今は大書院前の桜が見頃になっていました。
法事の人以外あまり人はいなくて
こんなにきれいのにもったいない気がしました。
枝垂れ桜と紅枝垂れ桜が美しく咲いていました。








本坊の「雪の庭」
俳諧の祖といわれる松永貞徳が造営、
雪月花三名園の一つ。
「雪の庭」といわれるように
借景となる比叡山に冠雪した
眺望が美しいということです。


このお寺には安珍清姫で知られる、
道成寺の鐘が安置されていました。
どうして道成寺でなく、
このお寺にあるのか不思議に思い調べると
道成寺の初代の鐘は、
平安時代に安珍清姫の事件で焼かれ、
二代目の鐘は、天正13年、
雑賀攻めの時に持ち帰られ、
二年後に妙満寺に奉納されたということです。
法華教の力により清姫の怨念は解かれ
美しい音色を取り戻したということです。
京都市左京区岩倉幡枝町
4月4日撮影