夏は氷屋、冬は炭屋 333号 2008年08月07日 08時51分20秒 | 随想 冬に暖房を効かせ、アイスクリームを毎日食べ、夏に冷房の効いた屋台でおでんを食べる時代で誰も疑問に思わない。食べたい時に食べたい物を、金の力で満腹にしている。豊かな時代なのだろうか? 夏は氷屋、冬は炭屋の商売に馴染んだ世代である。狭いながらも楽しい我が家。老人の古き善き日本の郷愁で、若者から無視される。 春の鰹のたたき、筍。夏のうなぎ、鮎の塩焼き。秋の松茸御飯、栗御飯。冬の越前ガニ、石狩鍋。季節 . . . 本文を読む