クリーピー (光文社文庫)
主人公は犯罪心理学の教授、高倉。
刑事の野上に一家失踪事件への
考察を依頼される。
その野上は行方不明、
向かいの家の出火。
「あの人は本当のお父さんじゃない」
隣の女子中学生が発した不可解な言葉。
「奇妙な隣人」の真の姿とは。
前半は多くの謎の存在。
後半は結構ドロドロな人間関係。
ラストはどんでん返し。
ぞっと身の毛がよだつような、
気味の悪いという意味を持つ
『クリーピー』のタイトルそのまま、
漂う暗い不安感、
ゾッとするような気味が悪い物語でした。
黒沢清監督で映画化を知り読みました。
西島秀俊が主演、
隣人は香川照之。
MOZUメンバーの二人が出演です。
女子中学生は
ソロモンの偽証でデビューした
藤野涼子が演じます。