東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

50年前にタイムワープ

2016-10-22 | 散歩
  日本橋散歩、今日は懐かしの秋葉原電気街、
  その昔、ここは自分ちの庭みたいなものだった。
  雑誌を片手に部品を買いに行く、ジャンク品なんかもよく買ってきた。
  半世紀の時間は止まっていたかのように私を迎えてくれた。


  

     通りに面したお店は一応店らしい店だけど
     この裏側に秋葉原らしいお店がひしめいている。
     扱っている商品は今風になっていたけど
     店自体は半世紀前と変わってはいなかった。




  

     この建物を称して「ラジオ会館」と言っていたけど今もかな?、
     その建物の中のメインストリートみたいな通路。
     この通路からさらに左右にに通路が網の目のように伸びている。




  

     その狭い通路に入るとそこは昔のまま極小の店が並ぶ、
     この大きさが一般的な店の大きさで
     売ってるのがこんな部品だからこれで間に合うのだろうね。




  

     店は細かく専門化されている、ここは「変成器」専門。
     電源トランスとかインピーダンスマッチングトランスとか
     およそトランスと名がつけばたいていの物はある。




  

     回路図を片手にこんな店から部品を一個づつ買い集める、
     至福のひとときだったなぁ・・・。




 

     店と店の間にある階段を上って上の階へ、3階まであるのかな。
     人ひとりがやっとの階段、こんな階段がいっぱいある。




  

     かつては垂涎の的だったスピーカーが置かれていた、
     青いお尻のスピーカー、欲しかったけど高くて手が出なかった。




  

     懐かしの真空管アンプ、
     何か月分かの小遣いをつぎ込んだのを思い出す。
     一度足を突っ込むともう抜け出せなくなる怖い魔物だ。




  

     こんなものもあった、他に腕時計なども。

     ここはこのボックスを借りて個人が出品しているレンタルボックス、
     売れたら店に手数料を払い、また品物は入れ替えもできる。




  

     長い時間いるとまた魔物に魅せられそう、後ろ髪を引かれながら外に出る。
     万世橋の赤レンガの遺構、陰になっていたけど日が当たったらきれいだろうね。

     さて会社へ向かおうかな、
     右が上野、左の日本橋を目指してテクテク。

     その後は「べったら市」が開かれているので覗いてみよう、
     帰り道なので素通りするわけにはいかない。
     去年は早すぎてお客さんの姿が少なかったけど
     今日はお昼を過ぎているのでそろそろ混むころだろうなぁ。
                                                         10月20日 懐かしのラジオ会館
         

コメント (2)
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