20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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大学生たちのレポート

2009年06月10日 | Weblog
 先日、M大学に伺った折り、講義のあとに書いて下さった学生さんたちのレポートの一部を、コピーして講師であるU先生が昨日拙宅にお送り下さいました。
 
 こうしてあらためて学生さんたちのレポートを読むと、いまの大学生たちの思いがかいま見えてくるような気がします。
 
 どのレポートも真摯で、誠実さに満ちています。
 ほんの一部でも、ここに書かせていただきたいくらい、学生たちがご自身の内面に寄り添いながら丁寧に書いてくださったことが、ひしひしと伝わってきました。それがお伝えできないのが、残念なくらいに。
 
 いま、二十歳くらいの人たちが、どんなことを考えながら生きているかが見えてくるようです。

 こんな刺激的で、うれしい時間を与えてくださったU先生には、ほんとうに感謝申し上げております。
 そして、頂戴したたくさんのレポートは、私の大事な宝物です。
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10 コメント

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Unknown (のりお)
2009-06-10 15:46:16
 今の時代、変なヤツもいるけどそんなのばかりじゃないですよ!姪も就職が決まったんですけど、内定を数社から貰って「どこがいいですか?」と。私は安定度とかブランドで答えました。しかし姪は「死んだババの事を支えてくれたベッドの会社ならやりがいがある!」と。なんだよ、泣かせてくれるな~ 
ブランドで決める私とは大違いでした。
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Unknown (加藤純子)
2009-06-10 16:52:06
のりおさん

すばらしい姪御さんですね。
叔父さまとしての、のりおさんの姪御さんを見つめる眼差しにも感動しました。

先日も学生さんのひとりが、講義が終わったあと残って、自分の生い立ちをとつぜん話してくれました。
聞きながら胸がじんとしてきました。
「よく話してくれたね。よくがんばって生きてきたね」と思いながら。

きっといまの子どもたち(半分、大人たち)は心の叫びを聞いてくれる「誰か」を求めているのかも知れないと思いました。

のりおさんの姪御さんも、のりおさんってすばらしい叔父さまがいらしたからこそ、その反応を見ながら、最後の決断ができたのかもしれません。
でもすごく優秀な姪御さんなのですね!
こんな時代に、すばらしいです。
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Unknown (のりお)
2009-06-10 17:07:34
 私の自慢は兄弟の仲がいい事ですね。姉もいるのですが、真面目でシャレが通じないのがタマにキズで・・小学校で恐~い教頭やってます。
甥・姪とは「親戚の叔父」という感覚では無く友達のような感じです。
今になって兄弟がいて良かったと思います。
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Unknown (加藤純子)
2009-06-10 17:23:45
のりおさん

イギリスにいらっしゃるお兄さまと、教頭先生のお姉さま。ほかにもご兄弟がいらっしゃるのですか?

そして皆さん、コマゴンの教え子なんですか?

甥御さんや姪御さんから「友だち」のように慕われる、のりおさんってすてきですね!
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Unknown (桃華)
2009-06-10 22:07:43
純子さん
こんばんは~~宝物が増えていいな~

東京もですか?
こちらは夕方位から降り出しました。雨音がぽたぽた耳について気になります。
そろそろタイムにはいろうかと思っています・何しろ一人なんですものでも可愛いたちがいるので癒されますけどね      おやすみなさい
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Unknown (加藤純子)
2009-06-10 23:08:53
桃華さん

もうあちらにいらしてるのね。
そちらは、大雨なんですってね。
さっき夫が言ってました。
東京はぜ~んぜん。東京タワーのオレンジ色の明かりまでくっきり見えますよ。

私もいまやっと一段落ついたところなので、そろそろベッドに入ろうかななんて・・・。
じゃあ、おやすみなさ~い!
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Unknown (yesnid(虹乃))
2009-06-11 01:34:20
中から、児童文学者を目指す人が出てくるかもしれませんね。
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Unknown (のりお)
2009-06-11 08:50:58
 3人兄弟なんです。(両親は他界しています)上二人は担任にはなっていませんが知っています。姉も黒板山荘に行きましたし、勤務先の学校に読み語りにも来てもらいましたし。

コマゴンは昔の生徒の作文を全て保管しているんです!以前飲み会の時に私より2歳上の方もきて自己紹介しましたがコマゴン覚えていませんでした。しか~し!「あなたもしかしたらこんな作文書かなかった?」文頭から読み始めました。「そうですそうです!」と。40年前の作文を覚えているのに一同唖然・・・びっくりしましたよ。
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Unknown (加藤純子)
2009-06-11 09:47:35
yesnid(虹乃)さん

さすが鋭い!
講義が終わったあと、「どうして作家になったのか?」「どうやったら作家になれるのか?」など聞きにいらした学生さんがいましたよ。
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Unknown (加藤純子)
2009-06-11 09:53:29
のりおさん

お姉さまも黒板山荘にいらしたことがあるのですか。
コマゴンはいろんな教え子に影響を与えているんですね。すごいです!

そうそう、先日の講演会のとき、教え子の、もう色あせているノートに書かれた作文を読んでくれました。
「のりお。おー、のりおか」と、まるで我が子を愛しむような眼差しで話してくれたのが印象に残っています。
長生きしてほしいですね。コマゴンには。コマ先生には。
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