20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

昨日は三の酉

2015年11月30日 | Weblog

           

 昨日は三の酉。

 今年最後の酉の市でした。

 浅草のおとりさままでいく時間がなかったので、富岡八幡宮の酉の市をのぞいて、小さな熊手(フクロウの)を買ってきました。

 

 浅草といえば、いとうみくさんの、浅草が舞台の新刊『車夫』(小峰書店)、彼女のこれまでの作品のなかでの、最高傑作だと思いました。

 彼女は、どこまで高みにのぼっていく作家なのでしょう。

 とにかくすごい作品です。泣きました。

 

 作中「厄除け」が出て来ます。

 その厄除けがなぜか、すとんと胸に落ちて、この間、カード問題など、いろいろトラブルがあったので、富岡八幡宮で、しっかりとお参りして、すっきりした気持ちになりました。

 お隣の深川不動尊ででもお参りして、ちょっとおしゃれなカフェを見つけ、そこでお茶してから、神楽坂に行きました。

(写真は、ベランダからみた、夕暮れの富士山。ビルに隠れて、年々、見えなくなっていきます)

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『古田足日さんからのバトン』(ありがとう古田足日さんの会編・かもがわ出版)

2015年11月29日 | Weblog

            

 作家であり、評論家である古田足日さんが亡くなって、一年半がすぎました。

 古田さんと親しいところにいらした方々の手で作られた『古田足日さんからのバトン』刊行を記念して、今日は午後からお茶会だそうです。

 私も参加させていただきます。

 下は、かもがわ出版からの、本からの抜粋です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 戦後の児童文学評論の旗手であり、児童文学作家として活躍した古田足日さんは、昨年6月になくなりました。

 その1周忌に合わせて、古田さんを敬愛し、そのバトンを子どもたちのために受け継ごうとする人々44人が寄稿。

  東京・東久留米の地域に根ざし、読書運動を励まし続けた古田さんの原点は、勇ましく美しいことばによって戦争へと駆り立てられ「軍国少年」として過ごした痛恨の戦争体験にありました。
 
 「子どもの本・九条の会」など、時代と社会を見据えた発言と行動は、戦後70年の今、多くの人たちの心に響くでしょう。
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行列の天丼屋さん

2015年11月28日 | Weblog

          

 日本橋の裏通りには、知る人ぞ知るといったお店が何軒かあります。

 

 この天丼屋さんも、そのひとつ。

 いつ通りかかっても、お昼時には大行列が・・・。

 4~50人は開店を待っています。

 

 お値段もリーズナブルで、お手頃です。

 でも揚げ物はコレステロールがこわくて、簡単には手をだせません。

 といいつつ、お店の中からプーンと匂ってくる、ごま油のなんとも香ばしいかおりに、胃袋がつられそうになります。

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『印度漂流』

2015年11月27日 | Weblog

          

 今朝、新聞で辛島昇さんご逝去を知りました。

 辛島さんといったら南アジアの研究家です。

 私が彼の書物に出会ったきっかけは、藤原新也の『印度放浪』でした。

 悠久のガンジス川、そこに浮かぶ人間の遺体。

 藤原新也のカメラと筆は、ぐんぐんと印度の奥深くまで踏み込んでいきます。

 

 あの時代、藤原新也に影響されていた人は多かったはずです。

 『西蔵漂流』ではチベットのオレンジの衣をまとった僧たちの、生々しい人間性にもふれていました。

 

 さて辛島昇さんです。

 『印度放浪』に端を発し、私はそれから何冊かインドに関連する本を読みました。

 そして出会ったのが、辛島昇さんでした。

 むろん、お会いしたことも、お話したこともありません。ただ著者として、その生き方に惹かれたのです。

 『インド・カレー紀行』には、インド料理、カレーなどに使われる何十種ものスパイスの話や、カレーを通してインドの歴史や文化が語られています。

 ジュニア新書なので、とてもわかりやすく書いてあります。

 

 そういえば、友人Tさんに教えていただき、アマゾンで取り寄せて、昨日から「クミン」を使っています。

 まさに「アジア!」といった香りの強いスパイスです。

 お料理には、どうしても使えなくて(夫は平気な顔でヨーグルトにいれて食べていますが)粉薬みたいにして、飲んでいます。

 その瞬間、アジアの香りが手のひらを駈けぬけます。

 その手で新聞をめくり、辛島さんのご逝去を知りました。82歳だったそうです。

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夜の飛行船

2015年11月26日 | Weblog

            

