花ごよみ

映画、本、写真など・

笑う警官 (佐々木 譲)

2008-06-04 | 本 さ、た行(作家)

「うたう警官」から、
文庫化に際して、
「笑う警官」というタイトルに、
変更したということです。

うたうというのは警察組織をうる、
内部告発という意味です。

本のあとがきに、
映画化に向けてのタイトル変更とも
書いてありました。

この作品の実写化が見られるなら、
とてもうれしいことです。

配役がとても楽しみです。

主人公の警官、佐伯、
犯人にされた、
イケメンの巡査部長、津久見の役の、
キャスティングは一体、
誰になるのかな。

北海道警の暗い部分に、
スポットを当てて
それに対抗する警官達の物語。

タイムリミットは16時間。
元同僚の無実を信じて、
裏捜査本部を設置。

主人公佐伯宏一の正義感。
佐伯のかっこよさ。
登場する人物設定も秀逸

警官達の会話を繋ぎ、
ストーリーは進行していきます。

終盤に至るスピード感。

緊迫感いっぱいのラスト。

読後感のよさを、
感じられる作品でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕の彼女はサイボーグ

2008-06-04 | 映画
監督は[猟奇的な彼女]
[僕の彼女を紹介します]
のクァク・ジェヨン。

乱暴、強い、でも愛らしいなど、
以前の2つの彼女シリーズに
通じる今回の映画です。

主演は綾瀬はるか、
その相手役には小出恵介。

北村ジロー(小出恵介)の、
やりきれなさ。

彼女(綾瀬はるか)の、
人間の心を持ってしまったゆえの
悲しさが切ないです。



所々で涙ぐみそうに…。
純愛なのです。

彼女(綾瀬はるか)の微笑み、
哀しみ…。

セリフが妙に心に染みます。



過去から未来、
未来から過去へとワープします。

考えもしなかった後半の展開。

思っても見なかった展開に
見ていてあたふた
何がなんだか、
もうわけが分からなくなってきました。

ラスト最初の映像とだぶる映像、
これでようやく物語が見えてきます。

そういうことになっていたのかと
やっと納得しました。

これは前知識なしで、
あまり深く考えることなしに
見るといい映画だと思います。

大地震の映像は、
今の時期、
あまりにもタイムリーで、
こわかった!



綾瀬はるか、
きれいなサイボーグを
充分に見せてくれます。

綾瀬はるかの,
魅力いっぱいの映画でした。 




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする