苫小牧民報 (2016年 8/17)

アイヌ民族博物館で販売しているアイヌ語トランプ(右)とアイヌ語かるた
白老町のアイヌ民族博物館で販売しているアイヌ語トランプが観光客から好評だ。苫小牧市の及川久美子さん(57)が「日本やアイヌの言葉の文化に多くの人に触れてほしい」と製作。同博物館では1000円という手頃な価格帯と手軽さが喜ばれ、数度にわたって追加注文する人気ぶり。及川さんは「皆さんに喜んでいただけてうれしい」と話している。
及川さんが企画・考案したアイヌ語トランプはカタカナとローマ字で読み、日本語と英語で意味をそれぞれ記しているのが特徴。”こんにちは”の意味の「イランカラプテ」をはじめ、”ありがとう”の「イヤイライケレ」など54の単語が書かれている。
博物館では民芸品などを扱うミュージアムショップ「イカラカラ」で7月上旬から、トランプと「ことわざかるた」(2000円)の2種類の取り扱いをスタート。新聞などで紹介されたこともあり、当初から話題を集め「通信販売で本州から購入を申し込む人もいる」と人気ぶりに驚く。
博物館ではこれまでに50個近くのトランプを販売。札幌市の紀伊國屋書店札幌本店や新千歳空港内の売店など約20カ所でも取り扱っているといい、手軽にアイヌ語を勉強できるとしていずれも売れ行きは好調という。
及川さんは現在、タイ語や中国語、韓国語版のアイヌ語トランプ制作も構想中。「2020年には東京オリンピックが開かれ、外国からたくさんの観光客がやってくる。それまでに北海道やアイヌの文化を知ってもらえるよう取り組みたい」と話している。
http://www.tomamin.co.jp/20160841708

アイヌ民族博物館で販売しているアイヌ語トランプ(右)とアイヌ語かるた
白老町のアイヌ民族博物館で販売しているアイヌ語トランプが観光客から好評だ。苫小牧市の及川久美子さん(57)が「日本やアイヌの言葉の文化に多くの人に触れてほしい」と製作。同博物館では1000円という手頃な価格帯と手軽さが喜ばれ、数度にわたって追加注文する人気ぶり。及川さんは「皆さんに喜んでいただけてうれしい」と話している。
及川さんが企画・考案したアイヌ語トランプはカタカナとローマ字で読み、日本語と英語で意味をそれぞれ記しているのが特徴。”こんにちは”の意味の「イランカラプテ」をはじめ、”ありがとう”の「イヤイライケレ」など54の単語が書かれている。
博物館では民芸品などを扱うミュージアムショップ「イカラカラ」で7月上旬から、トランプと「ことわざかるた」(2000円)の2種類の取り扱いをスタート。新聞などで紹介されたこともあり、当初から話題を集め「通信販売で本州から購入を申し込む人もいる」と人気ぶりに驚く。
博物館ではこれまでに50個近くのトランプを販売。札幌市の紀伊國屋書店札幌本店や新千歳空港内の売店など約20カ所でも取り扱っているといい、手軽にアイヌ語を勉強できるとしていずれも売れ行きは好調という。
及川さんは現在、タイ語や中国語、韓国語版のアイヌ語トランプ制作も構想中。「2020年には東京オリンピックが開かれ、外国からたくさんの観光客がやってくる。それまでに北海道やアイヌの文化を知ってもらえるよう取り組みたい」と話している。
http://www.tomamin.co.jp/20160841708