東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

吉原弁天のあじさい

2018-06-20 | 風景
  寒い一日、最高気温は18.4℃。
  近くの吉原弁天を覗いてみた、
  あじさいがあったっけ?、どうなっているのだろう。
  ちょっと遅かったけど残っていたあじさい、数輪でもそれなりの情緒が・・・。


  

     やっぱりここにもあじさいはあったんだ、
     今まで知らなかったし気にもしていなかった。




  

     こんなにかわいいアジサイも、これも弁天様みたい。




  

     さすがにもう終わりに近く残っていた花もわずかだった。




  

     もうちょっと早く来ていたらきれいなあじさいが見られたのかもね。




  

     小さな小さな弁天池の上にブドウがたくさん。
     これも知らなかったなあ、5分も歩けば来れるけど知らないことがいっぱい。




  

     ブドウの葉の隙間からノウゼンカズラが覗いていた、
     ここ数日寒いけど夏であることを思い出す。




          

          弁天堂の前まで張り出してブドウがいっぱい。
          誰もいなくなったら弁天様一人でもぐもぐタイム、、、なんちゃって。




  

     美大の女子学生たちが描いた弁天様。
     吉原の遊女たちを温かく見守ってきた弁天様、
     今でも彼女たちは弁天様を慕って足元に集まっているのかもしれない。

          data: 撮影6月16日 吉原弁天神社
          

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クチナシも一期一会

2018-06-19 | 季節の花
  一重のクチナシ、百花園入り口の公園で
  一枚撮ったけど次に行ったら終わっていた。
  八重の花は百花園の中で、行った時には辛うじて残っていたが
  次に行ったらもう無いだろう。クチナシも一期一会だった。


  

     クチナシは傷むのが早い、咲いたと思ったらすぐに色が変わって萎れてしまう。
     特に八重の花はそれが著しい。




  

     その代わり真っ白な花はとてもきれい、
     行ってみてきれいな花を見つけるとありがたや、ありがたや。




  

     葉もきれい、特に八重の木の葉の緑は匂い立つようだ。




  

     その葉が大好きな虫がいる、新しい葉も古い葉もズタボロに。
     これはオオスカシバの幼虫らしいけど無粋なヤツだ。




  

     前日に咲いた花だね、一日でこんなに色が変わってしまう。
     言い尽くされた言葉だけど、花の命は短くて・・・。

     クチナシはアカネ科の植物、日本では本州以西で見られるとか。

     昔はクチナシの花を着物の袂に入れ、香の代わりにしたとの話も。
     果実から採れる染料は、タクアンやキントン、ゼリーやグミの着色料として
     現在でも広く使用されている。
     また、布や木材の染料として古くは奈良時代から使われてきたという。
     見るだけではなく実用にもなるクチナシ、
     もうちょっと長い期間見られるといいんだけどね。

          data: 撮影6月13日 向島百花園
          

         
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長國寺あじさい祭'18

2018-06-18 | イベント
  すぐ近くの長國寺であじさい祭ということで
  曇り空の下ちょこちょこっと行ってきた。
  まあ去年とほとんど同じで目新しいものはなかったが
  普段目にすることがない変わったアジサイを見てきた。


  

     どうしてこの寺で行われるのかよく知らないけど
     浅草のあじさい祭として行われるみたい。




  

     浅草のゆるキャラの一人とおねえさん二人、「写真撮りますよ~」。
     客のカメラであじさいをバックにゆるキャラとか額縁とか入れて写真を撮るサービス、
     自撮りよりいい写真が出来るとみんな集まっていた。
     彼の名前は「ひさごろう」と、浅草ひさご通りが本拠地らしい。




  

     10時からということで10時半ごろ行ってみた、人出はまあこんなものだろうね。
     混雑して歩けないということはなさそう。




  

     ジューンブライドだろうね、かわいいブーケみたい。




  

     涼しそうな花だけど前日の最高気温は18.4℃、4月の気温だそうでせっかくの涼しそうなあじさいが。
     それはともかく今日見た中で一番のお気に入りだな。




  

     これはこれは目が覚めるようで、さすがピーチ姫。
     街中で見たらびっくりだね。




  

     いろいろな賞を獲得したあじさいたち。
     ウチの床の間に、、、あ、床の間なんて無かったっけ。




  

     こういう場所なんだからだろうけどカラフルなあじさいがいっぱい、
     かつてのあじさいのイメージとは全く違うね。




  

     さてと、あじさいに負けないおネエさんを撮って、、、と。




  

