脚本は戸田山雅司
警視庁、特命係の杉下右京と亀山薫。
現場に残された数々の事件のキーワード。
キーワードをしたためた、
犯人の目的とは…。
人気テレビシリーズの映画化。

チェスの場面は知識がないので
よく分かりませんでした。
あのこだわりかた、くどさは、
ほんとうの犯人とはまた別の
愉快犯を感じてしまいます。
西田敏行が、出演。
今回はシリアス。
内面的な演技です。
木村佳乃演じる議員、
出演者の中では強い印象を受けました。
自分の名誉心のためには父親の
行為を否定してまで上を目指す女。
どうすれば国民に迎合でくるか
若いのに世知にたけた女、
かしこい女に描かれていました。
津川雅彦、岸部一徳
いい雰囲気を出しています。
ストーリーは前半は動、後半は静、
よく作られていると思います。
政治家、ジャーナリスト、国民に
一応、問題提起をしているので
なんだか重い気分になります。

気になる場面は多く見られましたが、
テレビを見ていても、
見ていなくても
楽しめる映画だとは思います。