20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

夏みかん?

2009年11月30日 | Weblog
 今日で11月もおしまい。
 信じられませんが事実です。

 私はといえば、今、原稿書きじゃなくて、原稿読みに追われています。
 もうしばらくは、読みの毎日です。

 みかんの木を見つけました。
 夏みかんみたいな大きさのみかんですが、これって夏みかんじゃないですよね。
 夏みかんはその名のとおり、夏に実るみかんですものね・・・。
 夏みかんみたいに見えるけれど、いったいなんの実なのでしょう。
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冬支度

2009年11月29日 | Weblog
 近所の商店街で買い物をしていたら、見かけないお店が品物を広げていました。
 この商店街では、「貸店舗」という札がかかって閉まっていたところに、ときどき新参のお店が1~2週間単位で開店しているのです。
 私が目にとめたのは、そんな一軒のお店でした。

 見ると漆器のお店です。
 それがびっくりするくらい安い。
 デパートの五分の一くらいのお値段です。
 近頃はデフレに慣れてしまったせいか、日常使いのものは、安くないと購買意欲が湧きません。

 これからの季節、けんちん汁や、豚汁がおいしくなります。
 そんなときに、大きめな漆器のお椀が欲しいなと思っていた矢先です。
 見つけたのが、写真の漆器のお椀。
 お味噌汁やお吸い物用のお椀の、ちょうど2倍の大きさです。
 
 寒い夜。
 このお椀に、具だくさんのけんちん汁や、豚汁をたっぷり注ぎ、あふあふいいながら食べている姿を想像して、今からにやにやしています。
 そろそろ冬支度の季節でしょうか。
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神宮前銀杏並木

2009年11月28日 | Weblog
 風邪で体調が万全でないのに、昨晩遅くに帰宅した夫をつきあわせ、今朝は神宮前までお買い物に出かけていました。
 
 黄金色に輝く銀杏並木を見た瞬間、カメラを忘れたことに気づきました。
 体調が思わしくないと、やっぱりミスがあるものです。
 ですから写真で銀杏並木がご覧いただけなくて残念です。
 
 やはり、日当たりのいいところの木と、日当たりの悪いところにある木とでは輝きが違います。
 でも見事な銀杏並木でした。
  
 風邪が流行っているようです。
 皆さまどうぞお気をつけてください。
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『やぶ坂からの出発』(高橋秀雄 小峰書店)

2009年11月27日 | Weblog
 古くからの作家の友人、高橋秀雄さんの『父ちゃん』シリーズ完結編です。
 この「父ちゃん」シリーズは『父ちゃん』『やぶ坂に吹く風』(今年度の日本児童文学者協会賞受賞)そしてこの『やぶ坂からの出発』、3巻からなる傑作シリーズです。

 義理の「父ちゃん」悟一と、主人公であるその息子良夫の関係が、この作品でも丁寧に描かれています。
 良夫のいろいろな人間を見るまなざしを感じながら、私にはこの良夫と作家・高橋秀雄がずっと重なっていました。
 良夫は、実に人間を観察している少年です。
 自分と他者との違いを常に繊細なまなざしで見つめ、そして自分をふりかえります。
 この繊細さはとりもなおさず、作家・高橋秀雄そのものの繊細さだと思いながら、ちょっと胸が痛くなりながら読んでいました。
 良夫が小学校を卒業していくところで、この物語は終わります。

 昭和30年代。日本が貧しかった時代が舞台のこの作品は、継母に虐待され、卒業式にも出られなかった級友が証書を渡されるために名前を呼ばれたのに、卒業式に出ていなかったというところで終えます。
 この時代のことを自らと重ね合わせ、丁寧に掘り起こし、きちんと形にされた高橋秀雄さんに、心から「おめでとう」「ご苦労さま」と申し上げたいと思います。
 次はどんな舞台の作品世界を見せてくれるのでしょうか。
 今から楽しみです。

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晩秋

2009年11月26日 | Weblog
 気がつくともう、季節は晩秋。
 緑と赤と黄色の木の葉のグラデーションがきれいです。
 色づいた木々の下にはこころなしか、ゆったりとした時間が流れています。

 こんな光景を見ていると、つい、マリア・カラスが歌っているベルリーニの「清らかな女神よ」などをハミングしたくなります。

 今夜は「子どもの本・九条の会」の運営委員会です。 
 けれど、皆さん申し訳ございません。欠席させてください。
 2010年、来年の5月1日。2周年の集いは代々木のオリンピック青少年センターで「アーサー・ビナード」さんの講演が予定されています。
 それプラス楽しい企画が進行中。
 ぜひまた、たくさんの皆さまのご参加をお待ちしております。
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水鳥

