8月27日PDT(Sol21)のニュースです。
まだ、調整中ということで左程目新しいニュースはありませんでした。
Curiosityから地球へ向けての通信量が増えているようです。
Curiosityと地球間の通信は、直接も出来ますが、通信速度面からデーター量が多い場合は火星の軌道船を利用したほうが良いとのことです。
下図は、100-millimeter Mast Camera が撮影したCuriosityの科学探査の目標地点です。
正面の三角形のマウンドは、幅300メートル、高さ100メートルです。
四角の中の暗い岩がCuriosityと同じ大きさだとのこと。
こういうロケーションだったら、着陸地点に固定カメラを置いてCuriosityの活動を記録することを考えても良かったですね~
その固定カメラの画像の権利をどこかに売ったら資金調達にも寄与しますしね。
次では、是非検討して欲しいものです。
Mast Cameraの100mmと34mmとでの写りの違いを比較しています。
次は、Curiosityからの距離を入れた画像です。
MROのHiRISEのデータを利用して距離を求めています。
下記の画像の白い点の連続は、地層の繋がりを示しています。
軌道船からの観測では、白い点の下層には含水鉱物が多く存在し、上層には含水鉱物が見られないということです。
CuriosityのMastCamのデータでも白い点の上と下とでは、地層の不連続性が見られるとのことです。
面白そうです。早く登って確認して欲しいですね。
下図は、今更ですがSAMの機能の紹介写真です。2010年に撮影されたものですね。
SSIT(solid sample inlet tubes )
GMS(quadrupole mass spectrometer)
TLS (tunable laser spectrometer)
GS (gas chromatograph)