東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

俳句も楽しめるぼたん苑

2019-01-10 | イベント
  苑内のぼたんにはほとんどに俳句の立札が寄り添っている、
  花を見ながら一句詠んだものでしょうね。
  通路わきには色紙と筆記具が用意されていて
  同好の士でしょうか思案投げ首の姿も見られます。


  

     すぐ隣にある寛永寺五重塔、
     冬空に映えてとてもきれいだけど、ちょっと桜がね。




          

          「影もまた 藁がこひ出ず寒牡丹」
          ここは日当たりもよくまさしくこの句の通り、晴れて風の弱い日は冬であることを忘れさせる。




          

          「被せ藁の 切り口にほふ寒牡丹」
          そうです、もう一人の主役は藁囲いですね。
          みんな新しい藁で作ってあるのでそれこそ匂うばかりです。




  

     「踏みこみし 足跡一つ寒牡丹」
     日の当たらない隅っこにもひっそりと咲いています、
     夕方にでもなって誰かが勇み足でも、、、実際に暗いからねえ。




          

          「白雪に 負けじと咲くや寒牡丹」
          雪の日にでも詠んだのでしょうか。
          できれば雪の日に行きたいですね、一回行ったけどまあ混んでいました。




          

          「日を恋ひて 爪先立ちの寒牡丹」
          そう、この辺はちょっと日が恋しいところですね、
          上の方は明るいんだけどね。




  

     ここでちょっとお休みね、
     ここぼたん苑は見た目と違って中へ入ると結構広いんだよねぇ。




  

     「一人来て 一人去る影冬牡丹」
     ひょっとして冬ぼたんの方が我々を見物しているのかも。




  

     「楊貴妃は 知らねどかくや寒牡丹」
     ぼたんはその美しさを楊貴妃に例えられています、
     楊貴妃は見たことないけどこの冬ぼたんのように美しいのかぁ。

     背後に並ぶ灯篭は東照宮へ続く参道、両側には数えきれないほどの灯篭が並んでいます。




  

     3日間30枚の写真をUPしてきました、
     もうちょっといい写真だったらよかったのにねぇ・・・。
     ま、それは言わない約束、
     ありがとうございました。

     東京での雪はこれからです、
     もし雪でも降るようなことがあったらまた行ってみたい。
     雪を被ったぼたん、最高ですよ。

          data:  EOS70D/EF17-40mm 1:4 L USM。 撮影1月2日 上野東照宮ぼたん苑
          

コメント (2)
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