アカショウビン宅の、クリスマスローズは今が盛り。
季節外れ? と思われそうですが、我が家のクリスマスローズはいつも3月に満開となります。
古い株は10年以上、花芽の数は少なくなってもまだ健在です。
去年は後半に体調を崩し、ほとんど庭の手入れはできませんでした。
ただ、パラパラと化学肥料をまいただけ。
花芽がでるかな、と心配しましたが、大丈夫でした。
クリスマスローズのお話をひとつ
クリスマスローズはドイツやイギリスでは、
クリスマスを祝う花として知られていて、
冬の花の少ない時期に咲く花「冬の貴婦人」とも呼ばれています。
そして、このクリスマスローズ(ニゲル)の白い花には、
キリスト教の国々で語り継がれている物語があります。
一人の貧しい少女がキリストの誕生を祝う事ができずに
流した涙が落ちた場所から、クリスマスローズ(ニゲル)の白い花が
咲き乱れました。
少女はその花を摘み聖母マリアとキリストに捧げたと伝えられています。
冬に力強く咲いてくれるクリスマスローズ。
しかし、クリスマスに開花するのは、「ニゲル」と言う品種のみ、
市場に多く出回っている「オリエンタリス」等は、2月から3月に咲きます。