上記の写真は、NavcamsでCuriosity自身の姿と周りの景色を撮った初ポートレートです。
下記は、Curiosityの周りのパノラマ写真です。上記の写真と同様にNavcamsでの撮影です。
Galeクレーターの外縁が正面に見え、Sharp山は、右に見えます。
撮影は、現地時間で15:30です。
まだ、完全なデーターが返信されていないとのことですので、そのうちきれいな画像が見れることでしょう。
その他、下記の画像が公開されています。
影 足元の小石 着陸地点
Navcams MARDI HiRISE
NASAのMSLサイトの「Latest MSL Updates」の8月9日 09:23:52 AM UTC+0900付けニュースによりますと現時点で下記の点が実行もしくは確認されています。
*NASAのサイトですが、どうも日本時間で表示されているのではないかと、如何でしょうか?
・ハイゲインアンテナは、地球との交信が可能となった。
・remote sensing mastも展開されて、可動部分の動作確認も完了。
・RADが測定を開始しました。まだ、テスト中のようです。
・Curiosityの体温が予想より高いとのことですが、機器の異常というよりは、気温が高い為だろうとのこと。
Sol3では、以下のことを予定しています。
・ハイゲインアンテナと地球とのリンクを確実なものとするテストを実施。
・CuriosityのメインソフトをEDL用から地上勤務用(バージョンR10)に変更する。
・RAD測定。
・いよいよMastcamによる360°のカラーパノラマ画像の取得。楽しみですね~
・APXS、CheMin、SAM、DANの機器チェック。
とにかく、予定通り進んでいるようです。
10Sol程度でヘルスチェック等終了するようですから、8月中にはCuriosityの初ドライブがあるでしょうね。
待ちましょう。
現地時間では、Sol3の11:43となっています。今のところNASAは、火星時間で活動しているはずです。