春先に花が咲く植物は、他の植物が成長する前にさっと花を咲かせて種をつくろうとするためか、植物体本体も花も小型で可愛らしいものが多いが、夏に咲く花は、植物体本体も花も大型のものが多いような気がする。
2月に撮影したオオイヌノフグリ 4月に撮影したニワゼキショウ
しかし、今回紹介する植物は別! 夏でも草丈20-30㎝しかなく、直径1㎝程度の可憐な花を咲かせる
ユウゲショウ(夕化粧)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。
原産地は南米から北米南部。日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが野生化し、道端や空き地でよく見かける。
ユウゲショウ(夕化粧)という名は、夕方美しく花開くという意味だと思われるが、実はこの植物が花を咲かすのは朝で、夕方には閉じてしまう(だからSuさんがジョギングの途中で撮影できるのだ)。全然違う性質なのに、なんでこんな名前がついたのだろう?
マツヨイグサの仲間は、「待つ宵」の名の通り、夕方咲くものが多いから勘違いされちゃったのかなあ?(諸説あります)
ともあれ、朝のジョグ&ウォークのときに出会える、薄ピンクの可憐な花びらに今日も心癒されるSuさんでありました。
…というわりには、酷暑ですが。
アカバナユウゲショウは、埼玉では5月によく見かけました。それ以降も咲いていましたけれど。
拙ブログでも書いたことがありました。
https://blog.goo.ne.jp/50foxonmyway/e/6c91d2562d840dc1f9c5a06da4ab5b8b
新潟ではあまり見かけませんが、可愛い野草花ですよね。暑さに負けずに咲いている野草花には、癒されます。