昨日の早朝(04時JST)の受信状態から7MHz帯のEU方面は05:00~05:30JST辺りにコンディションのピークが有り其れ以後になるとバンド内のノイズ・レベルが上がり10~15分程度でフェード・アウトして行く状態に思えた。勿論其れ以前にもDXの信号は入感しているが当局のアンテナ・システムでは受信に可也苦労する。7Mhz帯で早朝に入感するDX局は(CWモード)日々精々10局止まりで慌てる必要は無く上記の30分程の時間で十分なので今朝は5時少し前に起きて受信体勢に入った。
05時過ぎにYUの局と交信した後、CW周波数帯を上がり下がりしているとパイル・アップを見付けたが御本尊の信号が解らず如何もS・F・Oの様子、少し下に下がったら2.5kHz下に御本尊は居て手早くパイルを捌いている。相手は9M0Zと打って居たのでシンガポール辺りの特別局かな?程度で聞いて居たが念の為にログに打ち込んでみるとスプラトリーIsと出て来て「此れは呼掛けねば」と戦闘モードに入った。相手の信号は599プラスで強力で受信には困らないが相変わらず此方の信号は飛んで行って居ない感じ、1回呼掛けを中断した後に仕切り直して呼掛けたらCBが有りQSOが成立した。
昨日は此の時間7MHz帯の運用に拘って10MHz帯へのQSYのチャンスを逸して居たので今朝は早めの05:15JST過ぎに10MHz帯にQSYしたら7MHz帯よりはコンディションが良く4局と交信して06:00JST頃にQRTした。
今朝の交信実績
YU0TESLA(7MHz,CW) 9M0Z(7MHz,CW)
E44QX(10MHz,CW) LY/UT6UA(10MHz,CW)
LY5W(10MHz,CW) SP5GRN(10MHz,RTTY)
R16MSK(10MHz,CW)
最近はスプラトリーIsがよく出て来るが以前は可也の珍で私は此の場所との交信に可也梃子摺った確か全カントリーとのQSOを完了する上で最後の5箇所に残った場所で昔のコール1S0(Spratly Is)との1stQSOは1990年の4月と成って居る。此処とは距離的にもパス的にも余り問題が無い場所だが昔から領有権問題で各国が衝突するエリアで政治的な問題から運用が少なく可也以前にDXペディションで近付いたドイツ人が銃で撃たれて命を落とす事故が起きたりして運用が非常に難しい場所であったが最近は毎年の様に運用され私の交信歴は64回に及び昔の珍のイメージは無く成って居る。最近は中国が進出し「自国の領土だ」と主張しチョッカイを出し港や飛行場を建設し人が住み始めて居る様なので其の内に常駐局が現れそうな感じがする。