長い一週間だった~
29日(月)いよいよ本格的に授業が始まった。この学校は週5日制で、1日の授業は50分×7コマある。
普通の日本の学校と違うところは、休み時間がないところ
2限と3限の間に15分のスナックタイム、4限と5限の間にランチタイム40分がある以外授業は連続している。なかなか生徒にとってハードである。そういえば、以前訪れたオーストラリアやアメリカの学校も同じ感じだったっけ。
また、先生が移動するのではなく生徒が移動する形なので、先生は50分の授業をフルに使うことはせず、5分程度早めに終わりにして生徒の移動時間を作ってあげなくてはならない。
1週間中、自分が担当する授業数は、35コマ中なんと25コマ 今まで自分が経験した最多数が20コマぐらいだから、ちょっと想像つかない数。
1-4限は、ネイティブの先生とのTeamTeaching授業。今シーズンSuさんは、US(中学生相当)の授業が2時間×3クラス、SS(高校生相当)の授業が2時間×5クラス、計16コマを担当する。
相方の先生はイギリス人。私には早くて聞き取れんが、生徒は難無くついていく
これが使用するワークシート
この学校では、アクティブラーニングを取り入れているので、先生が話す時間よりも、生徒同士で話しあったり作業をしたりする時間の方が多いので、4時間ぶっ続けで授業しても思ったほどエネルギー消耗しなかった。
ランチタイム後の5-7限は、自由選択科目。先生方は自分の専門を活かした科目はもちろんのこと、専門以外でも自由に科目設定して良いとのこと。数学の先生が経済教えたり、理科の先生がラグビー教えたりしても良いらしい。
今回Suさんは、語学系の科目を2科目(1時間×2)、化学系の科目を2科目(2時間×2)、生物系の科目を1科目(2時間×1)開講することにした。
化学・生物は、今まで日本の学校で教えていた内容に少しアクティブ要素を加えただけの(手抜き?)もの、語学は中国語の基礎版をやろうと思っていたら、ちょうどネイティブの先生が同内容のものを計画していたので、それに相乗りすることにした(これも手抜き?)
これが中国語の教室、ここで中国人の先生と協同して初心者向け授業をやる
午後の授業は中国語以外は全部一人でやるので、ずいぶん気楽 全部日本語でやるとシラバスに宣言してあるので、選択してきた生徒はみな日本語が達者で一安心 今までの学校とあまり変わらないペースで、生徒と掛け合いしながら楽しく授業を展開することができた。
これらの授業24時間に、ロングホームルーム指導的時間を1時間加えて計25時間。これが週のルーティーンになる。
一週間を過ごしてみた感想は… 「まあ、なんとかなるかな?」ってところ
午前中は今のところ補助的な役割で済んでいるし、アクティブラーニング的な指導は今までにも経験がある。午後の授業もこれまでの経験値で回していける目途が立った☆ 今までの常識を大きく越えるコマ数だが、体力的には十分やっていけそうだ
でも、油断は禁物! これから生徒の様子を細かく観察して評価カードを書いていかなければならないし、ルーティーン以外の仕事で難題が隠されているかもしれないし…
とりあえず、週末ゆっくり休んで英気を養い、来週に備えまーす
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