このところ、あれもこれもと、いろいろな事柄に忙殺され、疲れすぎて、心がくじけそうになっていました。
今朝、顔を洗いながら自分の顔を見ていたら、突然、糸が切れたように涙がこぼれてきました。
風通しのいい、皆さんが気持ちいいといってくださる会に、という重いが強すぎて、なにもかも自らで忙しさを生み出していました。
そんな自分の愚かしさに、泣けてきました。
しばらく泣いたら、気持ちがすっきりしました。
これから、美容院にでもいって、ひと呼吸、入れてきます。
このところ、あれもこれもと、いろいろな事柄に忙殺され、疲れすぎて、心がくじけそうになっていました。
今朝、顔を洗いながら自分の顔を見ていたら、突然、糸が切れたように涙がこぼれてきました。
風通しのいい、皆さんが気持ちいいといってくださる会に、という重いが強すぎて、なにもかも自らで忙しさを生み出していました。
そんな自分の愚かしさに、泣けてきました。
しばらく泣いたら、気持ちがすっきりしました。
これから、美容院にでもいって、ひと呼吸、入れてきます。
リヤドロの「シンデレラ」です。
小さいころ、ウォルト・ディズニーの世界が大すきでした。
ディズニー世界への、夢とあこがれ・・・。
見果てぬ夢の世界は、手を伸ばしても届きそうもない、うつくしいあこがれの世界でした。
小学校1年生のころです。
いまはディズニーランドに行けば、すぐさま手が届きそうな気がします。
あこがれを、あこがれのまま内包できていた時代・・。思い返せば逆に、想像のつばさを豊かにふくらますことの出来た、しあわせな時代だったのかもしれません。
その「シンデレラ」を、リヤドロが作っていました。
あまりにもゴージャスで精巧で、思わず見惚れてしまいました。
ミモザのお花が、お花屋さんの店頭にありました。
お花屋さんにミモザがやってくると、もう春です。
ミモザというと、なぜか脳裏に浮かぶのが「ミモザの砂糖漬け」、そして「スミレの花の砂糖漬け」・・・。
実際に作ったことはありませんが、このふたつのお花の砂糖漬けと、「雨の日曜日」「クラシック音楽」をつなげて思いうかべると、なぜか私にもメルヘン童話が書けそうな気がするから、思い込みとはおそろしいものです。
今宵は、春を待ちながら、ゆで卵のミモザ風サラダでも・・・。
『頭がよくなる10の力を伸ばすお話』(加藤純子監修・PHP研究所)がお陰さまで、たちまち4刷になりました。
先日こちらに載せた、すずめが、男の人の手から餌を啄んでいる瞬間をカメラで捉えることができました。
すずめたちは、餌をもらうのに、お行儀よく順番に並んでいます。
この男の人はなぜ、こんなに用心深いすずめを手なずけることができたのでしょう。
まるで、すずめの学校のようでした。
秋からお買い物を歩く公園で、うつくしい瑠璃色の羽を見せて楽しませてくれていたカワセミも、そろそろ巣作りに入る季節でしょうか?
カメラマンのギャラリーも少なくなりました。
巣作りに入る前の一枚を、昨日は撮せました。
昨日の日曜美術館は、明治の日本画家・河鍋暁齊の特集でした。
「画鬼」と呼ばれる彼の筆による、カリカチュアされた妖怪は秀逸です。
実は、建築家のコンドルが彼のお弟子さんだったということも、初めて知りました。
その日曜美術館のラストのインフォメーションで、いま汐留で開催されている「メイド・イン・ジャパン南部鉄器」の展覧会のことを知りました。
南部鉄器に興味のある私としては、行かないわけにいきません。
すぐさまその足で、汐留に向かいました。
東北・岩手の豊かな大地が育んできた南部鉄器が、いまフランスやベルギーのハイセスなティーサロン向けにと、カラフルでスタイリッシュな様相を呈し、注目されているようです。
でも私は昔ながらの、南部鉄瓶に惹かれています。
そのフォルムの、うつくしさたるや・・・!
