全て忘れてしまっているという、
障害を抱えた大学生。
安全が第一のため、
段取りを決めてある
学生プロレスにあって、
段取りを憶えることができないので
プロレスの試合は、
ガチンコ試合になってしまう。
主役の大学生、五十嵐良一(佐藤隆太)の
1日1日を、一生懸命生きる姿、輝く笑顔、
そして不安げで悲しい顔。
感動しました!!
涙なくしては見られない映画です。
でも悲しい涙ではなく感動の涙です。
笑う場面、楽しい場面もあって
いい映画でした。
佐藤隆太、プロレス頑張りました。
クライマックスのプロレスシーンは、
本当に手に汗握ります。
熱い青春、
部員仲間との、
交流はさわやかです。
ダルビッシュの奥さん、
マネージャー役のサエコも、
キュートでした。
これからの人生を考えると
悲しいものがありますが、
マリリン仮面、五十嵐君の額が、
歴代チャンピオンと一緒に部室に飾られ、
自分自身の記憶に残らなくても、
確実に他のみんなの、記憶には残っている。
プロレス好き、プロレスぎらいなど、
関係なく楽しめる映画だと思います。
何度もマットにぶつけられて、
頭を打つ場面では、
もしかして元に戻らないかな…
な~んてちょっと、
思ってしまいましたが…。