墓標なき街
百舌シリーズのなんと十三年ぶりの新作。
過去の百舌事件と不正武器輸出。
二つの事件が同時に進行、
そして交差。
尾行の先に見た黒頭巾の実体は…
大杉良太 倉木美希、
新聞記者の残間、大杉の娘めぐみ、
大杉の助手の美術講師・村瀬正彦等が登場。
大杉良太の娘、
めぐみは警官になっていて
時の流れを感じさせてくれます。
探偵の大杉と警官のめぐみが
同時に一人の人物を尾行したりします。
大杉も美希も年をとったのか、
今回はアクションはかなり控えめ。
はでな立ち回りはなく
どちらかというと頭脳戦。
ラストを読むと新たな百舌が登場しますが
まだ誰も正体をつかめず
終わってしまいます。
思ってみなかった人物でびっくり。
「百舌」シリーズは
これからまだ続いて行きそう。
続きが出ればまた読みそうな予感が…
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