千鳥ヶ淵での桜の話題が続く。
千鳥ヶ淵(東京都千代田区) 2023.03.31 7:47am Sony α7R3 FE24-70㎜/f2.8 GM2 (70㎜ f/5.6,1/320sec,ISO100)
まだ人通りの少ない、朝の風景は気持ちを穏やかにさせてはくれたが
一方で、風が吹くたびに花びらがはらはらと散る桜を少しさみしく感じてもいた。
とは言っても、散りぎわの桜ばかりが気持ちを湿らせたわけではなく
前夜のジャクソン・ブラウンのコンサートの余韻が
そうさせたのかな、と思ったりもする。
50年来の思いを胸に出かけたコンサート。
自分自身の反応を意外に思うほど熱狂したことは直後の記事に書き留めた。
今度の日本公演でジャクソン・ブラウンが選んだ曲はほとんどが70年代のもの。
私にしてみれば10代から20代の初めにかけての思い出に繋がる。
曲ごとに様々な記憶が蘇がえり、その懐かしさや切なさ、
さらには、さみしさを散りゆく桜に映したのかもしれない。
そしてその時。ふと思い出した曲が『These days ( 邦題:青春の日々)』だった。
青臭い話ついでに曲への思いを留めておきたい。
Jackson Browne - These Days
コンサートでは歌われなかったが
ジャクソン・ブラウン初期の良く知られた曲だ。
彼がまだデビュー前、16歳の時に書かれたもので
この頃から彼特有の難しい表現が歌詞に現れているものの
「背伸び」したい気持ちが透けて見えるようにも感じる。
けれども、なんとなく言いたいことはわかるし、それが心の葛藤だと思うのだが、
直訳すると通じにくいので、思いっきり、というか独善的に意訳を試みてみた。
These days
Well I've been out walking
I don't do that much talking these days
These days
These days I seem to think a lot
About the things that I forgot to do for you
And all the times I had the chance to
そう、僕はこれまではずっと外に目を向けて歩んできた。
でも近頃は、そんなに人と話すこともしていない。
そして近頃は、君のためにやり忘れたことにひどく悔やんでいるようだ。
「いつだってそのチャンスはあったのに」ってね。
And I had a lover
It's so hard to risk another these days
These days
Now if I seem to be afraid
To live the life I have made in song
Well it's just that I've been losing so long
以前にも恋人はいたけれど
近頃は、別の恋をすることをためらってしまう。
近頃の僕が歌の中にあるような人生を怖がっているようなら
それは、僕がこれまでも逃げ続けてきたということだろうね。
I'll keep on moving
Things are bound to be improving these days
These days
These days I sit on corner stones
And count the time in quarter tones to ten,
my friend
Don't confront me with my failures
I had not forgotten them
物事を良いほうへ向けるなら行動を続けるしかないだろう。
でも近頃の僕はコーナーストーンに座り込んだまま
四分音で10を数えるようにのんびりしていたりもする。
でも友達なら、
僕の過ちを責めないでくれないか。
決して過ちを忘れてはいないのだから。
平均的に識別できますが
明暗差が大きいところでは
カメラはこのようにシーンを捉えています。
曲のこと。
歌詞はノスタルジーとは直接関係ありませんが
昔の曲を聴くとその当時の記憶を思い出すこと多いですね。
年でしょうか(笑)
黒に桜の花が映えてとてもきれい。
お着物の柄にも黒字に桜を散らしたのがよくありますね。
歌を聞いて昔にかえると言うか、思い出すことたくさんありますね。
私もそういうことが、増えてきました。