて連載中の野田サトル先生が描く、明治末期の北海道が舞台の漫画といえば『ゴールデンカムイ』である。「マンガ大賞2016」で大賞を受賞し、いま最も熱い作品の一つと言えるだろう。もちろん筆者もアシリパちゃんの大ファンだ。
本作は骨太な冒険活劇が軸となっているが、ちょいちょい登場する死ぬほどウマそうな狩猟料理も話題になり……とうとう、漫画に登場する料理を実際に提供する店が一日限定で誕生することになったのだ! 今回は一足先に報道陣向けの試食会に参加してきたので報告したい。
・ゴールデンカムイ軒
というわけで、やってきたのは「渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒」。ジビエ料理店である『渋谷百軒店ノ小屋』が “マンガに登場するあの料理は本当に美味しいのか?” をコンセプトに、熊やウサギなどを調達して同作に登場する狩猟料理を、今回特別に再現することになったのだ。
・内田理央さんも参加
また、試食会には漫画の大ファンだという、女優でタレントの内田理央さんも明治時代の軍服姿で参加。軍服もいいけど、内田さんにはアシリパちゃんのようなアイヌ民族の格好をしてもらいたかったな〜。それにしても、天使のような内田さんがヒグマを食べるというギャップが最高すぎる……。
・ファンにはたまらないメニュー
それはさておき、マンガの中の料理は本当にヒンナ(美味しい時にアイヌが食べ物に感謝する言葉)なのか……実際に食べてみよう。
ウサギ肉のつみれを行者ニンニク等で味付けした「ウサギのチタタプの汁物」や、シャチの脂肪を用いた油で揚げた「子持ち昆布の串揚げ」など、ファンにはたまらないメニューの数々。どれもこれも大自然の美味しさがダイレクトに感じられる味で、思わずヒンナヒンナとつぶやいてしまう。
もちろん「ユクオハウ(鹿肉の鍋)」をいただく時には、オソマ(ウ○コ)ではなく味噌を投入。カエデのツララを再現したデザートもひんやり冷たく、漫画の世界観そのまんまといった感じで大満足だ。
・特設サイトにて予約受付中
いかがだっただろうか。今回の「ゴールデンカムイ軒」は完全予約制で、9月22日に一日限定オープンとなる。現在、特設サイトにて9月4日23時59分まで予約を受け付けており、応募者多数となった場合は抽選を行うようなので、気になった方はぜひ早めにチェックしてみてくれよな!
参考リンク:渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒特設サイト
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0823/rct_160823_4223017427.html

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【浪速風】北も南も空に異変(8月23日)

2016-08-24 | アイヌ民族関連
産経ニュース-2016.8.23 13:00更新
 日本列島は逆L字形で、東西、さらに南北にも長い。これほど空模様がくっきり分かれるのは珍しい。西日本はカンカン照りだが、列島の東半分というか北半分を台風9号が駆け抜けた。とくに北海道では直前に11号が、その前に7号が上陸して、わずか1週間ほどで3個の台風に襲われた。
 ▼アイヌ語学者の知里真志保(ちりましほ)さんによると、アイヌは森羅万象を自分たちと同じ生き物と考えていた。古くから伝承されるユーカラ(叙事詩)に出てくる大風が吹きすさぶ場面。「あぐらをかいて座っている草たちの股ぐらに手をかけて持ち上げ、真っ黒な雲になって大空へ上って行った」。風と木や草との死闘である。
 ▼平年の8月の5倍以上の雨が降ったところもある。収穫前の農作物の被害も甚大だろう。一方、大阪では昨日で8月に入ってからの猛暑日が19日になった。今日は二十四節気の処暑(しょしょ)。暑さがやみ、朝夕に冷気が加わる頃とされるが、あくまで暦の上では、である。
http://www.sankei.com/west/news/160823/wst1608230034-n1.html

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北メール 「アシリチェプノミ」への思い=平田剛士さん(フリーランス記者) /北海道

