20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

奈良大和路へ

2009年10月31日 | Weblog
 今日はこれから、奈良へ行きます。
 東京の国立博物館で見そびれてしまった「阿修羅像」を、帰山した興福寺で。
 また奈良国立博物館で開催している「正倉院展」にも興味があります。
 けれどどちらも大行列の可能性が高そうです。
 一昨日、奈良にご旅行にいらした友人からメールをいただいたところによると、すごい混雑だったとのこと。
 友人のご夫妻は前日京都に一泊されて、そこから奈良に入られたので朝の9:30くらいだったので両方に入れたらしいですが、出て来たら観光バスが横付けされていて大行列だったとか。
 あまりにもすごい行列でしたら、そのときは春日大社で世界遺産の回廊をめぐり、東大寺あたりを見学ということになるかもしれません。

 そろそろ紅葉のはじまる、秋の奈良大和路。
 今から楽しみです。
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デパ地下(RF1)

2009年10月30日 | Weblog
 今日は午後から、久しぶりに夫の単身赴任先へ。
 このところ東京での会議などのため、夫が帰京することが多かったのですが、今週と来週はあちらで大事な会議があるため帰京できないらしいです。
 ですから久しぶりに私が新幹線に乗っていくことになりました。

 冷凍したたくさんの食材をキャリーバックに詰め込みました。
 今夜のお夕食は夫の帰りが遅くなるということなので、東京駅大丸デパートのデパ地下で買っていきます。

 デパ地下でお惣菜を買うことは滅多にありませんが、「RF1」のサラダはいつも通りすがりにコソ見をして研究しています。
 ほんとうにバラエティーに富んだ食材でたくさんのサラダを展開しているお店です。
 コソ見見学だけではお味が想像できず、ときどきは買ってしまうこともありますが。
 なにごとも研究のためです。

 さて、今日はなににしましょうか。
 これも旅の楽しみのひとつです。
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iPodその後

2009年10月29日 | Weblog
 先日、銀座のMacストアに電話でうかがってみたら、iPodのバッテリー交換というのはiPodそのものの交換になるらしいです。
 その話を夫にしたら、
「だったら不足分を出して新型に買いかえたら?」と。
 そんなことが出来るのかわかりませんが、やってみようと思っていたら、昨晩、水曜日で息子がやってきて、
「そんな面倒なことを考えずに、新しいのに買い換えちゃったほうが簡単だよ。いまはすごく安くなってるし、ビデオも使えるよ」
と。
『簡単にビデオ』というフレーズに飛びついた私は俄然、新型のiPodが欲しくなりました。
 デジカメでもビデオは撮れるのですが、ちょっと面倒で使ったことがありません。

 と、そんなわけで、今日は銀座のMacストア2Fに3時に予約を入れてあるのですが、どうやら方向転換。
「何色がいいと思う?」
「イメージからいったらレッドでしょ。それともブラックで渋くいく?」
と、息子。
 思いがけず新型のiPodが手に入るなんて、すごくうれしい。

 そんなこんなのiPod決着がついたら、その足で「銀座一丁目」から有楽町線にのって「池袋」まで行きます。
 池袋の会場で行われる「子どもの本・九条の会」の運営委員会へ出席のため。
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カレンダー2010

2009年10月28日 | Weblog
 日曜日に銀座の伊東屋にいったら、もう2010年のカレンダー特設売り場が出来ていました。
 気づかないふりをしていましたが、今年も残り2ヶ月です。

 いろいろな方々のblogをのぞかせていただくと、皆さんすごい意欲で書くことと格闘していらっしゃいます。
 のんびりなんかしていられない。
 それが正直な感想です。

 書くという行為は、まるで魔法にでもかかってしまったような底力があります。
 いったんハマってしまうと、どこまでもとことん走り続けるしかない・・・。
 その魔法の力に酔わされている人たちが、全国に何百人、いえ何千人といらしゃるのです。
 そのことを想像すると、気づかないふりなどしていられません。

 足を踏み出すと、私は来年用のカレンダーと、来年の手帳用のリファイルを買って帰ってきました。
 机の横に置いたそれらに急かされながら、2009年の残り2ヶ月を多くの書き手の皆さんのように闘いたいと思います。
 でも書き続ける力って、ほんとにすごい!
 書いて、本を読んで、思索して、また書いて、自分を見つめるという作業は、人間をすごく大きく成長させてくれているような気がします。
 また、そうありたいです。
 そして、それが更なる高みに向かう力として鍛えられていくように、意識して生きていきたいものです。
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富士山

2009年10月27日 | Weblog
 夕べはベッドに入っても、ごうごうと吹き荒れる強い風の音でなかなか寝つくことができませんでした。
 目覚めると、ビルの向こうには真っ白に雪化粧した富士山が。