 ふと見ると、夜の空に明るいものがふわふわ浮かんでいます。

「UFO!」

 ・・・なんて、タイプじゃありませんけどね。

 

 正体を探りたくて、あわてて仕事部屋のベランダに飛び出しました。

 カメラをズームにしてのぞくと、飛行船です。

 私が大騒ぎしていた声が聞こえたようで、夫が双眼鏡をもって、私の仕事部屋にやってきました。

「こりゃ、すごい!飛行船に、窓の絵が書いてある」って。

 本物の窓じゃなくて、窓の絵だそうです。

 

 昼間はときどき、スカイツリーの回りを遊覧している飛行船を見かけますが、夜の飛行船なんてはじめてです。

 夜の遊覧。どんなでしょう。絵に書いた窓からでは、外は見えないでしょうし、どうやって夜の夜景を見るのでしょう?

 やっぱり、謎めいた物体です。

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カレンダー

2015年11月25日 | Weblog

          

 やっと伊東屋で来年のカレンダーを買ってきました。

         

 もう10年以上、かわらず同じカレンダーをサロンの入り口にインテリアのように飾っていましたが、今年から替えました。

 伊東屋オリジナルの、お店一押しの、モード系カレンダーです。(写真、いちばん上)

 

 ミュージアムショップのような伊東屋には、かわいい小物がいっぱいあります。

           

 木のつがいの鳥。

          

 アクリル製のメモキューブ。

          

 クリスマスカード。

 どれも、海外のお店にいった気分にさせてくれるような、わくわくする小物です。

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ブルガリスネーク

2015年11月24日 | Weblog

          

 今年もブルガリスネークが壁面に飾られました。

 夜になると、白く光ります。

 目はエメラルドのような、うつくしいグリーンに輝きます。

 

 スネーク、イタリア語では「セルペンティ」と言うそうです。

 このセルペンティは、古代ギリシャ・ローマ神話では「英知」「生命力」「永遠」のシンボルだったそうです。

 そしてブルガリを代表する、デザインのモチーフでもあるのです。

 銀座の、このブルガリビルに、スネークが登場すると、いよいよ一年の終わりが近づいてきたことを知らせてくれます。

 

 下の写真は、日本ペンクラブ「子どもの本」委員会のお仲間で、絵本研究家であり元福音館書店編集者である澤田精一さんが写してくださった写真です。

 ライトアップしたブルガリスネークです。ご堪能ください。

      

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クリスマスがやってきた!

2015年11月23日 | Weblog

          

 今年も我が家に、クリスマスがやってきました。

 ツリーを出して、オーナメントを飾っただけですが・・。

          

 玄関にもサンタさんの小物を飾りました。

 

 クリスマスシーズンが近づくと、クリスマスの本を読んでその雰囲気に浸りたくなります。

 ジンジャークッキーは好きじゃないけれど、子どもの頃からクリスマスがだいすきです。

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リリアン編み

2015年11月22日 | Weblog

           

 子どもの頃、リリアン編みという、糸を編んで紐のようなものを作る遊びが流行りました。

 小さな機械みたいなものに、糸を巻き付けていきさえすれば、下にずるっと紐のようなものができていくのです。

 

 お花屋さんの店頭で、このうすみどりのケイトウを見たとき、そのリリアン編みを思い出しました。

 とってもなつかしい気持ちで。

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子ども創作コンクール授賞式

2015年11月21日 | Weblog

             

 本日は、神楽坂の出版クラブで、「お話エンジェル・子ども創作コンクール」の授賞式です。

 

 今年も全国から入賞されたお子さんたちや、そのご家族がたくさんお集まりになります。

 子どもたちの生の声をきける、楽しい時間です。

 今年もすばらしい作品が、最優秀賞に選ばれました。

 おめでとうございます。

 

 終わったら、ちょっと早い忘年会。

 くもん出版やくもん教育研究会、児文芸、児文協の皆さんと懇親を深めます。

 

 それにしても昨日のフォーラムに続き、2日続きの出版クラブ通いの方々がたくさんいらっしゃいます。

 皆さま、お疲れさまです。

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