2016-08-24 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年8月23日 地方版
 第35回アシリチェプノミの案内状をいただいた。
 毎年1度、札幌・豊平川の河川敷で開かれる「新しいサケを迎える儀式」。サケ遡上(そじょう)期の始まりを祝う先住民族アイヌの伝統行事である。
 サケはかつて主要食材として、また対外的な交易商品として、アイヌの最も重要な自然資源だった。
 しかし今から約140年前、明治政府の統治下で植民地(=北海道)からの収奪が始まると、アイヌは「サケを自由にする権利」を封じられる。サケは捕獲も増殖も国家管理となり、今も北海道内水面漁業調整規則が全ての川でのサケ捕獲を禁じ続けている。
 「先住民族の権利に関する国連宣言」(2007年採択)は、先住民族の各集団が伝統的に使用・占有していた資源に対する権利、またその権利を国家に承認・回復させる権利が各集団にある、と明記する。
 サケに対する自由を封じられて以降、長らく途絶えていたアシリチェプノミを34年前に豊平川で復活させたアイヌたちの胸には、権利回復に対する強い思いがあった。当時の豊平川は、それまで途絶えていたサケ遡上が、市民による稚魚大量放流によって再開したばかりだった。
 それが今、年平均1000匹が遡上(そじょう)して、自然繁殖で数を維持するまでに回復した。次は国家が先住民族の権利を認め、お返しする番だ。
 アシリチェプノミは9月11日午前11時から、札幌市中央区の「南7条大橋」上流左岸で執り行われる。
http://mainichi.jp/articles/20160823/ddl/k01/070/292000c

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発掘調査 北海道礼文島で縄文期のクマ彫刻

2016-08-24 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年8月23日 09時51分(最終更新 8月23日 11時38分)

 北海道礼文島で北海道大とカナダのアルバータ大が中心に進める発掘調査で、約2000年前の続縄文文化期の地層から、海獣の骨でできたクマの頭をかたどった彫刻が出土したことが分かった。
 続縄文期の地層からクマの彫刻が出土したのは道北部では初めてで、発掘に参加した北海道大アイヌ・先住民研究センターの加藤博文教授(考古学)は「クマへの特別な信仰を持つ後続のオホーツク文化、アイヌ文化の成り立ちを知るヒントになる貴重な発見だ」と話している。
 続縄文時代は、本州では弥生−古墳時代に当たる。道内では稲作が発達せず、縄文文化を色濃く残す続縄文文化が広がった。
 5日に出土した彫刻は大きさ約3センチで、頭の裏側に折れた跡があり、容器の柄などに装飾として付いていたとみられる。
 礼文島にクマは生息していないが、彫刻は写実的で、同じ地層から海獣の骨でできた別の加工品が見つかったことから、実際にどこかでクマを見た人が島内で制作した可能性が高いとみている。
 彫刻が見つかった島北部の「浜中2遺跡」は縄文期以降の遺跡が層になって残る珍しい遺跡で、保存状態も良好という。
 2011年から国際発掘調査が進められ、これまでに儀式用とみられるクジラの頭蓋骨(ずがいこつ)や、オホーツク文化期の人骨などが出土している。オホーツク文化期は諸説あるが一般的には5〜11世紀ごろ。(共同)
http://mainichi.jp/articles/20160823/k00/00e/040/102000c


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内田理央 得意料理は「オトコ飯」? 食べたいのは「カワウソの脳みそ」