 数年前までは我が家のリビングから富士山のすがたがくっきり見えたのに、あのビルが建ってしまってからは、のぞきこむような形でしか見えなくなってしまいました。
 
 すっかり雪の綿帽子を被ってしまった富士山。
 窓を開けると、台風の名残りかいくぶん風が強いようです。
 でもぱかぱかした小春日和。
 それでも、冬は着実に近づいているようです。
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新刊五冊まとめてご紹介

2009年10月26日 | Weblog
 ご恵贈いただいたままになっておりました新刊五冊を、失礼ながらまとめてご紹介させていただきます。
 例によって写真が一冊しかご紹介できずほんとうにごめんなさい。
 
 
 まずは越水利江子さんの『恋する新撰組』シリーズの第二巻(角川つばさ文庫)です。
 いやはや驚きました。なんという筆力でしょう。史実から武術に至るまでを実に丁寧に調べ上げていて、それがしっかり物語に溶けこんでいます。まずはその見事な腕に感服です。
 場面のひとつひとつにもリアリティがあり、京都の町が浮かび上がってくるようです。新撰組の成り立ちなどについても、とてもわかりやすく書かれていて物語として楽しめます。
 なにより空ちゃんがいい!沖田総司がシブい!
 暗澹たる世界なのに、なぜか美しい。越水利江子の筆はどこまでも限りなくのびやかに、読者に物語を楽しませてくれています。
 三巻が益々目が話せなくなりました。ぜひお薦めの一冊です。

 
 同じく人気作家・川北亮司さんの『SHOGI Kids!』シリーズ(そうえん社)の二冊です。
 ご存知、川北亮司さんは将棋の達人でもあります。
 その川北さんがこの二巻目でも、将棋の奥深い魅力を具体的な手立てを示しつつ、物語として楽しませてくれています。
 エピローグのこの言葉が光ります。
「人間はだれでも感情を持っている。その感情を自分でコントロールできなければ強くなれないものだ」
 純也がカッコいいです。そしてその友人である太智の存在が次巻へ、読者の興味をそそります。
 ぜひお読みになってください。

 
 次は幼年から高学年まで、幅広いジャンルでご活躍の赤羽じゅんこさんの『ミキとひかるドングリ』(国土社)です。
 発想の豊かさと、オリジナリティで定評のある赤羽さんは、このお話でも、おもしろいキャラクターを作り出しています。
「てつだいマウスのハッピーズ」
 仲よしネズミの三人組です。
 この三匹が、友だちに思ったことを口に出せないでいるミキちゃんを助けてあげます。さてどんな方法でミキちゃんは友だちと心を通わせられるのでしょうか。お楽しみに。
 ぜひ続きはお読みになってみてください。

 
 次は次々と新刊を発表され、ますます絶好調の岡田なおこさんの『コナツチャン@ファンサイト 謎のマーマレードさん』(フォア文庫)です。
 このお話は「ココナツチャンのファンサイト」blogにコナツチャンについてのみんなからのコメントが書き込まれます。それを読んでいると、いつの間にか読者はコナツチャンではなく、その書き込みをしている人たちに興味を抱かされています。その構造がひとつ。
 そしてもうひとつがblogを通してコナツチャンという人間の魅力について、つまびらかにされていくという構造。その二重構造の面白さに、気がつくとすっぱりとハマらされています。
 岡田なおこさんはなかなかの策士です。とてもおもしろい作品です。
 また「マーマレード」さんとはの、謎を推測する楽しみもあります。ぜひお読みになって確かめてください。

 
 同じく人気のシリーズを何本も抱えていらっしゃる作家・牧野節子さんの『夢見るアイドル』(角川つばさ文庫)シリーズの第二巻です。
 牧野さんはご自身が音楽家でもいらっしゃるので、この文庫ではアイドルを目指す子たちにとっては、とても魅力的なエピソードが散りばめられています。音の作り方や、ビートルズやプレスリーの歌やエピソード。
 また、前回ではコンサートの舞台だった軽井沢が詳しく語られ、今回は横浜の山手や、箱根のFホテルとおぼしきホテルが登場したり、場所や建物の魅力も存分に語られ、うっとりとした心持ちにしてくれます。
 音楽好きの人にはたまらない一冊です。どうぞお読みになってください。
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秋の朝顔

2009年10月25日 | Weblog
 秋だというのに朝顔が咲いています。
 朝顔というと、真夏の花というイメージがありますが、本来は「夏」ではなく「秋」の季語だそうです。
「朝顔市」は夏の季語で、「朝顔」は秋の季語。
 なんだかおかしな気分がしてしまいます。

