「うたう警官」から、
文庫化に際して、
「笑う警官」というタイトルに、
変更したということです。
うたうというのは警察組織をうる、
内部告発という意味です。
本のあとがきに、
映画化に向けてのタイトル変更とも
書いてありました。
この作品の実写化が見られるなら、
とてもうれしいことです。
配役がとても楽しみです。
主人公の警官、佐伯、
犯人にされた、
イケメンの巡査部長、津久見の役の、
キャスティングは一体、
誰になるのかな。
北海道警の暗い部分に、
スポットを当てて
それに対抗する警官達の物語。
タイムリミットは16時間。
元同僚の無実を信じて、
裏捜査本部を設置。
主人公佐伯宏一の正義感。
佐伯のかっこよさ。
登場する人物設定も秀逸
警官達の会話を繋ぎ、
ストーリーは進行していきます。
終盤に至るスピード感。
緊迫感いっぱいのラスト。
読後感のよさを、
感じられる作品でした。