2016-08-23 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2016年8月22日
 女優の内田理央さんが22日、マンガ「ゴールデンカムイ」の狩猟料理を1日限定で再現する料理店「渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒」のプレス向け特別試食会に登場。得意料理について聞かれた内田さんは、「熊を買いにいくことはないですけど、スーパーで買った豚肉とかで男の料理みたいなのをしています」とジョーク交じりにコメント。グルメドラマ「侠飯〜おとこめし〜」(テレビ東京系)にも出演している内田さんは、オイルサーディンにはまっているとしながらも、「缶詰なんです。オイルサーディンの缶詰を開けてそのままコンロにかける、というめちゃ簡単なやつ……」と恥ずかしそうに明かし笑いを誘った。
 同マンガの大ファンという内田さんは、ゴールデンカムイの舞台である明治時代後期の軍服をイメージした衣装で登場し、「マンガで普段見たことのない料理が出てきて、みんな(おいしいときに食事に感謝するという意味の)『ヒンナ、ヒンナ』と言いながら食べているので、食べたいなと思っていたところだった」と説明。「ウサギのチタタプの汁物」や「ユクオハウ(鹿肉の鍋)」、「熊のあぶり焼き」など、マンガに登場する料理など7種類4皿を試食した内田さんは、「今一番怖い」という熊を初めて食べ、「すごい弾力!」「熊の強さを感じます」と感激。試食後には今後、マンガの料理で食べてみたいものを聞かれ、「カワウソの脳みそを塩で食べてみたいです」と笑顔でリクエストする場面もあった。
 料理店「渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒 supported by 渋谷百軒店ノ小屋」」では、同作に登場する狩猟料理をリアルに再現。マンガの描写を参考にしながら作られた、ウサギ肉のつみれを行者にんにくなどで味付けした「ウサギのチタタプの汁物」や、シャチの脂肪を使った油で揚げた「子持ち昆布の串揚げ」、作中で主人公たちが戦うヒグマを使った料理などをコースメニューとして全品無料で提供する。9月22日の1日限定で完全予約制。特設サイトで同4日まで予約を受け付け抽選を行う。
 「ゴールデンカムイ」は、野田サトルさんが「ヤングジャンプ」で連載中のマンガ。かつて日露戦争で活躍した「不死身の杉元」が、ある目的のために大金を求めて北海道へ足を踏み入れ、アイヌが隠した埋蔵金への手掛かりをつかみ、アイヌの少女らと共に冒険をするというストーリー。今年の「マンガ大賞」の大賞を受賞している。黄金を求める冒険ストーリーに加え、アイヌの文化や歴史、食事の描写なども話題を集めている。
http://mainichi.jp/articles/20160822/dyo/00m/200/013000c


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白老町、象徴空間の進捗状況説明 温泉施設、年度内の事業者決定を

2016-08-23 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 8/22)
 白老町議会民族共生象徴空間整備促進・活性化に関する調査特別委員会(小西秀延委員長)が19日開かれ、国が進める象徴空間整備と、周辺整備に係る進捗(しんちょく)状況について町側が説明した。町は政府が掲げる100万人来訪に向けたPR活動として、町内3カ所の郵便ポストをアイヌ文様に塗装するほか、郵便配達車両に象徴空間開設を周知するマグネットステッカーを貼り付けるなど、積極的なPRを進める方向で日本郵政と協議していることを明らかにした。
 町は、国が示す象徴空間全体の整備計画について概要を解説。予定地の東側高台に整備する慰霊施設に水道施設とトイレを整備する内容が盛り込まれたことを挙げ、「どのように対応するか国交省と協議を進めている」と述べた。
 周辺整備関連では、来場者100万人達成に向けた各種取り組みを展開。日本郵政と協議中のアイヌ文様郵便ポストは9月中に白老郵便局前、JR白老駅前、町役場前の3カ所で実施する考えを示した。郵便配達車両に貼り付けるマグネットステッカーは町公用車にも導入する方針。
 町活性化推進プランに基づく「まちづくり会社」は今月8日に設立準備委員会を発足。設立準備事務局と事業検討チームで各検討項目の協議を進めているとし、「年内に(事業概要などを)まとめて設立作業を進める」としている。
 民設民営方針が示されている温泉施設については、年度内の事業者決定を目指す。現在の掘削管は設置から47年が経過し、腐食などが進んでいるため管の入れ替えの必要性を挙げている。。
 乗降客の大幅増が見込まれるJR白老駅は「老朽化による改修が必要」と説明。(1)現駅舎の改修整備(2)現こ線橋の改修(3)駅北側改札口の設置(4)自由通路に自動改札口設置(5)駅橋上化と自由通路の設置(6)駅舎の東側移転新築―の各整備方針案に基づき関係機関と検討を進める。
 周辺道路整備では、象徴空間中核区域への交通アクセス改善に向けて、複数路線の右折車線設置などを盛り込んだ。
 委員会では、象徴空間予定地の国への売却見通しやPR事業の手法など多岐にわたる質問が相次いだほか、民設民営を目指す温泉施設に係る条件整備、JR駅舎改修、まちづくり会社などに係る町財政への影響を懸念する意見が出た。町は駅舎整備の見通しについて、今後の協議の中で負担率などを検討する考えを強調。民設民営を目指す温泉施設は「まだ明確に手を挙げている事業者はない」、まちづくり会社も「基本的な運営は民間主体だが、設立に至るまでの事業計画の作り込みなどを町が関与して進めている」とした。
http://www.tomamin.co.jp/20160841836