  朝がほや一輪深き淵のいろ       与謝蕪村

 朝顔というとどうしても、夏休みのイメージです。
 ですから、秋に咲く朝顔は、どことなくさみしげな姿を想像してします。
 
 冬へのしつらえの季節は、それがたとえポジティブな出来事であっても、其処とないさびしさを伴っているから不思議です。
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カレーナン(ジョアン)

2009年10月24日 | Weblog
 一日一回、午後1時半から販売する、銀座三越の「ジョアン」のカレーナンを買いに行ってきました。
 なにしろ、1時半ジャストに行かないとこのカレーナンは手に入りません。

 夫が夕べ帰ってきたので、今夜はチキンカレーにしようと思っています。
 骨付きの鶏肉を、ニンニクと小麦粉でちょっと焦げ目をつけてフライパンで焼きます。その上から白ワインをジュー!と。
 取り出したところに、タマネギと人参とピーマンのみじん切りをいれてオリーブオイルでしんなりするまで炒めます。そこに小麦粉を入れまた炒めます。
 そこにカレー粉やさまざまな香辛料やケチャップ少々とおソース少々。コンソメとミルクをいれてとろとろにしたところに鶏肉を戻します。
 それをとろ火で時間をかけて煮込みます。
 鶏肉にスプーンをいれると、ぽろぽろに崩れるくらい柔らかく。
 それに、このカレーナンをつけていただくと最高です。
 所詮カレーです。
 ですからたいした手間もかかりません。
 しいて贅沢と言えば、このカレーナンでしょうか。
 とにかく絶品です。
 機会がありましたらお試しになってみてください。
 
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商店街にて

2009年10月23日 | Weblog
 昨日、近所の商店街の薬屋さんの店頭で洗剤を探していたら、小学生とおぼしき男の子が私に近づいてきて、
「いらっしゃいませ」
 なんと笑顔で、大人顔負けのしっかりとしたご挨拶をするではありませんか。
 この子、何者かしらと思いつつレジで並んでいると、そこを横切るとき、またしても「前を失礼いたします」と。
 なになに、この子、いったいほんとに、何者?
 レジで私の番になったとき、小声で思わず
「あの子は、いったい何者ですか?」
 聞いてみました。
「近所の小学校で社会科見学で、こうして商店街のお店に何人かづつ配属されているのです。4年生だそうです」
 へえ、小学生が商店街で社会科見学?
 レジの女の人の丁寧な説明に、びっくり!
 洗剤と入浴剤を買って薬屋さんを出ようとしたら、またもや
「どうもありがとうございました。またお越し下さい」
 にこにこと男の子がこっちを見ています。
 好奇心がむくむくと沸きあがってきました。
「ねえねえ、大人になったらお店屋さんをやりたいの?」
 4年生の男の子に近づくと、私はおもむろに聞いてみました。
「う~ん、はい。でも学校の授業です」
 迷いつつも如才なく、彼は返事をします。
「君、きっとすごいお店屋さんになるわよ。だってとっても立派だもん」
 私がそういったら、うれしそうに彼は笑い、
「ありがとうございます!」
 どっちが大人で、どっちが子どもかわかないくらい、小学生の男の子は最後まで見事な対応を見せてくれました。
 
 薬屋さんを出ると、私はお向かいのお菓子屋さんに入り、お茶とグレープジュースのペットボトルをとり、それを持ってレジに並びました。ふと見るとまたしても小学生の姿が!
 レジの女の人の横に4年生とおぼしき男の子が、レジで打った商品をレジ袋に入れる係りをしています。
「どうもありがとう」
 私がいうと、さっきの男の子とは違って、その4年生は恥ずかしそうに、ただだまったまま頭を下げました。

 いまどきの小学校ってすごい。
 こんな子どもの頃から、きちんと大人たちと実地で対応させる授業をさせているんだから!
 なんだかすごく高揚した気分で帰ってきました。
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ほっとひと息

2009年10月22日 | Weblog
 まだいくつか、やらなくてはならないことが残っておりますが、やっと先が見えてきました。

 友人の皆さまから、ご本もたくさんご恵贈いただいていて机の上に山積みになっております。
 ずっと拝読できずにおりましたが、やっと体勢が出来ました。
 これから、楽しみに拝読させていただきます。
 また、こちらでご紹介させていただきます。 

 今日の午後は我が家のベランダの一番はずれにある(角部屋なので、部屋中がぐるっとベランダに囲まれています。そのベッドルーム寄り)避難通路出口の非常扉の改修工事だそうです。
 
 どこまでも青く、高い、秋の空がひろがっています。
 来週は、じっくりと自分のことなどに取り組む時間が持てそうです。
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