金曜日に、昔の生徒さんの御子息が一ヶ月間だけヴィオラでレッスンにみえることになったことを書きました。何故そんなに短期間なのかというと、実は3月始めに行われる音楽大学の入学試験に間に合わせたいという、たっての御希望があったからでした。私としても、そんな短期間で大丈夫かな?という不安がないわけではありませんが、折角未来ある若者が志したことですから、何とかその一助になれれば…ということでお受けしました。
そして課題となっているのが、カール・シュターミッツの《ヴィオラ協奏曲第1番ニ長調》の第1楽章です。当初は、結構難しい曲だし、高校まではヴァイオリンを主科としてやっていたということでしたので、楽譜の読み方も含めて、こんなギリギリの時期にいきなりヴィオラに転向大丈夫かしら…という不安がありました。ところが実際に会って弾いてみてもらったら、副科でヴィオラを手にしていたことがあるということで、楽譜の読み方も問題なさそうでしたし、持ってきていた楽器もなかなかいいものでしたので、もしかしたら今から根詰めて練習したら何とか出来るかも知れないな…という気持ちになれました。
ただ、音楽大学の入試では完全暗譜が必須事項なので、ただ弾けるようになるだけでなく完全に覚えるところまでやらなければいけません。そういった意味では厳しいレッスンになると思いますが、それは本人も覚悟してくれていると思いますので、こちらも頑張らなければなりません。大学時代の記憶を引っ張り出しながら、何とかものにできるようにお手伝いしようと思います。
音源がなかなか見つからなかったのですが、往年の名手ウルリヒ・コッホの演奏している音源があったので載せてみました。いかにも古典派らしい明快な作品ですが、弾く側からしてみたら随所に難所が待ち構えています。第1楽章だけとは言え、カデンツァまで丸暗譜させなければいけませんから、私も頑張ります!
Carl Stamitz - Viola Concerto in D-major, Op.1
そして課題となっているのが、カール・シュターミッツの《ヴィオラ協奏曲第1番ニ長調》の第1楽章です。当初は、結構難しい曲だし、高校まではヴァイオリンを主科としてやっていたということでしたので、楽譜の読み方も含めて、こんなギリギリの時期にいきなりヴィオラに転向大丈夫かしら…という不安がありました。ところが実際に会って弾いてみてもらったら、副科でヴィオラを手にしていたことがあるということで、楽譜の読み方も問題なさそうでしたし、持ってきていた楽器もなかなかいいものでしたので、もしかしたら今から根詰めて練習したら何とか出来るかも知れないな…という気持ちになれました。
ただ、音楽大学の入試では完全暗譜が必須事項なので、ただ弾けるようになるだけでなく完全に覚えるところまでやらなければいけません。そういった意味では厳しいレッスンになると思いますが、それは本人も覚悟してくれていると思いますので、こちらも頑張らなければなりません。大学時代の記憶を引っ張り出しながら、何とかものにできるようにお手伝いしようと思います。
音源がなかなか見つからなかったのですが、往年の名手ウルリヒ・コッホの演奏している音源があったので載せてみました。いかにも古典派らしい明快な作品ですが、弾く側からしてみたら随所に難所が待ち構えています。第1楽章だけとは言え、カデンツァまで丸暗譜させなければいけませんから、私も頑張ります!
Carl Stamitz - Viola Concerto in D-major, Op.1