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アイヌ遺骨返還を評価 市民会議声明「補償も検討を」

2016-08-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞 08/21 08:00
 第2回アイヌ政策検討市民会議(世話人・丸山博室蘭工大名誉教授ら)が20日、北大で開かれ、アイヌ民族への遺骨返還の望ましいあり方についての声明を採択した。
 遺骨返還訴訟の和解を受け、北大が12体の遺骨を日高管内ゆかりのアイヌ民族らの有志団体「コタンの会」(清水裕二代表)に7月に返還し、同管内浦河町に埋葬されたばかり。会議ではその経緯や意義が原告から報告された。
 声明は、遺骨返還を「アイヌコミュニティーへの返還という集団的権利が認められたという意味でも画期的」と評価。個人への返還にこだわって、返還は認められないという考えを北大はやめるべきだと求めた。返還の受け皿となる団体を支え、アイヌ墓地を維持して、伝統的埋葬を可能にするコミュニティーを復活させるような財政支援こそ重要なアイヌ政策で、補償も前向きに検討すべきだとした。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0306969.html

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郷土の先賢、足跡たどる 津・石水博物館で名品展 本居宣長、わび状の下書きなど

2016-08-22 | アイヌ民族関連
産経ニュース-2016.8.21 07:05更新
 木綿問屋を営む伊勢商人の豪商だった川喜田家の資料を保存する石水(せきすい)博物館(津市垂水)で、夏の所蔵名品展「三重の先賢たち」が開かれている。郷土の文化人と川喜田家の歴代当主の交流を伝える資料を展示。国学者の本居宣長(もとおり・のりなが)や谷川士清(たにがわ・ことすが)、探検家、松浦武四郎(たけしろう)らの仕事ぶりや人柄を生々しく伝えている。
 展示資料54点のうち、古事記を解読して世に広めた宣長の自筆「賀茂大人(かものうし)の御前(おんまえ)にのみ白詞(もうすことば)」は、宣長が師匠の国学者・賀茂真淵の説に疑問を投げかけたところ、逆鱗に触れてしまい、あわててわび状を書いた際の下書きだ。
 士清が手がけた日本初の50音順の国語辞典の草稿本「『和訓栞(わくんのしおり)』稿本」は、語句の50音順の並びが徹底されていない箇所も残る貴重な資料。16代当主・半泥子(はんでいし)が東京で売られていたものを買い戻し、現在も研究で役立てられている。
 蝦夷地(北海道)の詳細な踏査記録を残した武四郎の「『近世蝦夷人物誌』初編稿本」は、松前藩の役人や商人に苦しめられるアイヌの人々の実情も克明に記したため幕府の函館奉行から異議が出され、出版がかなわなかった書の自筆稿本。幼なじみの14代当主・石水に託されたものと考えられる。
 このほか津藩校督学の斎藤拙堂(せつどう)、経世家の竹川竹斎(たけがわちくさい)らの資料も。龍泉寺由佳主任学芸員は「郷土の先賢を見直すきっかけにしてもらえたら」と話している。
 10月2日まで(9月6日から一部展示替え)。入館料は一般500円、高大生300円。問い合わせは同館(電)059・227・5677。
http://www.sankei.com/region/news/160821/rgn1608210031-n1.html

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