共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

厚木一番街が繁栄しない理由

2016年10月24日 21時35分18秒 | 日記
今日はまた一段と冷え込みました。ちょっと薄手の長袖でもいられた昨日から一転、いきなり上着がほしいような寒さとなりました。こういう時には風邪をひきやすいので、細心の注意が必要です。

本厚木駅から繋がる通りの中に厚木一番街という通りがあります。ここには飲食店等が建ち並んでいて、一種の目抜通りの様相を呈しています。

この一番街には夕方以降になると、御覧のような光景が見られるようになります。これはいわゆる『キャッチ』というもので、各店舗に客を呼び込むものです。写真は厚木一番街の入り口ですが、既にカラオケや居酒屋のキャッチが2~3人で待ち構えていて、2人組以上の通行人に盛んに声をかけています。

勿論、彼等の勧誘で店を決める人もいますが、そうでない人も沢山います。そういった人達は彼等をかわして歩みを進めて行くのですが、そこにも



こんな感じのゴツいお兄さんが待ち構えていて、かなり活発に勧誘活動を繰り広げています。この時はたまたま1人だけでしたが、多い時にはこのクラスのゴツさのお兄さん達が4~5人固まって通りを塞いでいるので、見た目にかなり威圧感があります。

本来、こうした勧誘行為は条例によって禁止されていますが、客を呼び込みたい店の思惑も絡んで、半ば黙認されてしまっています。ただ、このキャッチがかなりしつこく、断ってもしばらくはあれこれ話しかけながらずっと並走してくるのです。

そうなると嫌な人はますますイヤになってしまうため

「一番街はキャッチがうるさいから、多少閉まるのが早くても駅周辺の店に入ろう」

という考えの人が増えてきて、ますます人が来なくなる…という悪循環を生んでしまっているのです。

当然ですが、人が来なければ街は発展の仕様がありません。だからといって、人を呼び込もうとして導入したキャッチの存在が返って人を遠ざけているのだとしたら、本末転倒も甚だしいわけです。

今、厚木一番街には、こうしたキャッチに頼らずに人を呼び込む新たな工夫が求められています。
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