2009年11月25日 | Weblog
 水鳥たちが、水辺で戯れています。
 もうじき、この池にも冷たい氷がはり、鳥たちは寒さに身をちぢめます。
 
 近づいたら、どなたかがビニール袋を抱えて、パンくずのような餌をあげていました。
 見ていると、大きなカモは小さなカモを押しのけ、餌をキャッチしています。小さなカモも負けじと近づきますが、自分の口に入る前に、大きなカモに横取りを・・・。

 そんな様子を眺めていた人たちが、
「このカモたち、み~んなに平等に餌をあげるためには、どうしたらいいのかしらね?」
 そういって、なかなか餌にありつけずに、遠くを遠慮がちに泳いでいるカモたちに力いっぱい餌を投げつけました。
 それでも生存競争は厳しく、泳ぎ足の速い大きなカモたちが、すかさず横取りを。
 見ていて、思わず手に力が入りました。
 こんな時代だからこそなおのこと、だれもがそんな思いを強く抱くのかもしれません。 
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キャンドルマニア

2009年11月24日 | Weblog
 写真は、IKEAのキャンドルの棚の一部です。
 もっともっとたくさんのキャンドルの種類があって、それはもう迷うばかり。
 ほんとに、きれいです。
 10年前、夫がアメリカに赴任していたころ、私はキャンドルや小物雑貨を売っているお店がだ~いすきで、夏休みにアメリカに行くと通いつめていました。
 それ以来、キャンドルマニアになってしまったのです。
 そんなわけで、家にはキャンドルがいっぱい。
 
 ところが一昨年、古くからの作家の友人のI平さんが、友人たちと我が家にいらしたとき、
「このロウソクはなんだ?宗教みたいだ」
 と奇妙な顔で、キャンドルをさわるではありませんか!
 それ以来、キャンドルを見るたび、彼のその言葉が浮かびます。
 客観的に見ると、そう見えるのかなぁ・・・。
 キャンドルって、日本では馴染みが薄いですしね。
 
 それでも私は、いまだキャンドルマニアがやめられません。
 炎のあたたかさ、ゆらめき。アロマの香り、非日常・・・。
 癒されます。
 冬の夜。試しに、明かりを消して、高さも太さもちがう数本のキャンドルを立て、その明かりだけでしばしお過ごしになってみてください。
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IKEA

2009年11月23日 | Weblog
 土曜日の夜遅くに久しぶりに夫が帰宅したので、昨日は一緒にデンマークのお店IKEAにお買い物に行ってきました。
 クリスマスの準備のためです。
 私はIKEAが大好きで、キャンドルも、キッチンの小物も、見るものすべてに、すぐ手がのびてしまいます。

 さて、クリスマス準備のためのもみの木。
 毎年、本物のもみの木を買っているのですが、どうやら今年はもみの木に虫がついていたということで、入国審査でひっかかってしまったようです。ですからもしかしたら入手困難かもしれないというメールがIKEAから入りました。
 ところが行ってみたら例年よりすごく少ない数ではありますが、ツリーが店頭にあり、ラッキーにも買えました。

 写真はIKEAのディスプレー。
 キッチン小物のカフェラテ用のミルク泡立て器が、IKEAではすごくリーズナブルです。
 我が家に遊びにいらした友人たちの間でも、手軽で簡単に卓上でミルクをふわふわに泡立てる、その泡立て器が大好評。
 ですから友人たちへのプレゼントのために、その泡立て器をいくつも買ってきました。
    
 帰宅してさっそく、リビングにツリーを飾りました。
 その様子はクリスマスの頃にでも。
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新東京タワー(東京スカイツリー)

2009年11月22日 | Weblog
 仕事部屋の窓の外に、とうとう、ほんのちょっぴり、新東京タワー(東京スカイツリー)が姿を見せてくれました。
(右側のビルのてっぺんと横に見える青い部分)
 ビルとぴたっと重なっていたので、いままで見えなかったようです。

 2011年の12月完成を目指しているらしいですが、現在の高さは300メートルちょっと。
 完成したときは634メートルと、世界一の高さになるらしいです。

 でも人間ってどうして、こうしたタワーに胸がときめくのでしょうか。
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「子ども創作コンクール」授賞式

2009年11月21日 | Weblog
 今日は午後から、神楽坂の出版クラブで「子ども創作コンクール」の授賞式です。
 今年もすてきな作品が入賞しました。

 今日は入賞者の子どもたちと、いろいろおしゃべりができます。
 生の子どもたちの声を聞く機会があまりないので、毎年、とても楽しみにしている時間です。
 今年は10周年。後援団体からも来賓の方々がお見えになるようです。

 終了後は、くもん出版の方たちと、児童文芸家協会、児童文学者協会の選考委員の皆さま方と、神楽坂で忘年会です。
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