湿原の花のイメージが強い ニッコウキスゲ だが 越後駒ケ岳では乾燥した稜線に咲いている。
7月30日 ガスに包まれだ小屋から稜線に出て見ると突然ガスが切れて束の間の青空が広がった。
笹の中から顔を出している ニッコウキスゲ が嬉しそうな顔に見えた。
尾瀬のような大群落ではないが緑の稜線では良く目立つ。遠い山は中ノ岳。
10年前は木道に沿って沢山咲いていた アカバナ だが最近は木道沿いではほとんど姿が見えない。
今年は イワナ の住む水流と細くなった木道の間に小さな群落を作った。
そこに並んで咲く二本に木漏れ日が射していた。
マクロレンズに交換してそばに寄ると 木洩れ日はどこかに消えてしまった。