はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

竹生島へ小さな船旅

2024-08-25 19:15:15 | 寺社めぐり
お盆も終わった8月19日の月曜日に琵琶湖の竹生島(ちくぶしま)を訪れました。
お盆のUターンラッシュも終わったかなと思っていたのですが、甘かったです。
高速道路はしっかりと混んでいて、天王山トンネルから京都東ICまでノロノロ運転でした。
そんな訳で、近江今津からの連絡船に乗船したのは12時発の便でした。

近江今津から20分、竹生島が近づいてきました。これまでの晴天が嘘のような曇天でした(笑)


竹生島を訪れるのは2度目です。前回は16年前に西国三十三所巡りで訪れました。その時は長浜からの航路でした。


島の名前は「神を斎(いつ)く島」に由来し、「いつくしま」が「つくぶすま」に変じて「竹生島」になったそうです。


いきなり急な石段が待っています。


国宝の唐門です。秀吉さんの大阪城の極楽橋にあった物です。


港には彦根から来た連絡船が停泊していました。船も赤備えです。


この季節はサルスベリが目立ちます。


本堂にはこの石段を上っていくのですが、連れ合いさんはリタイアしました(笑)


立派な不動明王様がいらっしゃいました。竹生島宝厳寺の本尊は大弁財天です。


白いユリが咲いていました。タカサゴユリでしょうか。天気は曇りですが、島は湿度が高くて汗が噴き出します。


連れ合いさんから託された御朱印もいただき、再び石段を下ります。


次は都久夫須麻(つくぶすま)神社にお詣りです。


かわらけ投げもありました。


島の滞在は70分ほどだったでしょうか。13時40分発の連絡線で竹生島をあとにしました。


※訪問日 2024.8.19

<おまけです>
この日は渋滞もあって、急いで船に乗ったので、満足な昼ごはんを食べていませんでした。
今津港の前にあったお店で買った「鯖寿し」と竹生島の売店で食べた「肉まん」だけでした。
(どちらも美味しかったです)
ということで、車で30分ほど走ったところにあるお蕎麦を食べにいくことにしました。
以前ブログ仲間のtakayanさんから教えてもらった、朽木の永昌庵のお蕎麦です。


一緒に行った友人たちも美味しいと満足してくれました。

戸隠神社に参拝しました<信州夏紀行>

2024-08-02 17:15:15 | 寺社めぐり
信州へ行ってきました。
大阪はうだる様な暑さが続いていますが、さすがに信州の高原はさわやかでした。

本当は29日から前乗りして、30日から唐松岳に登り山頂小屋に宿泊する予定でした。
しかし、日本海に前線が居座り続けたため30日は雨の予報で、前乗りの宿も山小屋もキャンセルとなりました。
それでも信州への旅は決行です。

30日は戸隠神社へと向かいました。
大阪を出るときは晴れていましたが、信州に向かうにつれて雲行きが怪しくなり、戸隠に着く頃には雨になりました。

まずは戸隠神社中社にお詣りです。


樹齢約800年の御神木です。


戸隠神社も歴史のある神社です。


戸隠蕎麦のうずら屋はいつも行列です。今回も違うお店で戸隠蕎麦をいただきました。


中社をあとにして、奥社に向かいます。


奥社駐車場から奥社までは40分ですが、気持ちの良い参道が続きます。緑がきれいでした。


途中にある隋神門です。


隋神門から先は、杉木立の中を歩きます。


隋神門の屋根に植物が生い茂っていました。


天然記念物に指定されている樹齢400年を超える杉並木が続きます。


2019年の秋にもここを歩いたのですが、連れ合いさんが不思議なパワーを感じた所です。


人間の手によって植えられたものですが、自然への畏怖を感じる杉並木です。


今回もパワーをいただきました。


奥社に到着です。残念ながら後ろにそびえる戸隠山の姿は見ることができませんでした。



ダメもとで、帰りに鏡池にも寄ったのですが真っ白な世界でした。
やはりダメかと諦めたのですが、一瞬だけ幻のような戸隠山が姿を見せてくれました。



※訪問日 2024.7.30

日本三奇の生石神社「石の宝殿」

2024-07-22 19:22:22 | 寺社めぐり
以前から「石の宝殿」と呼ばれる史跡があるのは知っていましたが、今回やっと訪れることができました。
それは生石(おうしこ)神社にありました。「おうしこ」という読み方も初めて知りました。
そして、「日本三奇」というのも、ここに来て初めて知りました。
ちなみに「日本三奇」とは、生石神社の石の宝殿、高千穂峰の天の逆鉾、塩釜神社の四口の神釜だそうです。

