山の斜面を覆うように梅が咲く賀名生梅林。
その本数、2万本、
口の千本、一目万本、
西の千本、東雲千本、見返り千本、
奥の千本などビューポイントがあって
変化のある景観を楽しむことができます。
白やピンクの梅の花で覆われた山肌が
淡いピンクの雲海のように見えます。
最初ここは「穴生(あなう)」と
呼ばれていましたが
足利尊氏が南朝に帰順し
北朝が否定されたので後村上天皇は
「願いが叶って目出度い」と「加名生」と
しかし「加名生」は畏れ多いと
「賀名生」に改められました。
そして明治の初めに呼び方を「あのう」に
したということです。
名前の経過、ややこしいです。






サンシュユの黄色が加わって
風景に華やかさが増します。

トサミズキ




ミツマタ



一目万本


南朝の行在所だったといわれる
賀名生皇居跡

敬翁桜もたくさん咲いていました。

麓に咲いていた敬翁桜。
こんなに多くの敬翁桜、
初めて見ました。
奈良県五條市西吉野町北曽木
3月22日撮影