NASAのMSLサイトの「Latest MSL Updates」の8月11日 08:34:28 AM UTC+0900 付けニュースでCuriosityの状態は、良好とのことです。
Curiosityの 両方のredundant main computersに"brain transplant"を実施するのに今晩から開始して13日まで掛かるようです。
このことによって、Curiosityの自律走行性能が高まり、結果として安全に移動できる距離を伸ばすことになります。
Curiosityの着陸地点のブロックを「Yellowknife」と名付けています。
相変わらず、「1-mile (1.3-kilometers) wide」と言ってますが、1mile=1.6km では無いのでしょうか?
下記は、MROのMars Color Imager instrumentによる8月5日(Ls=150.2)04:40 UTC (13:40 JST) の火星の様子です。
CuriosityのEDL時の気象条件等を確認する為、撮影されたそうです。
7月31日にGaleクレーターの南西にdust storm が確認されましたが、8月2日には、不活発なdust cloudとなりました。
結局、Galeクレーターには、やってこなかったとのことです。
下図は、過去の着陸機とCuriosityの着陸のターゲットの範囲の比較です。
背景の地形図は、NASAのMars Global Surveyorが取得した地形データーをESAのMars Express のデーターと併せて作成したものです。
Vikingは、相当アバウトな大きさです。Curiosityは、Phoenixと比較しても7%程度の狭いターゲットでした。
今回Curiosityが行ったhypersonic guided entryは、NASAの Apolloの遺産だったとのこと。
素晴らしい!経験が引き継がれているんですね。
CuriosityのEDLの臨場感あるアニメです。