     当然かもしれないけど年配の人たちが多かった、
     こうして若い人たちが来てくれるのは嬉しいね。
     そして横の通路は屋台などが出てテーブルにはそこそこ若い人たちがいっぱい、
     やっぱり花より団子なんだ、どこまでいっても。

     このあと7月に入ると「入谷の朝顔市」や「浅草寺ほおずき市」など
     イベントが続く、そして花火大会もね。
     ここ2,3日寒い日が続くけど夏はすぐそこまで来ている。

          data: 撮影6月17日 台東区・長國寺
          


     大阪を中心に最大震度6弱の大きな地震が発生しました、
     女子児童など数人が亡くなり大勢の人たちが怪我をした模様です。
     朝の通勤時間帯だったため通勤の人たちを始め
     たくさんの人たちの足が奪われました。
     さらに電気、ガス、水道など社会インフラも被害を受け
     これからの生活に大きな影響が出るでしょう。

     地震はいつやってきてもおかしくありません、
     私を含めて日頃の準備はしっかりしておきたいですね。
     亡くなられた方のご冥福を祈るとともに
     被害に遭われた方の一日も早い復帰を祈ります。

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咲き急ぐビヨウヤナギ

2018-06-17 | 季節の花
  いま忙しいからゆっくり咲いてねと声をかけていたが
  聞く耳持たぬこの花は遠慮なく咲いてしまった。
  とりあえず撮ってはおいたがUPは遅くなって今頃に、
  今年の花はなぜにこんなに咲き急ぐ。


  

     ビヨウヤナギは未央柳と書く中国原産の花、
     中国では金糸桃と書くようです。




  

     唐の長安の宮殿「未央宮(ビオウキュウ)」、玄宗皇帝が楊貴妃と住み愛した宮殿。
     白楽天は「長恨歌」に「未央(ビオウ)の柳」と詠み、楊貴妃の美しさを称えている。




  

     江戸時代に中国から渡来したと考えられています、
     中国では金糸桃と呼ぶように、おしべがまさに金の糸。




  

     世にシベの美しい花数あれど ビヨウヤナギに勝る花なし、、、というところかな。




  

     北原白秋の短歌に
     「君を見て びやうのやなぎ 薫るごと 胸さわぎをば おぼえそめてき」 と。

     日本では白秋が美しき少女に詠んだ花を
     中国では妖艶な楊貴妃に例えている、
     この対比が面白い。

     玄宗皇帝は楊貴妃の美しさに溺れ政を疎かにし
     このあと次第に唐の時代が没落していくので「傾国の美女」という言葉が生まれたという。
     過ぎたるは、、、なんて言ってる場合じゃないか。

          data: 撮影6月3日 都市農業公園
          

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サンゴシトウは妖しい花

2018-06-16 | 季節の花
  私はこの花を見るたびに思う、
  ペルシャの赤い妖刀みたいだなと。
  もちろんそんなもの見たことはないけど
  アリババと40人の盗賊、彼らが持っていた刀かも。


  

     サンゴシトウ(珊瑚刺桐)
     名前の由来。
     赤くていっぱい咲く花 → 「珊瑚」
     枝葉に少々トゲあり → 「刺」
     葉っぱが桐みたい  → 「桐」
     単純明快でいいね。




  

     これがデイゴとかアメリカデイゴとの区別が難しいと。
     私はデイゴは見たことがないけど、これを撮っていたら
     前には「デイゴ」と名前が書いてあったと聞いた。




  

     で、改めて調べてみたら花の形、葉の形からサンゴシトウに間違いないだろうと。




  

     サンゴシトウはこんな樹形になるけどデイゴはこんもりとした樹形になる、
     樹形はデイゴとアメリカデイゴはよく似ている。




  

     三者ともマメ科の植物、花の開き方で名前が分かる。
     ほとんど全開となるのがアメリカデイゴ、半開くらいはデイゴ、
     サンゴシトウはこのようにほとんど開かない。
     それプラス葉の形で見れば三者の区別は完璧だね。




  

     サンゴシトウは、一見アメリカデイゴと見間違うくらい似ている、
     それもそのはず、オーストラリアのシドニー植物園で、
     アメリカデイゴと北アメリカ原産のヘルバケアを
     交配して作られた園芸種なのです、早い話が親子だったんですね。

     写真のバックにSEIKOと見えるけどセイコーミュージアム、セイコー博物館です。
     モノが小さいだけにかわいい博物館、一度行ってみたいとは思っているけど
     前を走るだけで未だに入ったことはありません、そのうちにね。

          data: 撮影6月1日 向島・法泉寺
          

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