最近、24MHz帯で交信すると海外からダイレクト便でカードが届く場合が多い。殆どがアメリカかヨーロッパ方面(特にドイツ、イタリア)だけだがアメリカからのカードは保々グリーン・スタンプ(ドル札)で2~3ドル入って入る事が多いがドイツやイタリヤはIRCが多い。しかし田舎で生活している私には両方とも実に取扱いが面倒で有る。
前にもブログに書いたが地方の郵便局に行って窓口でIRCの話をしても殆どの郵便窓口の職員は聞いても「知らない 解らない」と言うだけ、先日、阿南市の中心に行く用事が有ったので阿南中央郵便局へ立ち寄り中国とドイツに向けたダイレクトのカード計3枚を出しに行った。
中国からの返信封筒には切手が貼り付けて有ったが後の2通は返信用封筒は入っていたがIRCが入っており多分今回も解らないだろうと思い此方で郵送料は払う心算でIRCは御返しする形で封印していた。郵送手続きを終えた後に今までの局と違い規模が大きいので念の為に郵便受付窓口の女性の職員にIRCの取扱いが可能か?尋ねると「解らない」と御決まりの返事、他の部署に案内されて待つ事15分、若い男性の職員が出てきたがIRCの事は調べて来たのだろうが国際返信用切手券(金券扱い)だと言う事は解っている様だが扱った経験が無い様で具体的な事は理解していない様子で説明に成っていない。
通常は相互国間の1通分の航空便に見合う切手との交換と理解していたが国内ではだいたい130円程度の金券として働くがしかし我々が購入する時は150円必用(日本から主要国の航空便は120円位で殆どO・K)なので基本的にはIRC1枚で相手の国にカードの返送は可能と言う事に成る。
其処で更に意地悪な質問と思ったが「世界中の何処の国にも基本的な考えからIRCを1枚持ち込めば基本重量内の封書を航空便で送る事が可能か?そして其の取扱いは県内の どこの郵便局なら可能なのか?」と尋ねると即答出来ず姿を消した後、暫くしてIRCは金券扱いなので当局で切手と交換出来るが最初の質問に関しては解らない様子であった。当然基本的な交換レート(金額)の説明も無し対応は凄く丁寧ではあったが田舎の郵便局では業務として扱う事が無いのだろう。其れでも次からは中央郵便局まで来れば取扱いが可能な事だけは解った。
始末が悪いのはグリーン・スタンプで此れ又、町の何処の銀行でも換金出来る代物では無く、2~3ドル紙幣を持って中央の銀行に換金に行っていたら収支が合わないし、何より大の大人が小額の換金に行く事自体に抵抗を感じる(恥ずかしい)。従って此れからも持って居ても使えないドル紙幣は御返しするしか仕方が無い様である。それらを貯めて海外に運用に行く方法もあるが 其れには私の寿命が足りない。