黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

ラジコン・ヘリ 復旧する

2013年10月30日 | 遊び

  以前、手に入れたグローエンジンのラジコンヘリ、3回目の練習の時に焦って着陸に失敗し前につんのめり着地した為、メイン・ブレードが地面に触れバラバラと成り壊れた。電動ヘリではある程度操縦出来て居たので少しは自信が有ったが大失敗、涙がぽろっと落ちる結果と成った。


 原因は機体が傾きかけた時に少し慌てた操作をした事、其の後にステックの逆打ちをしなければいけなかったのに其のタイミングが少し送れた。小型の電動ヘリだとパワーが少ないので動きも遅いがエンジン機だとパワーが大きいので速度も有りダメージが大きい メイン・ローターは直径1m以上有るし其れが2000rpm位で回転しているので其の先端の周速度は可也のもの、其の先端が地面を掻いたのだから木製のブレードが折れて吹っ飛んだのも納得できる。其れと原因は他にも有った。初心者は練習用にアメン棒と言う自転車の練習で言うなら補助車輪の様な物を付けて練習するのだが(此れは水面に浮くアメンボーの姿の様に足を長く広げる事に寄り着地の安定性を確保する為の補助具)インターネットで購入すると価格は別として取り寄せに日数が掛かり間に合わなかったので5mmφの1m長のアルミ棒をクロスにしてラジコン・ヘリの脚に取付けて練習していた。本式のアメン棒は最先端に4cmφ位の球が其々の先端に取付けて有り、ラフな着地でも衝撃を吸収出来るのだが我機は其れが無い為に前つんのめりの状態で機が着地した時に先端が土に突き立った状態に成り急激に機体が前につんのめりブレードが土を掻いてしまった。


 機体を持帰り壊れた部品を確認するとメイン・ブレード、スタビライザー棒、SFスピンドル、メインマスト、キャノピーの罅割れなどが見付かったが驚いたのはメインマスト10mmφ以上有ると思われる20cmくらいのメインブレードの回転軸が途中で目視できる程曲がっていた。矢張り電動機と違いエンジン機のパワーの凄さを感じた。まあ年寄りの爺さんが実力も省みず、無鉄砲過ぎたという事だろう。5000円札がひらりと飛んでいった。


 此れは年金組みが挑戦するには先行きが暗いと感じたが諦めるのは勿体無いし何より私のチャレンジ精神が騒ぎだして直ぐにインターネットでアメン棒を取寄せ、部品も発注し故障箇所の部品を交換し形は以前に戻ったが部品を交換すると各部の調整が有り此れは初心者には少し荷が重い。地上で出来る事と飛ばしてみないと解らない事もあり先行きが危ういが私の長年の職業柄(リペア・サービスマンとして)から培ってきた「挑戦して出来ない事は何も無い如何にかせねば終われない精神」で頑張ってみる事にしている。只、無謀な挑戦の繰り返しでは浪費を繰返すばかりなのでフリーソフトのフライト・シュミレーションから有料の海外の物を導入し、数え切れない位にヘリコプターを墜落させながら悪戦苦闘の毎日を過ごしている。しかし今の操縦技術では愛機が自由自在に青空を飛ぶのはまだまだ随分先の話に成りそうである。


コメント
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