鉄瓶は重いので、私のような肩凝りには日常には使えません。
けれど、デザイン性のますますブラッシュアップされていく南部鉄瓶は、見ていて惚れ惚れしてしまいます。
駈け足で、ほんのちょっとの汐留滞在でしたが、楽しい時間でした。
梅一輪 一輪ほどの 暖かさ (服部嵐雪)
「春告鳥」とは、ウグイスのことだそうです。
「春告魚」は、鰊の異名。
また「春告草」は、梅の花・・・。
梅は、春風を待ちながら咲くところから「風待ち草」とも呼ばれているそうです。
豊かな日本語に身を寄せていると、野や、山や、海から、待ち焦がれた春の気配が運ばれてくるような・・、そんな気持ちになります。
写真は、先日亀戸天神にいったとき撮した、梅の花です。
梅といえども、「白梅」「紅梅」ではなく、ひとつひとつに名前があります。
なるほどよく見ると、それぞれが違う表情をしています。
「いのちのかたち、生き方のかたち―3・11後の子どもたちの未来
The Shapes of our Lives After 3.11
あれから3年。
「がんばれ東北」「絆」―― 鳴り渡っていた声はいつしか遠のき、
以前の日常を取り戻したよう見える東京。
その一方で被災地の試練は続いている。
日本ペンクラブ「子どもの本委員会」は、いま一度3.11に立ち返り、
あの震災が世界へ投げかけた問題、
そしてわたしたちに及ぼした影響を見つめ直す試みを始めたい。
「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表の山田真さんを迎え、
福島の子どもたちの状況を語ってもらう。いま、この国の放射能の実態はどうなっているのか。
まずはその現実と向き合うところから始めたい。
そして、この3年間、子どもの本の作り手として、わたしたちは何をしてきたのか。
これから何を伝えていくべきなのかを考えてみよう。
日時:2014年3月11日(火)午後5時30分~午後7時30分(予定)
会場:青山学院女子短期大学、教室L301
対象:一般(中学生以上)
参加費:500円
定員:150名 ※事前申込みが必要です(申し込み方法は裏面)
第一部 基調講演「3・11後の福島の子どもたちの現在」
講師 山田真さん(医師、「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表)
第二部 シンポジウム「いのちのかたち、生き方のかたち after 3.11」
パネリスト:山田真さん、広河隆一さん(フォトジャーナリスト)、アーサー・ビナードさん(詩人)、森絵都さん(作家)
進行役: さくまゆみこさん(翻訳家)
※出演者は2月7日現在の予定です。都合により変更になる可能性がありますのであらかじめご了承ください
主催: 一般社団法人 日本ペンクラブ 共催: 青山学院女子短期大学
後援: 一般社団法人日本国際児童図書評議会、一般財団法人出版文化産業振興財団
あれから3年がたちました。復興は遅々としてすすまず、事故を起こした原発は汚染を繰り返し、廃炉のめどは立たず、大地と海、人間や生き物への放射能汚染の実態はなかなか報道されません。いろんなことが不透明なままに、特定秘密保護法案が成立し、交付されました。脱原発は、すでに国民の大半の意思であるのに、実際にそれをすすめる道筋は遠い現状です。
いま、放射能の影響をもっとも強く受け、運命を左右されているのは<福島の>子どもたちです。子どもたちを守るために、「子どもの本」に関わる私たちにできることは何か。いま、そしてこれから「子どもの本」を通じて、子どもたちに何を伝えるべきなのか。「子どもの本」を通じて、より良い未来を造る方法はないのだろうか?
