5月28日まで開催の
マティスとルオー 展に行ってきました。
第1章 国立美術学校(エコール・デ・ボザール)から
サロン・ドートンヌへ
第2章 パリ・ニース・ニューヨーク
第3章 出版人テリアードと占領期
第4章 『ジャズ』と《聖顔》
という構成。
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ともにフランス近代絵画の巨匠となった
アンリ・マティスとジョルジュ・ルオー、
二人の半世紀に渡る友情と芸術の軌跡。
始まりは 国立美術学校の
ギュスターヴ・モロー教室。
ルオーは19歳で一発合格。
レンブラントの再来といわれ
モロー美術館の初代館長になった。
それに比べてマティスは最初は聴講生。
そんな二人の50年に至る友情。
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マティスは生き生きとした線
フォーヴィスムから
リズム感を持った単純な色彩の
装飾性のある絵へと。
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ルオーは厚塗り、
そして特徴的な黒い輪郭、
絵の質感を追求していき
宗教画へと進んで行きます。
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色彩画家と宗教画家。
華やかさと重厚さ。
対照的な画風を持った画家同士。
それでいて仲がいい二人。
約半世紀におよぶ二人の
手紙のやりとりも展示されていて
深い友情と信頼を
想像することができました。
手紙にも二人の性格の違い、
特徴がよく表れていました。