20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

芳しいバラの香りにつつまれて

2009年05月31日 | Weblog
 昨日は、思いがけず、古い友人たちと、ほんとうに数十年ぶりにお目にかかることができました。
 従姉妹の家のイングリッシュガーデンに遊びにいらして下さったのです。
 M、Tちゃんご夫妻、S子さん(カルチャースクールの中国語講座のみなさん、マーガレットさん、ひまわりさん、クロッカスさん、黒百合さん、スズランさん、そしてトルコキキョウさん)S子さん、Mちゃん、Eさんご夫妻・・・・。

 高校時代からの友人、MとTちゃんご夫妻と話していたら、昨年亡くなった母の話になりました。
 気難しくて、ある意味暴君な父に、世間的には従順で貞淑な妻として仕えてきた母が、晩年亡くなる1~2年は「ハラハラするくらい発言が奔放になった」とM。
「いままで外では決して言わなかったようなことを、どんどん言っちゃって、デイホームなんかでは『眠くもないのに、なんでお昼をしなくちゃいけないの?』なんて、面倒なおばあちゃんって思われていたかもしれないわね。道理を言ってるんだけど、ただのかわいいおばあちゃんにはなりきれなくて」と従姉妹。
 古くからの友人たちや従姉妹が、私の知らないところで、何度も一人暮らしの母を訪ね、おしゃべりの相手をして下さっていたことを知り、感激して胸がつまりそうでした。
 
 ひっきりなしにバラ見学に訪れる皆さんと、ずっと楽しいおしゃべりをしたら、すっかり日が暮れていました。
 バラや、ハーブの芳しい香りを嗅ぎながら心癒される一日でした。
 従姉妹や、その友人の皆さんのあたたかいおもてなしをうけながら。
 レッドアロー到着後、従姉妹の家にいく途中ではお墓参りもできました。
 弟の家に立ち寄れなかったのは残念でしたが、また夏にお会いできるのを楽しみに・・・。

 庭いっぱいのたくさんのお花たちに囲まれながら、ほんとうに満たされた一日でした。
 従姉妹のM子ちゃんとその旦那さま。
 ほんとうにありがとうございました。

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イングリッシュガーデン

2009年05月30日 | Weblog
 今日はこれからレッドアロー号にのって、秩父の従姉妹の家を訪ねます。
 彼女のご自宅のお庭は、雑誌にも紹介されるくらいすばらしいイングリッシュガーデンです。
 600坪の敷地に、300坪ものイングリッシュガーデン。
 100種類ものバラや、そのほかの花々が咲き乱れています。
 
 本好きな従姉妹の趣味で、庭の片隅には、彼女専用の「秘密の花園」まであります。
 そこにはイスとテーブルが置いてあって、クッキーと紅茶で、時間があるときはご夫婦でこの場所で初夏の風を満喫しているそうです。
 バラのうつくしいこの季節には、一日数百人が、個人のお宅だというのに見学に訪れるとか。
「ジュンコちゃん、すっごくきれいよ。早くバラを見に来て」
 雨もよいの、あいにくのお天気ですが、うつくしいバラたちを見て、また元気をもらってこようと思っています。
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雨ふり

2009年05月29日 | Weblog
 ここ数日、まるで梅雨に入ってしまったような雨の日が続いています。

 そんなわけで、まったく歩いていません。
 仕事も、うんとこしょ、どっこいしょです。

 写真は、雨に煙るベランダ風景です。
 初夏だというのに、どんよりとした色合いの写真です。
 左の部屋が私の仕事部屋です。
 最近は生活習慣も乱れ、夜遅くまで、この部屋のあかりだけが点いています。
 早く初夏の日差しのふりそそぐ、みどりの空気を吸いこみたいものです。 
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栗本薫さん

2009年05月28日 | Weblog
 昨晩、遅くに会議から帰宅したら、夕刊に「中島梓さん(栗本薫)死去」の記事が出ていました。

 栗本薫といえば、まずは『グイン・サーガ』(早川書房)です。
 末期癌と公表されてから、彼女はいったい何冊の本を書かれたのでしょう。
 人気の『グイン・サーガ』シリーズの「黒衣の女王」は、なんとこの4月に刊行されたばかりです。

 また『グイン・サーガ』といえば、息子がパリにいっているとき、「いついつ発売だから買って送ってほしい」と連絡をうけ、そのつど買いにいったことを思い出します。
 この本は、彼がまだ中学生だったころにスタートしたファンタジーシリーズです。ということは、二十数年、この『グイン・サーガ」は続いたことになります。シリーズ126巻という膨大なファンタジーとして。

 私は、中島梓名で書かれた彼女の評論のファンでした。
 美少年好きの彼女らしい評論、『美少年学入門』(新書館刊)や、『コミュニケーション不全症候群』(筑摩書房刊)など、それらは、いまの時代を予見させるような評論でした。