日本ペンクラブ「子どもの本委員会」は、いま一度3.11に立ち返り、あの震災が世界へ投げかけた問題、そしてわたしたちに及ぼした影響を見つめ直す試みを行います。3.11以後、福島の子どもたちの状況がどうなっているか、何が起きているかを、山田真さんに聞き、たしかな発言を行ってきた広河隆一さん、森絵都さん、アーサー・ビナードさんとともに、これらのことをじっくりと語り合ってもらいます。「福島の子どもたちの今」から、「すべての子どもの本の未来」について考える集まりです。ぜひ、ご参加ください。
お申込み方法(折り返し入場整理券をお送りします。締め切りは3月3日必着)
1,往復はがきの場合、「往信用裏面」に
一住所、氏名(ふりがな)、電話番号
二参加人数(1枚のはがきで2名まで。2名の場合はそれぞれの氏名を必ず明記してください。)、
「返信用表面」に、郵便番号・住所・氏名を、ご記入の上、下記へお送りください。
宛先:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町20-3 日本ペンクラブ「子どもの本」係
2,e-mailの場合、件名に「いのちのかたち」申し込みと記載し、
一住所・氏名(ふりがな)、電話番号
二参加人数(1メールで2名まで。2名の場合はそれぞれの氏名を必ず明記してください。)
送信先:secretariat03@japanpen.or.jp
お問い合わせ先: 日本ペンクラブ事務局 電話03-5614-5391
友人の画家の、おぼまことさんの個展が開催されています。
編集者の長谷さんの、ご自宅近くのカフェでありギャラリーであるお店です。
数年前もこのお店で、おぼさんが個展をおやりになり、その折り私は、彼の絵を1点購入させていただきました。
お近くにいらした折りには、ぜひお立ち寄りください。
私はいまのところ、公募原稿の選考や、合評研の分科会原稿、文学賞のための本読みなど、いろいろが立て込んでいて、いつうかがえるか未定ですが・・・。
2014.2.17(月)~3.11(水)まで 11:00~18:00 24日は臨時休業
café ギャルリ・ド・ぽえむ
世田谷区松原3-9-18
とうとうそんな季節になりました。
今年も文学賞の選考が、いよいよはじまります。
今日は第一回の文学賞委員会です。
ところが、日本ペンクラブの子どもの本委員会と重なってしまいました。残念ですがペンクラブは今回欠席させていただきました。
皆さん申し訳ございません。
ペンクラブのシンポジウム「いのちのかたち、生き方のかたち~3・11後の子どもたちの未来」が、3月11日に青山学院短大で行われます。
詳細は、また後日お知らせいたします。
さて文学賞ですが、今日の文学賞委員会、そして次回の文学賞委員会あたりで昨年刊行されたすべての本を読み、賞対象の本を絞り込みます。
そして協会賞・新人賞の選考委員会にバトンタッチします。
私は新人賞の選考委員でもあるので、作業は引き続き継続です。
日頃、かなりの本を読んでいたつもりですが、まだまだ読んでいない本もたくさんあります。
ここ10年以上出版不況が続いています。
そんなとき出版社は、逆に本を出し続けなければ、経営がまわっていきません。
ですから本は毎年、たくさん出版されています。
昨年も、312点もの新刊が出版されました。
ただそのことで、1冊の本の現実的な(増刷などの)寿命がとても短くなっています。
一部のベストセラーを除いては・・・。
作家にとっても、絵本作家・画家にとっても苦難の時代です。
ばたばたと、あれこれで忙しい日が続いています。
夜なべ仕事でやっていた確定申告の書類もやっと終わり、今日はこれから税務署へ行ってきます。
税務署からの帰りには、毎年必ず訪ねる場所があります。
亀戸天神です。
ちょうど梅の季節。
紅梅、白梅がとてもうつくしいです。
天神さまは学問の神さま。
ですから確定申告が終わると、「昨年一年も、がんばることができました。今年もまたお守りください」と手を合わせ、おみくじをひいてきます。
学問の神さまには弱いのです。そしてこの習慣、もう数十年も続いています。
帰宅したらまた、公募原稿との格闘です。
(写真は、去年の天神さまの梅の花)