2月7日の池の様子をもう一度。
これが今冬の最高積雪だったようだ。
その後も降雪はあったが積雪は減る一方だった。画面右半分は除雪したので積雪は半分になった。
水路の水量も増えて水温もいくらか上昇したらしい。水面の雪は全部融けで空を映すようになった。
雪が多いとハシゴを使わなくても高い枝に手が届く。こんな時が樹木の枝を整理するのには都合がいい。
右端の キタコブシ は中央の一番太い枝を切って 左端の カキノキ の枝は半分に整理した。
新雪が眩しく輝くこの山も地元の方なら知っている名前があるだろうが地理院地図には載っていない。
山頂の樹は キタゴヨウ 山麓には植林された スギ 斜面の裸樹のほとんどは ブナの森。
画面左の森の中には カモシカ の足跡が見えた。
更に視線を下げると取水ダムが。
雪融けが始まると溢流の流れる洪水吐も今は雪が積もっている。
泡立って流れ落ちる水はいかにも冷たそう。
春には対岸の取水口近くに植えられた ソメイヨシノ と新緑が綺麗になる。
今日 北陸地方に 春一番 が吹いたと言う。雪の魚沼に春はいつ来る・・・・・。
8月下旬 越後駒ヶ岳 の登山道では アカモノ が真っ赤に熟れていた。
この株に出会ったのは登り始めて4時間ほどの所。写真を口実に腰を下ろして小休止。
それから一時間ほど。汗びっしょりで 駒の小屋 に着くと キベリタテハ が出迎えてくれた。
翅を開くと毛むくじゃら。
二頭で迎えてくれたのだが ちゃんと並んではくれない。
この蝶も汗の匂いを好む蝶だが ベニヒカゲ ほど人なつっこくはない。(8/27)
8月27日 水場への道に並んで咲いていた ダイモンジソウ。
同じ花のように見えるが右の花と左の花には違いがある。
花弁の形状 左の花には鋸歯のような切れ込みがあるが 右の花にはそれが無い。
葯の色 左の花は黄色 右の花は赤。
昔 調べたときには 左は キレベンダイモンジソウ 右の花は ミヤマダイモンジソウ だった。
今 Yリストで調べると キレベン・・・は該当無し ミヤマ・・・は只の ダイモンジソウ だ。
ダイモンジソウ の咲く頃は稜線の草原では 高山蝶の ベニヒカゲ が目立つ季節だ。
人なつっこい・・と表現されることもあるこの蝶は汗の香に寄ってくる。
蝶の姿を見つけカメラに一脚を取り付けようとしたら・・・。
汗臭いから・・ jokichi の履いているゴム長にも。
毎年観察していた ベニヒカゲ だがこの日は変わった個体の何頭かに出会った。
後翅の裏側に太い白線がある蝶が笹の葉で休んでいた。
イワショウブ に訪れたこの蝶にも白い帯が。
蝶のハイアマチュアである I 氏にこの話をしたらすぐ調べて教えてくれた。
「ベニヒカゲ の♀ は秋になると白い帯があらわれる・・」と。
それにしても13年も観察して気付かなかったのに 14年目に気付くとは・・・・・。
今更ながら 自然の奥深さを知らされた一件でした。
2月に入ってから悪天候と雑用が続いて今日がはじめての大力山行きだった。
ひとりでマイペースの山行きだからと持って行った一脚と交換レンズは使わずに帰ってきた。
・・・
歩き始めて45分。もうすぐ四阿 朝日が眩しい 市街からおいでの二人連れ。
四阿はほぼ雪に埋もれた状態。ここは通過して山頂へ向かう。
山頂では期待の妙高山が今日も靄で見通しがきかない。
代わりに・・・と言っては失礼だが見慣れた越後三山を。
手前の稜線を笠倉山へと向かう人影も見えるが jokichi はそっちには行かない。
左端の 越後駒ヶ岳 をアップで。
山頂稜線の雪庇を確認する。去年 一昨年 よりも大きくなっている。
山は大雪のようだ。
下りは今年初めての周回コースを降りる。
小ピークで山頂を振り返る二人連れ。
15分ほど先行する二人連れ。
最後の下りで ホオノキ を見上げる。大きくふくらんだ花芽も見えた。
駐車場へ帰ってくると あふれた車が道路まで。