私のシャックの一番古い小型のパソコンでNECのパソコンのPC-MY32C・・・が時々起動はするのだが途中で画面が真っ黒に成ったりモニター画像が2重~5重に映ったり起動中にモールス符号の[B]を鳴らす状態に、症状が出無い時は終日問題なく作動するのだが(通常在宅時は朝に電源を入れると入れっぱなしの状態)最近、時々忘れた頃に症状が出だした。此のパソコンは2年前に中古を1万円位で購入したOSはXPでCPUはペンティアム4の3.2Gで何世代も前の骨董品級、只、使用目的がJクラスターかDXサミットを見る事が主目的なので小型で音が静かなので無線用には適して居り気に入って使用していた。
只、トラブルは時々であった事と置き場所が取り出すには手間のかかる場所に有ったので面倒くさく騙し騙し使用していたが今日、時間も有ったので思い切って取出して原因の追求をする事にした。其れにしても最近は呪われた様に周辺の機器のトラブルが発生している困ったものだ。購入当初にビデオ・カードはイン・ボードの物を増設スロットに挿した高機能のビデオ・カードに交換していたが本体ケースが小型で在った為、温度上昇に伴うビデオ・カードの熱暴走かな?と思っていた。横型のケースの天板を外してビデオ。カードを取出しビデオチップの放熱器に小型のファンを取付ける予定で用意していたがスペースの関係で他の増設カードに当り如何しても取り付けが出来ない。仕方が無いので冷却効率は落ちるがケースのフレームにドリルで穴をあけブックファンを取付けて空気の流れを変えて冷却する方法に変更した。
折角取出し分解したので電源ボックスとCPU用の冷却ファンを取出して清掃する事になったが電源ボックスのファンは簡単に分解掃除は出来たがCPU用の冷却ファンを見て唖然とした。組み立てパソコンに使うマザーボードだと可也大型の冷却ファンを使用するがメーカー製の普及タイプのパソコンは一辺が4cmくらいのブックファンを2個ヒートシンクにネジ止めしただけ・・・低騒音タイプにする為にか?コストダウンの為なのか?目的は解らないが余りのチャチさに驚いた。夏場は本体の後ろから可也熱い風が出ていたので空気の取り入れ口と吐き出し口は3~4ヶ月に1回程 掃除機で埃は吸い出しては居たのだが此の冷却装置では排気口の温度上昇は夏場では当然の結果と思った。
最終的にCPUのヒートシンクの空洞の掃除を行い組み立てて最終点検して現在エージングテスト中、現在の排気温度は点検前の状態とは可也下がった感じ、不安定な動作の原因は最終的にパソコン内の放熱妨害に寄る熱暴走に有った様に思われる。最終的には暫く使用しないと完全に直ったか如何かの判断は早計とは思うが手応は十分に有った。