着陸後、着々と情報が発表されています。
MROのHiRISEカメラがCuriosityがパラシュートでGaleクレーターを目指す姿を見事に捉えました。
きれいな画像ですね~
大きな画像は、こちらです。
まだ、減速の途中で着陸地点は、この画像には見えていませんが、Curiosityは、しっかりと捉えていたことでしょう。
昨日も驚きましたが、こんなに早くCuriosityの勇姿が見れるなんて思っていなかったので嬉しいですし、NASAのオープンな姿勢に共感を覚えます。
(どこかの電力会社の姿勢と真逆ですね。)
下記は、拡大画像です。パラシュートが完璧に展開していることが分かります。損傷箇所もなさそうですね。
この画像は、ランディングの約1分前にMROが照準を合わせた結果、得られたとのことです。
結果は、見事に撮影成功でしたが、1秒でも早すぎたり遅すぎたらただの火星地表のみの撮影となった可能性があるとのことです。
ひやひや話まで出るとは、余裕ですね。
また、事前の予測よりCuriosityは、少し東側を通っていったとのこと。
既にヒートシールドは、分離されて、Curiosityのレーダーが作動しているものと考えられます。
(Curiosityは、高度約3kmで時速250-350km程度の速度で降下中です。MROとCuriosityとの距離は、約340km。)
この後バックシェルとパラシュートが分離されてエンジンが作動したんですね。
逆噴射の様子も見たかったですが・・・
着陸地点は、下記の通りとなっています。
かなりSharp山の近くに着陸しています。
スカイクレーン方式が定番となれば、今後の惑星探査の費用が軽減されることが期待できます。
また、有人での着陸にも展望が開けたこととなります。
念のために大きな画像で着陸位置を確認しておきます。
Galeクレーターの中でSharp山の北側斜面の手前ということになります。
わざわざ狭い地域を狙って着陸を成功させたことが良く分かります。
探査の効率化まで計画の中に織り込まれているのですね。
オペレーションルームでは、早速Curiosityをもっと働かせようと知恵を絞っていることでしょう。