はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

大神神社あたりをぶらり

2019-01-23 19:00:00 | 知らない街をぶらり
久しぶりに山辺の道でも歩こうかと家を出たのですが、大神神社(おおみわじんじゃ)の駐車場に着く頃にはお昼になっていました。いつものことながら、これでは山辺の道を歩くのは無理なので、大神神社の周辺を歩くことにしました。

まず向かったのは、大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)です。明治以前は大御輪寺というお寺でした。



次に向かったのが久延彦神社(くえひこじんじゃ)です。少しだけ石段を上ります。



知恵の神様として知られます。頭が良くなりますようにと拝んでおきました。(もう手遅れでしょう。)



展望台からは大和三山が見渡せます。春は桜がきれいなところです。大鳥居も見えますが、高さが32mもあり、日本一の大鳥居だそうです、



すると、ガタンゴトンと音がしてJR桜井線の列車が走って行きました。遠くには二上山も見えます。



次に向かったのが狭井神社(さいじんじゃ)です。「ご神水」と呼ばれる「くすり水」が湧き出る井戸です。



最後に、三輪明神大神神社にお詣りしました。大神神社と書いて「おおみわじんじゃ」と読みます。大神神社は日本最古の神社といわれています。三輪山がご神体です。



あとはお酒を買って帰るだけです。踏み切りで列車を見送ります。



酒造りは三輪の地が発祥だといわれています。こちらに来た時には必ず立ち寄る今西酒造さんです。「三諸杉(みむろすぎ)」という銘柄のお酒です。



杉玉も三輪が発祥のようです。今回も、純米無濾過生原酒「初しぼり」をいただきました。



もう少し暖かくなったら山辺の道を歩くことにしましょう。今度は早起きしたいと思います。

※訪問日 2019.1.21

<お知らせ>
今夜から奥志賀高原にスキーに行って来ます。その間、ブログはお休みします。27日(日)に雪景色が紹介できると思います。

阪急電車の上牧駅でドクターイエローを撮りました

2019-01-22 19:50:55 | 鉄道
この日は京都に用事があったので、いつもの阪急電車でお出かけです。

高槻市駅を通過する快速特急です。この日は阪急京都線のダイヤ改正の日でした。



私が乗った準急が、高槻市駅を出発しました。めざすのは次の上牧(かんまき)駅です。



上牧駅ホームにやってきました。すぐ隣を新幹線が走ります。阪急電車の上牧駅から大山崎駅までの区間は、阪急電車と新幹線が並行して走っています。



実はこの区間、阪急電車が新幹線のレールを走ったことで知られています。新幹線が開業する1年前の話ですが、高架工事の際の話です。



黄色い車体がやって来ました。そうです。この日はドクターイエローの運転日でした。



先月の富士山との撮影の際には、肝心の時に富士山に雲がかかってしまいました(笑)



京都鉄道博物館から、東寺を背景にした写真も過去に撮ったことがあります。



ということで、今回は上牧駅からの撮影にしました。



さすが新幹線は速いです。見えたと思ったらもうここまで来ていました。



そして、あっという間に去って行きました。



ドクターイエローを見ると幸せになると言われていますが、私はもう何回も見たので超幸せ者だと思います。それはともかく、ドクターイエローが走っているのを見ている時は、きっと幸せそうな顔をしていることでしょう。

※撮影日 2019.1.19

建仁寺で禅の心にふれました(3)

2019-01-21 19:50:00 | 京都をぶらり
建仁寺といえば「風神雷神図屏風」(国宝)でしょう。俵屋宗達の作です。これは、もちろんレプリカです。本物は京都国立博物館にあります。



風神です。去年は風神が暴れまくったので、今年はおとなしくお願いしたいです。



雷神です。山では一番怖い神様です。どうかお静かに願います。



瓦は建仁寺の特注でした。



500円で、けっこう長い時間を過ごさせていただきました。




つづいて、建仁寺の境内を歩きました。建仁寺にはいくつかの塔頭があります。これは開山堂だったでしょうか。



三門です。



建仁寺の塔頭は最盛期の頃は60を数えたそうです。



境内の南東にお気に入りの道があります。



右に曲がれば六道珍皇寺に行く道です。このあと、閻魔さまにもお参りしました。



延仁寺はレプリカが多いとはいえ、自由に撮影できるのが嬉しかったです。おかげさまで、35mmレンズでの修行を楽しむことができました。


※訪問日 2019.1.17

建仁寺で禅の心にふれました(2)

2019-01-20 19:55:00 | 京都をぶらり
建仁寺は京都最古の禅寺とパンフレットに書かれていました。それは、知らなかったです。鎌倉時代建仁二年(1202年)の開創で、寺名は年号から名付けられたそうです。

方丈の廊下を進んでいきます。



手水舎がありました。



この襖絵は「竹林七賢図」ですが、他にも「雲龍図」など海北友松筆による襖絵がありました。(「雲龍図」はブレてしまいました。)もちろんこれらの襖絵はレプリカですが、栄西禅師800年記念事業の一環として京都文化協会・キャノンの協力により高精細デジタルにて複製されたそうです。



お庭を見ながら茶室に向かいます。



清涼軒の屋根越しの木が面白かったです。



茶席「東陽坊」の「光と影」です。



大雄苑(だいおうえん)と称される枯山水の前庭です。



この窓とお庭を撮ったのですが、白砂が白とびしてしまいました。



法堂(はっとう)へやって来ました。天井には見事な「双竜図」が描かれていました。



この「双龍図」は、平成14年に創建800年を記念して小泉淳作画伯が描いたそうです。



建仁寺を開山した栄西は、二度の入宋を果たし、日本に禅を伝えました。お茶を持ち帰り広めたのも栄西禅師だそうです。

※訪問日 2019.1.17

建仁寺で禅の心にふれました(1)

2019-01-19 19:00:00 | 京都をぶらり
久しぶりに建仁寺を訪れました。建仁寺は、阪急四条河原町駅からは比較的近いのですが、通り過ぎることが多く、今回が二度目の訪問だと思います。
今回は、FUJIFILM X-T10とXF35mmF1.4Rというコンパクトな組み合わせで写真の修行に励みました。

禅寺らしい佇まいの本坊が迎えてくれます。



◯△□乃庭は禅宗の四大思想を象徴したものと言われていますが。いきなり禅の世界に入りましたが、凡人は写真で四苦八苦です。「35mmでは入りきらんな。光も眩しいな。」



石にも意思があるようです。(失礼しました。)



ガラス障子越しにお庭を写しましたが、手前の映り込みが入ってしまいました。喝じゃ!という声が聞こえて来そうです。



落ち着いた雰囲気のお庭でした。散った花びらが無常観を感じさせてくれます。



石畳も素敵でした。



光がさし込むお部屋の襖絵です。立ち入り禁止ですが、可能ならこんな部屋で瞑想に耽りたいものです。



大書院の縁で女性がポーズをとっていました。海外からの観光客でした。



丸窓は何の教えを伝えているのでしょう。



潮音庭という禅庭です。「建仁寺本坊中庭にある潮音庭は、中央に三尊石その東には座禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭であります。」(パンフより)紅葉はありませんでしたが、じっくりと味わいました。



今回の写真は全てフィルムシミュレーションはクラシッククロームの設定で撮りました。陽の当たっているところと日陰(室内も)の明るさの差が大きく、ISOを変えたりホワイトバランスを変えたりと大忙しでしたが、白とびしている写真が多くありました。
写真の修行は、まだつづきます。

※訪問日 2019.1.17