本は5年ほど前に読んでいます。
監督は熊澤尚人。
主演は吉高由里子、
人間の死が心の拠り所である
特殊な人間の
美紗子を演じます。
運命的に彼女と出会い、
夫となる洋介を松山ケンイチ。
その息子の亮介役は松坂桃李。
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余命わずかな父の部屋で「ユリゴコロ」と
書かれた古いノートを見つける亮介。
驚愕の内容のノートは事実か創作か、
母である美紗子の秘密を追求する亮介。
目をそむけたくなるような
凄惨なシーンも多かったですが、
吉高百里子・松坂桃李・松山ケンイチ、
それぞれが素晴らしく、
異常な世界に引き入れられました。
告白ノート「ユリゴコロ」を巡り、
過去、現在が交錯しながら
展開されていきます。
謎めいた秘密を抱える女性を演じた
吉高由里子、きれいでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/16/6b6c310c667598244b6b03366dba2c60.jpg)
リストカットを繰り返す女性、
佐津川愛美も強い印象を残しました。
原作にあった母の入れ替わり、
弟の存在、登場人物の設定など
少し違っていましたが
大筋は捉えていたように思いました。
最後は切ない思いに
なっていたかも知れないけど、
本を読んでいたので先が読める分、
冷静な気持ちで見ていました。
ラストの木村多江、
一人対複数、どう考えても実行不可能、
ありえないでしょう。