はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

六甲高山植物園(ヒマラヤの青いケシの巻)

2018-05-28 19:15:39 | 花めぐり
今回はヒマラヤの青いケシの巻です。「ヒマラヤ」と付くだけで、なぜか惹きつけられるのですが、その後に「青い」と来るのでヒマラヤの氷河のようなイメージを持ってしまいます。名前からして魅力的な植物なのですが、実物も素敵な花なのです。


初めて見たのは、3年前の六甲高山植物園です。その時は温室の中に数本だけ咲いていて、もう終わりかけていました。ところが今回は、屋外にたくさんの青い花が咲いていました。


案内板より引用します。「高さ1.6mにもなる多年草です。花は横向きか下向きに咲きます。」


「ヒマラヤの青いケシとはケシ科メコノプシス属をまとめた言い方で、英語のブルーポピーを直訳したものです。」


「この仲間は50種ほどあり、すべてヒマラヤから中国西南部の高山帯にあります。」


その青い花びらは済んだ青空のようで魅了されます。」


ヒマラヤ山脈を背景に咲く青いケシの姿が目に浮かんで来るようです。


青いケシが育つのはヒマラヤの高山地帯なのに、六甲山で見られるなんて嬉しいです。


六甲高山植物園では、北海道南部と同程度にある気候を活かして路地栽培をしているそうです。


この青いケシは、アヘンのとれるケシではないそうですが、人を酔わせる魅力がありました。


※訪問日 5月27日