花ごよみ

映画、本、写真など・

正俊寺の紫陽花

2011-07-05 | 古寺(花など)

杉木立の中の紫陽花、
そして五百羅漢。


紫陽花は、
少なくなってきましたが…




こちらのお寺では紫陽花に囲まれた
色々な表情の五百羅漢が
あちらこちらで顔を見せていて
楽しいというか、
不気味というか…










誰かが紫陽花を置いたのでしょう。
いい感じです。




山桃の実が赤く色づいていました。


色々なジャンルの方々がお出迎え。
ドラえもんもいます。


青紅葉が目にさわやか。

7月3日

(大阪府枚方市長尾宮前)





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神様のカルテ (夏川 草介)

2011-07-03 | 本 な、は行(作家)

主人公は栗原一止という名の、
夏目漱石を敬愛する内科医。
信州の小さな病院で働いています。

この病院は慢性的な医師不足で、
専門以外の診療をすることも常態化、
そして激務ゆえいつも睡眠不足。

そんな日々を送る栗原に、
最先端の医療を学ぶことができる、
母校の大学から誘いの声が…

でも、大学病院などに見放された患者、
その人たちに向き合うことができる今の病院で、
診療を続けることを選ぶ。

第十回小学館文庫小説賞受賞作。
文庫化されました。

世界で一番可愛い奥さん、ハルさん、
黒い化け物と評される友人の医師、
男爵、学士殿といった
古びた木造家屋に住む個性豊かな住人達、
看護師、先輩医師など…

主人公の周囲の人達も優しくて、
愉快で素敵な面々。

末期を迎えた患者、
安曇さんがこの世からの去り際に、
選択した治療法の是非は、
安らぎを得た穏やかな、
安曇さんの横顔が物語ります。

主人公の住む小さな町は
夜になると、たくさんの星の光で、
埋め尽くされたような美しい町。
その美しさに劣らない、
この小説に登場する人たちの、
きれいな心。

漱石に影響を受けたという、
主人公の独特で
古めかしい文章も、
最初は違和感がありましたが
慣れてくると楽しいです。
読みやすい小説でした。

櫻井翔、宮崎葵で映画化です。





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神戸市立森林植物園の七段花など

2011-07-01 | 写真(花、旅行など)


森林植物園では、
たくさんのシチダンカが咲いています。

シーボルトが「日本植物誌」で紹介後、
見た人がなく、
「幻の名花」と言われていたシチダンカ。
ここ六甲山中で再発見されたそうです。
見つけられてから
もう50年以上経ちますが…






山紫陽花の種類も多彩。













山紫陽花は小さくて、
はかなげな印象を受けます。


アナベル、
北アメリカ原産のアジサイ
まだ緑の花、
これから白くなっていきます


ヒメアジサイ、
まだまだ花色は
変化途上。

6月26日

(神戸市北区山田町上谷上字長尾)





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