今朝の9時から「日曜美術館」で、現代アートの旗手、村上隆の「五百羅漢図」をやっていて、つい見いってしまいました。
江戸の絵師、曽我蕭白の「雲龍図」が、この「五百羅漢図」を描く、基本モチーフになっているという話を聞き、なお興味を持ちました
今日のblogは、昨日ランチがてら、三越本店で見た絵画についてです。
「日本画五山」と呼ばれる、高山辰雄、杉山寧、東山魁夷、加山又造、平山郁夫、5人の日本画家の名画を見てきました。
まさに、三越のカレンダーに登場するような、風格を備えた絵画ばかりです。
圧巻なのが高山辰雄の岩絵具・黒群緑のモノクローム的な色彩で描いた「聖家族」シリーズ。
高山辰雄、80歳を超えた作品だそうです。
強い印象を残す、すばらしい作品群です。
これは、村上隆の圧倒的な「動」の世界に対し、「静」の世界です。
でもすごい。哲学がにじんでいます。
他にもシャガールの名画がズラリと・・・。
吉野石膏美術振興財団所有の絵の数々です。
展示は明日、2月1日までです。
(写真が、横になってしまいました)