明日からは5月の下旬に入る。毎年の此の時期に成ると我家の庭先を流れる南岸用水周辺に、慌てん坊の蛍が飛び始める。其の後の25日から一週間が最盛期で6月の第一週が終わる頃には蛍の姿は殆ど見られ無く成る。
毎年、桜が咲き始め、春の到来を感じる時期と蛍が黄色の光を点滅させながらゆっくりと川面の上を飛び始める此の時期から初夏が始まり、此のふたつは我家では年中で一番季節の移り変りを感じる風景と成る。
桜の花は其の時期に成ると何処でも見られる物だが此の時期の蛍の姿が見られる場所はこの田舎町でも本当に少なく成った。其の中にあって自宅の庭先を蛍が飛び交い、偶には無線機卓の直ぐ左窓の網戸で羽根を休める事もある。
今週に入ってから風呂上りに庭先に出て、蛍が飛び始める姿を確認しているのだが、昨日の晩も今晩も其の姿を見付ける事が出来なかったが此れも時間の問題で2~3日中には其の姿を現すのではと楽しみに待って居る。