恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

2025/03/04 亀戸梅屋敷寄席(主任:錦笑亭満堂)

2025年03月04日 | 噺とか
折からの雪予報で寒い一日。
昨日に続いて今日は亀戸へ。
顔付けも良いので少し早めに行きましたが、
程よい人の入りでちょうど良いですね。

道灌    愛二郎
金明竹   らっ好
浮世床〜夢 栄楽
−仲入り−
河豚鍋   鳳月
紺屋高尾  満堂

前座は愛二郎さん。
圓楽一門には前座は3人しかいないとのこと、前回に引き続きでした。
どういうわけか客席から声がかかる。
人気があるのかな?

らっ好さんも前回に引き続き。
こちらもどういうわけか谷中霊園、の声。
金明竹をフルバージョンでたっぷり。

栄楽師匠は初めてお会いします。
髪の毛を後ろでくくる姿は琴調先生のよう。
そもそも江戸時代の髪型を再現しようとしたらしく、周りからの反対もあってこうなったと。
ネタは浮世床の夢をゆったりと。

仲入りの後は鳳月さん。
こちらも連雀亭でよくお目にかかります。
この日は河豚鍋で前回も亀戸で聴いたネタ。
流行っているのですかね。
鳳月さんの豊かな表情もあって楽しい一席。

トリの満堂師匠、今回は古典でした。
3月ということもあって紺屋高尾なのかな。
吉原での高尾とのやりとりよりも、
思い悩んで独白する久蔵の心情重きが置かれ、葛藤がよく伝わりました。
親方とのコミカルなやりとりも楽しく、
たっぷりの30分でした。

昨日に続き寄席演芸に触れて満足。
さ、そろそろ定席にも足を運ぼう。

恐懼謹言。


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