生石神社のご神体は、もちろんこの「石の宝殿」です。


なかなか迫力のある石の塔です。


歴史は古く「播磨國風土記」にも登場するそうです。


何の目的で造られたのかは不明だそうです。


水に浮いているように見えるので「浮き石」とも呼ばれているそうです。


古代へのロマンが感じられる遺構です。


ぐるっと一周できます。


案内板です。


上から眺める「石の宝殿」です。


本殿の向こうにも岩山が見えます。


コツコツと岩を削って造り上げたのが良くわかります。


頂上の方に向かいました。


頂上からは、予想通り高御位山(たかみくらやま)が見えました。


6月3日に登ったばかりの高御位山です。そういえば同じような質の岩の山でした、


この神社は高砂市にありますが、加古川市方面の景色も良く見えました。


「石の宝殿」は六甲山にもあります。頂上には何度も立っているのですが、まだ「石の宝殿」に行ったことがありません。
次に頂上に行くことがあれば、ぜひ立ち寄りたいと思います。

※訪問日 2024.7.17

華観音寺の紫陽花(その二)

2024-06-21 19:15:15 | 寺社めぐり


福知山市にある華観音寺にいます。
何度か行った三室戸寺や善峯寺に比べると、紫陽花の花の数は物足りない感じはします。
それでも、紫陽花と石仏などが一緒に取れるので、楽しく撮影ができました。

わらべ仏は本当に可愛いです。


前日はけっこう強い雨が降っていたので、紫陽花も元気がよかったです。


葉の緑も綺麗でした。


向こうには8体の仏様が並んでいました。


紫陽花と祠です。


赤い祠がよいアクセントになってくれました。


わらべ仏には心が和みます。


同じく。


福知山は明智光秀と関係の深い所ですが、この寺は光秀の焼き討ちにあったようです。


わらべ仏を見ていると、そんな歴史も忘れてしまいます。


可愛いお姿でした。


石段に並べられた紫陽花の鉢に陽が当たります。


流行りの花手水鉢です。


光と影です。


塀と紫陽花と思ったのですが、紫陽花が少なかったです。


石段の紫陽花鉢です。


ガラスへの映り込みも綺麗でした。


映り込んでいた紫陽花です。


本堂への石段の光と影が面白かったです。


約1時間半ほどいたでしょうか。天気も良いので気温もグングン上がり、熱中症が心配なほどでした。
帰る頃には団体の参拝客も来られたようで、狭い境内が込み合って来ました。
駐車場はいっぱいで、臨時の駐車場にも車が入っていました。
こんなに人気のお寺とは知りませんでした。

※撮影日 2024.6.19

華観音寺の紫陽花(その一)

2024-06-20 18:15:15 | 寺社めぐり


福知山にある華観音寺に紫陽花の撮影に出かけました。
華観音寺は関西花の寺25ヵ所霊場第一札所で丹波あじさい寺として有名な寺のようでした。

山門の手前から紫陽花が迎えてくれました。


紫陽花の方は7分咲きということでした。


お庭ではニワトリが遊んでいました。


小国鶏(しょうこくけい)というニワトリで、尾長鶏の原種だそうです。


元気に動き回っていました。


この日は素晴らしい天気でした。気温もグングン上がりました。


ここではガクアジサイは少なかったです。


わらべ仏が可愛かったです。


カシワバアジサイも咲いていました。


普通の紫陽花を普通に撮りました(笑)


境内を歩いて行くと石仏がたくさんありました。


この日は日差しがきつく、久しぶりに「光と影」で遊びました。


こちらも「光と影」です。


紫陽花と石塔です。


太陽が眩しかったです。


紫陽花と石仏です。


同じく。


紫陽花だけでなく色々と組み合わせて撮影できるのが楽しいです。


石仏には申し訳ありませんがモデルになっていただきました。


わらべ仏がなんとも素敵でした。


<つづきます>

※撮影日 2024.6.19