 とにかく、末期癌と公表されてからも彼女は、ひるむことなく怒濤のごとく、56年の生涯を走り続けました。
 昔、本で読んだことのある、彼女の少女のころから作家の道へと繋がっていく楽しい自叙伝。(その本がなんだったのか、思い出せません)
 いまはそれをなつかしく思い出しながら、ご冥福をお祈りしたいと思います。
 いやはや、すごい作家でした。
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和紙のお手紙

2009年05月26日 | Weblog
 昨日、友人の桃華さんから和紙の巻きお手紙をいただきました。
 和紙に書で、優雅でうつくしい文字が流れるように描かれています。
 そこにはまた、花菖蒲の繊細な絵まで描かれていて、桃華さんの華やかさが溢れているようなお手紙でした。
 和紙がくるくる巻かれてあって、えんじ色の紐で結んであるところも、すっごくおしゃれ。
 感激しつつ、うっとりしてしまいました。
 絵がクリアに見えなくて残念ですが、こちらでご紹介を。
 こんなふうに、友人に、さらさらと書と絵のお手紙をお送りできるなんて、なんてステキでしょう。あこがれてしまいます。

 今夜は、「子どもの本・九条の会」の運営委員会に出席します。
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2009年05月26日 | Weblog
 葵が咲いています。
 葵は、初夏から真夏へ向けて咲く花です。
 いつのまにか、季節が春から夏へと移ろっていくのを、道ばたに咲いている花々が教えてくれています。

 葵ってこんな可憐な花なのに、夏とたたかう花と言ったイメージが強いのは、なぜでしょう。
 真夏の熱気で景色が歪み、陽炎が立つ白い道に咲いているからでしょうか。 
 ぎらぎらと照りつける太陽にむかって、すっくと背筋をのばし、背けず花びらをひらいているからでしょうか。
 
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花菖蒲

2009年05月25日 | Weblog
 今朝、お買い物でお隣の公園を歩いていたら、色とりどりのうつくしい花菖蒲が咲いていました。

 やっと総会や附設研や、もろもろの5月の行事がおわり、一段落しています。
 とはいえ、まだ引き続き、忙しさは続いておりますが。

 昨日の附設研にパネラーとしてお招きした、作家の富安陽子さんがおっしゃっていた「毎日、書くことが楽しくてしかたない」・・・。
 そのお言葉。

 月曜日。
 机に向かいながら、まだ、頭のあたりにその、彼女のお言葉を漂わせています。
 富安さんのように、毎日そんなふうに原稿に向かえたら、どんなにステキなことでしょう。
 と、今週もいろいろな原稿と、楽しく格闘するつもりです。
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総会附設研究会・公開シンポジウム

2009年05月24日 | Weblog
 今日は、総会附設研究会・公開シンポジウムが、竹橋の日本教育会館で1:30から行われます。
 今年のテーマは<今、子どもと共有できる「おもしろさ」とは?>です。
 定員90名のお部屋ですが、事前申し込みで、すでに満員御礼がでそうな勢いの人気です。

 準備委員の私たちはお昼に集合して、最終チェックを。
 とにかく本日、司会進行をおやり下さる、準備委員のAさんとHさんのこの附設研にかける情熱は半端なものではありませんでした。
 パネラーの皆さんと綿密な事前打ち合わせを何度も重ね、こつこつと積み上げてきた研究会です。
 立ち見が出てるかもしれませんが、どうぞたくさんの皆さまのお越しをお待ち申し上げております。
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総会・懇親会

2009年05月23日 | Weblog
 今日は神楽坂の出版クラブで、日本児童文学者協会の総会、そして夜はいくつかの賞の授賞式及び懇親会です。
 いろいろな仕事に追われていて、疲れがピークに達しているので、総会はちょっと遅刻になりそうです。
 でも閉会のことばを言わなくてはいけないので、それまでには・・・。  
 
 授賞式では、選考委員として関わらせていただいている、長編児童文学新人賞の授賞式もあります。
 いろいろな方々が、今夜はお祝いにかけつけられるということです。
 それぞれの賞の受賞者の皆さま、ほんとうにおめでとうございます。
 きっと華やかな受賞式になることでしょう。
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忙しいです。

2009年05月22日 | Weblog
 ものすごく忙しく、ばたばたしています。
 そろそろ肩もぱんぱん。
  
 ひとりで暮らしていると、生活も不規則になります。
 ベッドに入って眠れなければ、そのまま起きだし、ずっと仕事をしています。
 朝でも、お昼でも、夜でも、お食事がすむと、食休みもそこそこに、また仕事。
 毎日が全速力で走りぬけているような気分です。
 いろいろがこんなに重なったことは、あまりありません。
 とにかく、忙しいです。
   
 このひと月で、体重が二キロ減りました。
 ラッキーって気分です。体も軽いです。
 ひとりの食生活ではありますが、きちんと作って食べています。少なめではありますが。
 おやつもいっさい食べておりません。

 今夜は夫が帰ってきます。
 週末から日曜日にかけて、また食べてしまわぬよう気をつけなくてはいけません。
 せっかくここまできたのですから。
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