はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

今年登った山を振り返りました(大日ヶ岳・冬の上高地)

2024-12-15 18:25:25 | 山歩き
大日ヶ岳 (2/13)

大日ヶ岳には登っていませんが、頂上の近くまでスノーシューでスノーハイキングを楽しみました。
時間があれば頂上まで行けたのですが、翌日の上高地スノーハイクに備えて無理はしませんでした。

高鷲スノーパークのゲレンデ山頂にはお洒落なテラスがありました。


そして、そこからは素晴らしい景色が広がっていました。右は御嶽山、中央は乗鞍岳、そして左には北アルプスです。


槍ヶ岳も見えました。これだけでもゴンドラで上がって来た甲斐がありました。


テラスで軽く昼食をいただき、スノーシューを履きました。(今回のメンバーは4名でした。)


それでは、スノーシューを履いて出発です。実はめざしていたのは、大日ヶ岳なんですが‥。


出発して40分でしょうか、開けたピークに着きました。
頂上あたりが見えています。頂上をめざす登山者も見えます。


しかし、時刻は12時40分です。頂上まで行って戻ってくるには少し時間が厳しいようです。
この日は、中の湯温泉旅館を予約していたので、5時までには着きたいと思っていました。
ということで、今回はここで引き返すことにしました。(明日のためにも体力を残しておかなくてはなりません)


大日ヶ岳の右の方に白山も見ることができました。


白く輝く名峰白山です。


スノーシューで新しいトレースを付けます。スノーシューが欲しくなりました(笑)


ゴンドラで一気に下界へ下りて行きます。上りはスノーボーダーでいっぱいでしたが、下りは我々だけでした。


この日も天気が良く、素晴らしい景色を堪能することができました。
スノーシューも面白くて、やみつきになりそうです(笑)
大日ヶ岳に登頂できなかったのは残念ですが、次に行く機会あれば頂上をめざしたいです。



冬の上高地(2/14)

ずっと憧れだった冬の上高地に初めて行きました。
上高地は、11月中旬から4月中旬まで冬季閉山となり、バスやタクシーもありません。
冬の上高地に行くには、釜トンネルから歩いて行くしか方法はありません。

中の湯温泉の送迎バスで約10分、釜トンネルに到着です。


いよいよ出発です。胸が高鳴ります。


釜トンネルは約1.3kmですが、登り坂が続き、河童橋までで一番きつい登りといえるでしょう。ゆっくり歩いて約40分でした。


2つのトンネルを抜けると、いよいよスノーハイキングです。ここからはチェーンスパイクをつけて歩きます。焼岳が見えてきました。


しばらく進むと、待望の穂高連峰が見えてきました。


進むほどに穂高連峰が姿をあらわします。西穂から奥穂高岳です。


そして、前穂まで見えてきました。このあたりは、まだ陽が当たりません。しかし、そんなに寒くはなかったです。


釜トンネルを出発して1時間半、大正池に到着です。


素晴らしい!としか言えない穂高の眺めです。


とりあえず河童橋をめざすので、バス道を進むことにしました。樹間からの焼岳です。


夏は、バスやタクシーが行き交う道路ですが、今は静寂の世界です。


釜トンネルを出発して2時間30分、ついに上高地バスターミナルに到着しました。
夏山シーズンはバスがいっぱいの駐車場と登山者や観光客で大にぎわいのバスターミナルも、今はひっそりとしていました。


そして、憧れ続けた冬の上高地、河童橋に到着です。時刻は9時30分でした。


2月ですが、今年は雪が少なく手前の山に雪はありません。


この時期しか撮れない無人の河童橋です。


河童橋を渡ります。


河童橋から眺めるお馴染みの風景です。


振り返れば焼岳です。


いつまでも眺めていたい景色でした。


河童橋にも陽が当たってきました。本当に素晴らしい天気に恵まれました。


焼岳方面も素晴らしい景色です。


いつまでも眺めていたい景色ですが、そろそろ帰らねばなりません。


帰り道は梓川の左岸に沿って歩くことにしました。


秋には金色に輝くカラマツ並木です。


絶好の撮影ポイントですが、作業小屋が写ります(笑)


田代橋まで帰ってきました。


田代橋から眺める穂高連峰も素敵です。赤く見えるのはケショウヤナギです。


青、白、緑、赤と素晴らしい色の共演でした。


田代湿原にやって来ました。ここからの穂高連峰も絶景です。少し雲が出て来たようです。


左に西穂高岳、中央は奥穂高岳、吊尾根の先には前穂高岳、そして明神岳と続く大パノラマです。


焼岳がよく見えるポイントまで来ました。大正池も近いです。


大正池まで帰って来ました。


焼岳も微笑んでいるようです。


大正池ホテルからは再びバス道を進みます。映り込みは揺れていました。


この景色をしっかりと目に焼き付けて、上高地をあとにしました。


このあと釜トンネルを抜けて、待つことなく旅館の送迎バスで駐車場まで送ってもらいました。
中の湯温泉旅館では、温泉につかってスノーハイクの疲れを癒すことが出来ました。
今回は中の湯温泉旅館を拠点に冬の上高地に行ったのですが、大正解でした。