Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

学校再開したけれど・・・

2020年06月04日 | 学校生活
 今週から学校が再開したniko
まるまる3か月も授業が無かったなんて、教員生活35年目にして初めてのこと


これが6月の授業予定。今週は出席番号奇数の生徒が123限の授業に参加、偶数の生徒が45限の授業に参加+面談。来週は偶数午前・奇数午後の変則日程。
 クラス全員がそろって授業ができるのは、15日以降となる。

 ぐだぐだになってしまった令和2年度のスタート
 2か月半相当の授業が失われ、部活動の大会・発表会は中止、文化祭・体育祭などの主要行事も実施が困難な状況となり、今年度の学校生活全体が崩壊のピンチに瀕しているhorori


 次年度が9月スタートとなれば、これらの問題が解決できると期待していたが、社会の動向を見ていると、どうやらこのままスルーする方針のようであるhi

 学校活動の損失は、経済活動の損失と異なり、量的(金銭的)な評価はしにくい。けれども経済への国家的補償策が次々発表される中、学校活動への補償はどうなってるの?

 このままでは、今年の3年生は、3年時の学習内容が大幅に少なく学力不足のまま卒業していかなければならないが、千葉県の施策は夏休みを10日程度削減しただけだ。土曜授業を検討している様子もない。

 県高野連は3年生の心情を考慮し、県大会8月開催を検討しているが、県教委は各校の部活を7月いっぱい実質禁止しており(平日16時半下校、朝練なし)、開催が危ぶまれる。

 3年間の集大成となる大会も無く、文化祭や体育祭の思い出も無い、学力も補償されない。こんなことで良いのか?

 学校は再開したけれど、なんだか悶々とした気持ちの今日この頃である。nose6
 


コメント
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