花ごよみ

映画、本、写真など・

名もなき毒 ( 宮部 みゆき )

2007-08-09 | 本 ま、や行(作家)
だらだらとかなりの
時間をかけて読みました。

途中、図書館の返却期限が来たので、
一度返却して、
再度予約して、また借りてきて、
読み終えた続きのページから、
読みはじめたり…。

でもラストに近づくにつれて物語は、
俄然おもしろくなっていきます。

途中で断念して読み進めるのを
止めずによかった。

退屈しながらも
読み進めていく価値ありです。

原田いずみの性格の異常さには
恐ろしさがあります。

このような人格の壊れた人が
現実にいるとしたら恐怖です。

心の毒、社会の毒、環境にも潜む毒、
被害者、加害者、毒の連鎖…。

日常生活の中で気づかない毒、
「名もなき毒」。

毒にはもちろん遭遇したくはありません。
でも、知らず知らずに関わっていたり、
自分自身がなっていたりして。

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ハイビスカスの絵

2007-08-09 | 水彩画




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赤い花、ハイビスカス。
熟れるような夏の空気。
真っ赤な花に負けそうな体と心。

冷夏予報、猛暑予報、
色々あっても夏は夏。

とにかく夏は暑いです。
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