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押尾学の代役を監督が演じ、
4ヶ月遅れでやっと完成。
ピンチを乗り越えた映画です。
映画の内容も絶体絶命の男の逃亡劇。
この男、あるのは前科と借金、
この先の人生に望みを見いだせなくなって…。
窮地に陥った主人公、秀吉を、
高橋克典が演じています。
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物語は偶然、家出をしていた資産家の息子、
伝助と出会いから開始。
彼の誘拐を決意します。
そして5000万円の身代金の要求。
ところがこの資産家の息子、
伝助の実体とは…。
荻原浩の同名小説が原作。監督は榊英雄。
可愛い伝助には林遼威。
船越英一郎、YOU、哀川翔、菅田俊、
監督の榊英雄などが共演。
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本を読みました。
本に出てくる伝助は
可愛いすぎ!
映画の伝助はどうかなと
期待と不安がありましたが
バッチリです。
映画の伝助もほんとうに愛らしくって、
表情、態度、言葉のあどけなさに、
自然とほほがゆるみます。
哀川翔のヤクザの組長や、
船越英一郎の黒崎刑事はまさに適役。
そしてこの二人、色々事情を抱えていて
なんとなくユーモラス。
世の中から見放されたという高橋克典は、
この役にしてはちょっと
かっこよすぎかなという感じ。
監督が演じたインテリヤクザはよかったです。
舞台は春本番、
桜咲く、美しい景色を背景に
可笑しくて哀しい秀吉、伝助、
ほんとうの親子の様な二人連れ。
逃亡の結末は
なぜかほっとする温かさに包まれます。
本の感想は→こちらです。
一番良かったのは、ヤクザの親分夫婦かな。メチャ悲しみが伝わってきました。
子役、ふわふわとした
感じで可愛かったですよ(笑)
子供が誘拐されて
ヤクザの親分夫婦、
心が凍り付いたでしょうね