共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

久しぶりの更新、並びに、今年初の《cafe32゜F》

2015年01月09日 22時26分32秒 | 日記
日頃、拙ブログを御覧頂いている皆様、甚だ苦々しいことながら、火曜日から昨日まで丸々3日間更新を滞らせておりました。こんな状況になったのは初めてなのではないかと思いますが、実は昨日まで病を得て臥せっておりました。

月曜日に帰宅してから床に着こうかと思った時に、何となく倦怠感があったのですが、まあ一晩寝たら大丈夫だろうと高をくくって、そのまま眠りに着きました。

ところが、翌朝目覚めてみたら猛烈に熱っぽいのです。どうしたことかと体温計を引っ張り出して計測してみたら、何と38℃も発熱していたではありませんか!どうしよう、この日は楽しみにしていたコンサートのある日だったのに…しかし、こんな高熱ではコンサートどころか外出そのものすら到底無理と判断して、泣く泣くチケットをキャンセルしたのでした…(T△T)。

とにかく異様な高熱と全身に広がる倦怠感、そして食欲が全く無くなってしまったことが主立った症状で、咳やくしゃみが出たり、啖が詰まったりといった症状は全く無かったので、素人目にもインフルエンザではない疾病であることだけは間違いないと思いました。

次の日に病院に行ってそのことを伝えて診察を受けると、医者が採血結果の記載されたカルテを見ながら「う~ん…」と固まってしまったのです。そして、搾り出すように出て来た言葉が

「とりあえずインフルエンザじゃないと思うんだけどね…」

『んなこたぁオノレの診立てなんぞ無くても分かっとるわ(#゜Д゜)ヴォケ!!』と心の中でフルボリュームでツッコミを入れながら、それでも病を圧して来たからには何等かの薬は処方してくれるように請求しました。そして出て来たのは…解熱剤と抗炎症剤だけでした。

『んだよ、これならマツキヨでイヴとルル買ったって一緒ぢゃねいかぁっ!』という荒み切った心を抱えて帰宅し、やっつけ仕事で処方された薬を飲む…ためには何かを食べなければいけないのですが、試しに頂き物のユーハイムのバウムクーヘンがあったので2cm角くらいに切って口元へ持っていったところで

『…ウップ…( ̄△ ̄|||)』

となって敢なく断念し、結局、唯一喉を通ったみかん入りゼリーだけを食して、辛うじて投薬に漕ぎつけたという有様でした。

明けて木曜日、熱を測ってみたら39℃!

『オイ!逆に発熱促進されてんぢゃねいかあぁっ!!(#`皿´)~3』

と、昨日の医者の診立てに心の中でフルボリュームで文句をつけつつもどうしようもないので、冷蔵庫にあったやたら甘ったるいプリンを1個…完食できずに冷蔵庫に収納して、辛うじてスムーズに喉を通過してくれる水と一緒に薬を飲みながら、ひたすら床でマクドナルドの不祥事のニュースをボンヤリと眺めていました。

そうやって覚醒と惰眠とを彷徨っているうちに、ふと夜中に目が覚めると、気のせいか倦怠感が薄らいだような気がしました。もしや…と思って体温を計測してみたら、37℃まで下がっていたのです。これが医者のやっつけ診立ての逆転ファインプレーなのか、それとも私の免疫力の底力なのかは定かではありませんが、とにもかくにも投薬を続けて朝を待つことにしました。

そして今朝、運命の検温、測ってみたら36.8℃とほぼ平熱。あれだけしつこく付きまとっていた全身倦怠感も何処へやら、立ち上がってもふらついたりもしなくなっていました。

とにかく原因も何も明かさないまま勝手に私の中を過ぎ去り、人生初のコンサートチケットキャンセルと、3日間ブログ不更新という負の遺産だけを残して謎の病は姿を消しました。もう二度とこんな目には遭いたくありません(TヘT)。

そんなこんなで、今日が世間様には申し訳ないくらいに遅い仕事始めでした。そして、今日が年明け初の《cafe32゜F》となりました。

未だに食欲が湧かないのでコーヒーだけにしようか…とも思ったのですが、今日のケーキセットにガトーショコラがあったので、ちょっと迷いましたがセットでお願いしました。

もしかしたら

『…ウップ…( ̄△ ̄|||)』

となるかも…という不安要素を抱えながら恐る恐る口に近づけてみたら、どうやらチョコレート系はイケるらしく、そうと分かってからは何を憂慮することも無く、ほろ苦い大人のチョコレートケーキを堪能させて頂きました。

とりあえず表面上は、日常を取り戻したかのような感じになりました。後は、今うやむやになっている食欲がいつ復帰してくるのかにかかっているのですが、このまま上手いこと空腹感が無いのであれば、結果的にいいダイエットになるかも知れないな…という、一部の方々に聞かれたら烈火の如く怒られてしまいそうなチャラいことを、つい考えてしまったりもしたのでありました(^^;ゞ。
コメント
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